細かくてキラキラしたビーズで作るビーズ工作。子どもの頃、楽しんだ方も多いのではないでしょうか?
私もその中の一人(笑)
最近は、小学1年生の娘がビーズ工作にハマり始めた影響で、今度は私が子どもの頃を懐かしみながら再ブレーク中のビーズ工作です。
ビーズ=子どもの工作というイメージでしたが、色や使うビーズで表情が変わるので奥深い!
今回は、娘と共にハマり出したビーズアクセサリーの作り方をご紹介します。
6歳娘でも作れる平面モチーフの編み図を用意しましたので、ビーズ工作初心者さんもご安心くださいね♪
目次
ビーズの種類
ビーズと言ってもたくさんの種類がありますよね。
ここでは、ビーズの種類についてお話します。
シードビーズ
ガラス製のビーズで、種(seed=種)のように小さなビーズのことを言います。
もっとも使用頻度の高いビーズで一般的なビーズと言えます。
中が空になったガラス棒を切って作られるビーズのため、ガラス棒の直径がビーズの大きさになるそうです。
同じ種類のビーズでも、メーカーやロットによって大きさが異なるので、いろいろなビーズの違いを楽しんでくださいね。
デリカビーズ
シードビーズの中でも穴が大きく、四角いビーズで、形が均一。
レンガを並べるように編んでいけるため、初心者さんも形が整えやすく、ビーズ編みに適しているビーズです。
ウッドビーズ
その名から分かるように、木から出来たビーズです。
いろいろな形、カラフルな色合いなので、使うだけでアジアンテイストのアクセサリーになります。
ウッドビーズ自体が大きめのものが多いので、大振りなアクセサリー作りに向いています。
他にもいろいろなビーズの種類がありますが、一般的なビーズ編みに使えそうなビーズのみ紹介しました。
どんな作品にどのビーズを選べばいいのか、参考にしてみてくださいね。
編み図とは?
編み物をされている方にはイメージしやすいかと思いますが、編み物と同じようにビーズモチーフを作る時にも「編み図」という図を見ながらモチーフを編んでいきます。
編み図には、
・必要なワイヤーの長さ
・ビーズの数(数字で表記)
・ビーズの色=長丸の記号
・ワイヤー=長丸の間を通る直線や曲線
で表してあります。
編み始めと編み終わり部分が分かりやすいように書き記してあり、ほとんどの作品が編み始め部分をワイヤーの真ん中部分として編み始めるようになっています。
ビーズ編みは、長丸と直線や曲線の見方が分かるようになれば、編み図を見ながらいろいろなモチーフ作りが可能!
基本の平面モチーフ作りに慣れてきたら、立体的なモチーフにも挑戦しても良いですね♪
編み図の見方
では、編み図の見方について写真付きでご紹介します。
1.
編み図近くにある、必要なワイヤーやビーズの数を確認して、必要なものを用意しましょう。
2.
「編み始め」と書いてある部分から編み始めましょう。
(今回の編み図は「ワイヤーはじめ」となっていますが、同じ事です。)
編む列(赤枠内)に必要なビーズの個数が書いてあるので、その数をビーズとワイヤーで編んでいきます。
3. 編み図を見ながら、書いてある段数を編み進めましょう。
4.
「編み終わり」(今回はワイヤー終わり)と書いてある部分まで編み、ワイヤー同士をねじり留めれば完成です!
ワイヤー同士をねじった後、5ミリくらい残してワイヤーを切り、裏側に折り曲げておきましょう。
実際の編み図を見てみると、編み始めが上からのものや下からのものなどがありますので、よ〜く編み図とにらめっこしてみてくださいね。
基本の編み図の見方が分かれば、いろいろなビーズモチーフ作りが出来るので、お子さまと一緒にビーズ編みデビューも楽しいですよ♡
ビーズモチーフを編んでみよう!
編み図について理解頂けたということで、早速ビーズモチーフを編んでみましょう。
6歳娘が言うことには、四角い形が一番やりやすいらしいので、四角いモチーフから始めようと思います。
色を変えたり、ビーズの個数を増やしたり減らしたりすることで雰囲気が変わってきますので、いろいろとチャレンジしてみてくださいね。
ボックスクッキーモチーフ(いちごミルク風)の作り方
◆用意するもの◆
- ビーズ(ベージュ、ピンクそれぞれ30個ずつ)
- ワイヤー(40センチ)
- ハサミ
◆作り方◆
1.
ワイヤーを40センチの長さにハサミで切りましょう。
2.
切ったワイヤーの真ん中に折り目をつけ、印をつけておきましょう。
《ポイント》
印を付ける必要はないですが、こうした方が真ん中が分かりやすく、両端のワイヤーを揃えやすいです。
印は、しっかりと付けなくてもオッケー!自分で真ん中が分かるくらいで大丈夫です。
3. 編み図の「編み始め」と書いてある部分から編み始めましょう。
(このモチーフの場合は、編み図の一番下になります。)
編み図の横にある数のビーズを用意し、ワイヤーの真ん中に通していきましょう。
≪ポイント≫
ビーズを通し終えた後、次の段に行く前にワイヤーを曲げておくと、逆流防止になり作業しやすいです。
4.
ビーズを通した反対側のワイヤーを、3のワイヤーと交差させ、互い違いになるようなイメージで通していきましょう。
5.
編み図に沿って、上の段も同様に仕上げていきましょう。
このモチーフの場合は、3段目まで同じ配色で編み、4段目から配色を変えて同じように編んでいきます。
《ポイント》
ワイヤーがゆるむと、網目部分がゆるみ、隙間の空いた作品になってしまいます。
ビーズを一段分通し終えた後は、両端のワイヤーを引っ張り、ワイヤー同士を引き締めるイメージで出来るだけ隙間がないようにしながら次の段に進みましょう。
ビーズを通し終えた部分を押さえ、ワイヤーをしごくようにして引き締めるとやりやすいです♪
引き締めた後は、仕上げにビーズ編みをした列を指で上下挟み込むようにして形を整えましょう。
ちなみに、完成してから形を整えようとしても、形が綺麗になりません。一段ずつ引き締めていきましょう。
6.
全部編み終えたら、残ったワイヤーを片方に寄せましょう。
ワイヤー同士を数回ねじって、ビーズが逆流しないようにしたら完成です!
今回は、クッキーモチーフとして2色使いにしていますが、1色使いにして四角モチーフにしたり、2色以上を使ってボーダー柄にしたりとアレンジしやすいモチーフです。
四方を茶色、中部分を白にすると食パンモチーフにもなりますよ♪パン耳の割合はお好みで調節してみて下さいね。
次はクッキーモチーフを使ったアクセサリーレシピを2点ご紹介します。
アレンジしてみよう!~応用編~
クッキーモチーフピアスの作り方
まず初めに、クッキーモチーフにリボンチャームを合わせたピアスの作り方をご紹介します。
◆用意するもの◆
- ビーズモチーフ 2個
- 引き揃え糸 適量
- ワイヤー(刺繍糸) 適量
- リボンチャーム 2個
- 丸カン 4個
- ピアス金具 1組
- ニッパー
◆作り方◆
1.
ビーズモチーフの編み終わり部分を輪っかのようにしてねじり、裏側で折り曲げましょう。
2.
ピアス金具とビーズモチーフ、リボンチャームに丸カンを通し、閉じましょう。
3.
引き揃え糸を耳から垂らしたい長さの2倍の長さを切り、タッセル状になるように折り畳みましょう。
折り畳んだ部分を刺繍糸やワイヤーなどでくくります。
4.
引き揃え糸で作ったタッセルの上部に丸カンを通し、ビーズモチーフの下側に繋げたら完成です!
5.
ビーズモチーフに丸カン、ピアス金具を通しましょう。
6.
ビーズモチーフの下部分に丸カンでリボンチャームを通したら完成です!
今回は、シンプルなチャームで大人可愛くアシンメトリーにしてみました。
引き揃え糸バージョンをセットにしても、ビーズモチーフ×チャームでシンプルセットにしても可愛らしいです。
リボンチャーム部分をティーカップチャームやフェイクスイーツチャームに変えても賑やかでポップなアクセサリーになりそうです♪
クッキーモチーフネックレスの作り方
◆用意するもの◆
- クッキーモチーフ 1個
- リボン 適量
- 丸カン 2個
- ネックレスチェーン 1本
- ニッパー
◆作り方◆
1.
リボンでミニサイズのリボンを作り、丸カンでビーズモチーフと繋げましょう。
2.
リボンの結び目に更に丸カンを通し、
ネックレスチェーンと繋げたら完成です!
今回は、秋冬バージョンでベロアリボンを合わせてみました。
季節にやモチーフに合わせて、サテンリボンやオーガンジーリボン、レースリボンなどのリボンに変えても素敵な作品になりそうですね。
また、ネックレスをブレスレットやアンクレット、ミサンガ、バッグチェーンなどと合わせても可愛くなりますよ〜♪
ブレスレットやアンクレットには、ビーズモチーフやチャームなどを複数個付けるのもおすすめです。
平面ビーズモチーフのクッキーモチーフを使ったアクセサリーをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ビーズの色合いや数の割合、大きさを変えたり、組み合わせるチャームやリボンなどで表情が変わるのでいろいろ試して自分好みにアレンジして楽しんでくださいね。
ビーズ編 関連記事ご紹介
・フェルトや布にビーズを縫い付け、刺繍のように仕上げる作品(ビーズ刺繍)の作り方をご紹介しています。
簡単?難しい? ビーズ刺繍 初心者 が挑戦してみた!【ハンドメイド無料レシピ】
・ビーズでボールをつくろう!コロンと可愛いビーズボール
ビーズボールの作り方!少しのビーズとテグスだけ!立体的なビーズボール【ハンドメイド無料レシピ】
・ビーズとワイヤーを使ってオリジナルピアスを作ろう!
ワイヤーピアスの作り方!ワイヤーとビーズを使って自分好みのピアスを作ろう!【ハンドメイド無料レシピ】
同じようにビーズを使うのに、また違った表情を見せてくれますよ♪
ビーズ作品、知れば知るほど奥深くて楽しいです(^^)♡
コメントを残す