夏の定番モチーフと言えばひまわりです。
一気に夏らしく元気なイメージに仕上がるので、アクセサリーに活用するとアクセントとなりますね。
今回はかぎ針で編んだひまわりでブレスレットを作成します。
ブレスレットと言うと、キラキラと光る物をイメージされるかもしれませんが、編み花で作るとどこか素朴で懐かしいアイテムになりますよ。
元となる土台の長さや幅を調節すればお子様向けのブレスレットも作れます。
詳しいかぎ針編みのやり方はお花と葉っぱの編み図の見方のページを参考にしてみて下さいね。
かぎ編みで花と葉を作ろう!かぎ編みの編み方&編み図
また、今回はレース糸ではなく刺繍糸を使って編んでいくので微妙な色加減も楽しめます。
同じ黄色では無くて色味の違う黄色を楽しむのも良いですね。
準備する物
・刺繍糸
ひまわりになる刺繍糸です。
今回はひまわりの中心部分の茶色と、花びら部分の黄色、葉っぱの緑を用意しました。
ご覧の通り色んな色味が揃っていて、手芸店などで1本100円程の値段で販売されています。
6本取りで編込んでいきます。
・綿糸
こちらはブレスレットの土台部分になります。
土台部分は刺繍糸よりも綿糸の方がしっかりと仕上がりますよ。
・ボタン
ブレスレットの留め具となります。
シンプルなものでも良いですし、わざと目立つデザインのボタンにするのも良いですね。
・かぎ針
ひまわり部分はレース0号を、土台部分はかぎ針4号で編みます。
同じ編み図のものでも、かぎ針の号数や糸を変えると大きさを調節できますよ。
・はさみと針
針は編み上がったひまわりを土台に縫い付ける時に使います。
はさみは手芸用のものでなくてもOKですよ。
作り方
1. 土台部分を編みます
綿糸で土台部分を編んでいきます。
まずは鎖編みを腕の太さに合うように編みます。
お花と葉っぱの編み図の見方のページに編み方の詳細が載っていますよ。
編み図、編み記号の読み方
かぎ編みで花と葉を作ろう!かぎ編みの編み方&編み図
【ポイント】大き過ぎても抜けてしまいますし、小さ過ぎても窮屈になってしまうので、丁度良い太さを調節しましょう。
今回は鎖40目作りました。
鎖が編めたら長編みを同じく40目編みます。
緩くなったりキツクなったりすると、先ほど調節した腕の大きさと違ってしまうので、注意しましょう。
ボタンホール部分を作ります。
こちらは使うボタンの大きさによって鎖の目数を調節しましょう。
今回は鎖5目で作りました。
2. ひまわり中心部を編みます
茶色い中心部分を編んでいきます。
編み図を参考に、輪を作り5目細編みを編込みます。
5目編込んだら、2段目に行きます。
前段の1目に2目編込み、合計10目作ります。
この様に前段に2目編込む事で円がどんどん大きくなっていきますよ。
【ポイント】
茶色の中心部分は2段編み込んで大きくした方が、よりひまわりらしく見えます。
3. ひまわり花びら部分を編みます。
茶色い中心部分の2段目にかぎ針を入れます。
茶色い糸は、最後の目に糸を通して始末しておいた方がやりやすいですよ。
編み図を参考に3目鎖編みをします。
次に同じ目に長編みを3つ入れます。
鎖3目と合わせると同じ目に4つ目がある事になりますよ。
次の目に引き抜き編みをして花びらが1枚完成します。
引き抜いた部分からまた鎖3目を作り10回繰り返します。
花びらが10枚できれば、ひまわりの花の完成です。
先ほど作った土台に合わせ、バランスを見て作る枚数を決めましょう。
4. 葉っぱを編みます
こちらは必ず必要ではありませんが、全体の色合いのバランスから緑の葉っぱがあれば良いな、と思う方はお作りください。
まずは鎖編み5目を作ります。
細編み→中長編み→長編み→中長編み→細編み、の順で鎖に編込んでいきます。
葉っぱの枚数は全体のバランスを見て決めましょう。
ひまわり同様刺繍糸の色味を変えても良いですね。
今回は3枚作りました。
【ポイント】
全てのひまわりと葉っぱを編み終えるまで土台に縫い付けるのは待ちましょう。
全体のバランスを見てから縫い付けた方が◎です。
5. ボタンを付けます
土台の端にボタンを付けます。
途中で取れないようしっかりと縫い付けましょう。
6. 花を縫い付けます。
今回はひまわりを4つ作りましたが、もっと数を増やしてもOKです。
花の中心部分に縫い付けます。
花びらの分部は縫い付けなくても大丈夫ですよ。
中心だけ縫い付ける理由は、花びらが浮いていた方が立体的に見えるからです。
次に葉っぱをバランス確認しながら縫い付けていきましょう。
完成です。
季節の花で楽しむのも◎
今回はひまわりでしたが、コスモスやウメ、パンジーなど季節の花々でアクセサリーを作るのも季節感があって良い物です。
レース糸や刺繍糸で編むアクセは華やかで印象的なのですが、派手になり過ぎないどこか純朴な雰囲気が漂っていますね。
編み花はアクセサリー以外にも使い道が沢山あります。
今回は平面的でしたが、立体的な編み花はとてもゴージャスに仕上がり、ジュエリーに負けないくらいの存在感が出ますよ。
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