自作モールドで広がるレジンクラフト!自分だけのモールドを作ってみよう!モールドの作り方【ハンドメイド基礎知識】

ぽかぽか陽気が続いたり、川沿いには菜の花が咲き乱れる光景が見られるようになったりと、寒い冬もようやく終わりを感じられるようになりましたね♪

お子さんがいらっしゃる家庭は、卒園、卒業、新入と慌ただしい時期でもあります。

転勤で引っ越し作業に追われている方もいらっしゃるでしょうか?

慌ただしい毎日の中で少し気分転換をしてみませんか?

今回は身近な物を使ってレジンの型作りから楽しめる方法を紹介します♪

レジンにハマってたくさんレジンクラフトをしているとどんどんオリジナリティを追求したくなるもの・・・

レジンクラフトに必須の空枠やモールドですが、市販のものに飽きたら自分で作ることもできちゃいます!

今回はそんな自作モールドの作り方をご紹介します!

自作モールド作りで使い勝手がいいのは「おゆまるくん」

さらに今回面白いのがクリアファイルを使った方法です!

簡単なモチーフなら手作りできるのでぜひチェックしてみてくださいね♪



◆用意するもの

・プラスチック粘土(おゆまるくん)
※最初のレシピで使用します

・クリアファイル
※2つ目のレシピで使用します

・使いたいチャームやホロ、ラメ、ビーズ、ブリオンなど

・ペットボトルのキャップ

・爪楊枝、マスキングテープ

画像の粘土は一度は見たことがある人が多いと思います。

お湯で柔らかくなるプラスチック粘土です。
100円均一で購入しました。

「おゆまるくん」という商品名で文具店や手芸やさんにも売っています。

飲み終わったペットボトルのキャップを洗って、水分を拭き取ったらさっそく作ってみましょう♪

ペットボトルのフタで作るモールド

1.

粘土をお湯につけて柔らかくしてひとまとめにします。

※お湯から取り出す時は割り箸などを使用して火傷に注意してください!

お湯の温度や浸す時間などは種類によって差があるかもしれないので、裏面に書かれている使い方を読んで参考にしてくださいね♪

【ポイント】
形はいびつでも問題ありませんが、型取りをする部分(キャップの大きさ)だけは平らにならしておいた方がいいです。

お湯から出すと徐々に硬くなっていくので、お湯につけたり出したりしながら作業をすると良いですよ♪

2.

柔らかくなった粘土にキャップをグッと押し付けます。

画像のように、面積が広い物を使って上からギュッと押すと、全体に均等に力を加えやすいです

作りたい作品の厚みの分だけ窪みを作ります。

厚い作品にしたいときは、深く押し込む必要があるため1の工程の時に大きめの塊を作っておく事が必要です。

【ポイント】
平らなところで作業をしてください。
凹凸がある所で作業をすると、底面が綺麗に出来上がりません。

底面を突き抜けてしまわないように気を付けてくださいね♪

3.

粘土が冷えて固まったらキャップを外します。
画像は撮影のために手を離したので、淵が広がって少し形がいびつになりました(笑)

安心してください!

キャップをギュッと押し込んだら粘土が冷えるまで少しの間、粘土がキャップの周囲から離れないように押さえておくと綺麗な型が出来上がります♪

4.

レジン液を8分目ぐらいまで入れて、お好きなチャームを配置します。

画像はドライフラワー、穴なしパール、蝶のメタルチャーム、乱切りホログラムを使用しています。

チャームの配置が終わったら、粘土の淵まで更にレジン液を入れて硬化します。

【ポイント】
UVランプに入れる事によって粘土が柔らかくなってしまうので、型が変形します。

層にしたい時は繰り返しの硬化は2~3回を目安にしてください。

5.

型から外してレジン液を盛って最後のぷっくり作業をします。

※粘土から外しているので、自分のお好みになるまで何度でも硬化を繰り返して大丈夫です。

このように形がいびつになった場合は周囲をヤスリで整えます。

ネイル用のヤスリで充分です♪

整えた上からレジン液を薄く塗ってコーティングすると綺麗になります。

6.

金具を取り付けたら完成です♪

チェーンを付けるとペンダントにも出来ますし、ピアス金具を付けてもいいです。

ペットボトルのキャップなのでヘアゴムにもちょうどいい大きさですよ♪

色々な型で楽しもう!

同じ方法でペットボトルのキャップに限らず、他にもたくさん使える物があります♪

画像は左から、リップクリームのキャップ、チューブ生姜のキャップ、クッキー型です。

キャップ類はレシピと同じ方法で良いですが、クッキー型は更にひと手間が必要となります。

石粉粘土(100円均一に売っています)で型を抜いた物を粘土に埋めます。

粘土が完全に乾くまで日数が必要ですが、小さいお子さまがいらっしゃる場合は、クッキー型抜きも親子で楽しめますよ♪

クリアファイルで作る空枠

1.

クリアファイルをカットします。

作品の厚みに合わせた幅に切りましょう♪

画像は4ミリ幅に切っています。

【ポイント】

クリアファイルに線を引くのではなく、点と点を目印にしてカッターで切ります。

一度で切ろうと思わずに定規に沿って何度かなぞってあげると綺麗に切れますよ♪

切った後は目印は拭き取って消してくださいね!

2.

端っこをピッタリ隙間のないように合わせてマスキングテープで止めます。

【ポイント】
マスキングテープは外側に貼ります。
内側に貼るとレジン液がくっついて硬化後に取れなくなります。

クリアファイルのツルツルの面が内側(レジン液を入れる側)になるようにしてください!

たいがいファイルの外側の方ツルツルの面になっています。

3

幅の広いマスキングテープで底面を作ります。

この時に楕円形にしたり、真ん丸にしたりと形を整えましょう♪

4.

枠の中全体にいきわたるぐらいのレジン液を広げます。

爪楊枝などを使って綺麗に広げたら仮硬化をして底面を作っておきます。

【ポイント】
レジン液を入れる前に枠とマスキングテープの間に隙間がないかしっかり確認をしてください!

隙間があるとレジン液が流れ出てしまいます。

5.

レジン液を8分目ほど入れて好きなチャームを配置します。

画像は、レジン用フィルム、押し花、乱切りホログラムを使用しています。

チャームの配置が終わったら枠いっぱいまでレジン液を入れて、しっかり硬化します。

6.

硬化したらクリアファイルの継ぎ目に貼ったマスキングテープを剥がします。

気になる凹凸があるときは、ヤスリを使って整えてあげてください♪

7.

最後の仕上げのぷっくり作業をします。

レジン液を全体にいきわたらせて硬化をします。

最後の硬化は長めにしてあげてくださいね♪

8.

金具を取り付けたら完成です。

チェーンにしたり、ピアスパーツを付けたり作りたい物に応じて金具を変えてください♪

アレンジしてみよう!

クリアファイルで展開図を書いてみましょう♪

算数の授業を思い出してください(笑)

このような三角柱もクリアファイルで作る事が可能です!

もちろん四角柱もできますよ♪

形を考えながら展開図を書くのも楽しいかと思います♪

今回は身近な物を使って型を作る方法をご紹介しましたがいかがでしたか?

レジン作品を作ろうとすると、いろいろなモールドやパーツがあるため、いろいろと買い揃えるとお金がかかるイメージもありますが、このように自分で工夫をして型を作る事も楽しめます♪

レジン用品売り場に行って理想の大きさの型がなくても、この方法を使えば充分楽しめます。

版権の問題があるため、キャラクターについては安易に型を取ったりしないように気を付けてくださいね!

■使ったもの(参考)■

(参考 紗や工房 商品番号:ap004835)
キャンディーレジン クリア

(参考 紗や工房 商品番号:ap002341)
穴なしパール/ラウンド・全球(約1.5mm)

(参考 紗や工房 商品番号:ap001110)
クラッシュホログラム/約0.3g ホワイト

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