編み物にチャレンジしてみたいけど、何からはじめたらいいの?という方のために、今回はかぎ針編みの基本を教えます♪
基本の編み目である「鎖編み」、「細編み(こま編み)」の2つの編み方をご紹介するとともに、この2つの編み方だけで編めるコースターの作り方を説明します。
基本をマスターしたら、大きさを変えたり色を変えたりと、アレンジするのも楽しいですよ♪
また、かぎ針編みに必要なかぎ針や糸は、100円ショップで購入することができます。
この機会に、ぜひ編み物をはじめてみませんか?
◆準備するもの
糸…今回は春夏らしい素材・色の糸をチョイスしてみました♪
針…かぎ針3号、5号(作り目用)
とじ針…100円ショップで買えます♪
はさみ…手芸用がおすすめです。
あると便利なもの
メジャー…編んだもののサイズ確認に使います。
編み方
コースターを作りながらご紹介していきます!
編み図
こちらが編み図です。手書きの上に、見づらくてすみません。
簡単に編み方を説明すると、作り目を24目編んで、鎖編みとこま編みを繰り返して編んでいきます。
もちろん、目数や段数はお好みでアレンジしてくださいね♪
作り目
まずは作り目を編みます。
1.
ここでは基本の編み方である、鎖編みを編んでいきます。
鎖が編み目に引っ張られてしまうので、作り目は実際に編む号数の2つ上のかぎ針で編みます。
今回は5号のかぎ針でゆるめに編んでいます。
このように、糸端を10㎝くらい残してかぎ針を糸の向こう側にあて、くるりと回転させます。
2.
針の背で糸を押すようにしながら糸をかけます。
3.
針にかかった糸を針先に引っかけて、輪の中から引き出します。
4.
引き出したところです。これが端の目になります。
この目は、目数には数えないので注意してください。
5.
針を糸の手前にあてて、糸をかけ、針先に引っかけるようにして輪の中から引きだします。
6.
鎖編みが1目編めました。
7.
これを繰り返して、鎖編みを24目編んでいきます。
これが作り目といい、土台の目になります。
1段目
つづいて1段目を編んでいきます。
このときに、針を3号に持ち替えます。
1.
立ち上がりの1目を編んでから、鎖を1目編み、作り目の鎖の端から2目めの裏山をすくいます。
裏山とは、編み目を裏から見たときに鎖の裏にある部分です。
2.
針に糸をかけて、手前の1目だけを引き出します。
3.
もう一度針に糸をかけて2つのループを一度に引き抜きます。
この1〜3の工程をこま編みといいます。
4.
続けて鎖編みを1目編み、作り目の鎖を1目とばして次の目を拾い、こま編みを編みます。
これを繰り返して、1目おきに作り目を拾いこま編みと鎖編みを交互に編みます。
5.
1段目が編めたところです。
2段目
つづいて2段目を編んでいきます。
1.
次の段の立ち上がりの鎖1目とその次の鎖1目を編み、編み地を向こう側に返します。
2.
前段の鎖の下の空間に針を入れて糸をかけて引き出し、こま編みを編みます。
これを「束(そく)に拾う」といいます。
このように、鎖編みとこま編みを交互にくり返して編み進めていきます。同じ要領で1段ごとに編み地を返しつつ、全部で20段編みます。
編み終わり
編み終わりの説明をします。
1.
最後の目を編んだら、そのまま糸を引いてループを大きくします。
2.
糸端を5㎝くらい残して、糸をカットします。
3.
ループの中に糸端を通して引き締めます。これで編み終わりました。
糸始末
つづいて糸始末の方法を説明します。まず編み地を裏側に向けます。
糸端をとじ針に通して、目立たないように編み地にくぐらせていきます。このとき、糸の中にくぐらせると抜けにくくなりますよ。
通したら、糸端は編み地のギリギリのところでカットします。
完成
これで完成です!
形が気になるときは、スチームアイロンをかけて整えてみてくださいね。
人によって編み方の加減が違うので、編み図のサイズ通りにならないこともあります。
◆アレンジしよう♪
同じ100円ショップの水色の糸を使って、ボーダー柄に編んでみました♪こちらは、4段ごとに色を変えています。
2段ごとに変えても可愛いですよ。
こちらは、水色と生成り色でコースター部分を編んでから、両端にフリンジを付けてみました!
こんな風に、ちょっとしたアレンジで雰囲気がガラッと変わるんですよ。
また、目数や段数を減らしたり増やしたりすることで、サイズを変えることもできます。
太めの糸で大きめに編んで、鍋敷きにしてもいいですね。
今回は100円ショップの糸を使いましたが、ぜひお好みの糸で編んでみてくださいね!
ここまで、かぎ針編みの基本を紹介しながら、コースターの編み方を説明してきました。
この記事を読んで基本をマスターしたら、ぜひいろんなアレンジに挑戦してみてくださいね。
糸の太さや、針の太さ、色や素材など、いろいろな要素を組み合わせることでオリジナルの作品が作れますよ。
今回ご紹介したコースターは、鎖編みとこま編みさえ覚えればすぐに始められます。
ぜひ、はじめての編み物の参考にしてみてくださいね。
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