かぎ編み初心者でも比較的チャレンジしやすいのが、お花のモチーフです。
これまでも、お花をモチーフにしたアクセサリーをいくつかご紹介してきました。
お花って、簡単に編めるのでつい沢山作っちゃうけど、作ったモチーフを何にするのかは悩みますよね…。
そんなお花のモチーフを、ブーケにしたら可愛いと思いませんか?
そこで今回は、お花と葉っぱを数本編んで、ブーケにする方法をご紹介します♪
ガクや茎もワイヤーを使ってしっかりと作り込んでいくので、リアリティのある仕上がりになりますよ。
レース糸で手のひらサイズに編むので、小瓶に挿して飾っても可愛いですし、ブローチなどにアレンジするのもオススメです。
ちょっとしたギフトにもぴったりですよ♪
では、用意するものから順にご紹介していきますね。
▼レース編みで作るお花のピアスもご紹介しています!
用意するもの
・糸 今回は100円ショップで売っている20番のレース糸を使いました。
・とじ針
・かぎ針 今回はレース針の6号を使用しました。
・はさみ
・メジャー ワイヤーの長さを測ります。
・ペンチ ワイヤーを閉じます。
・フェルト ガクの土台になります。
・ワイヤー 茎の芯になります。今回は24番の緑色を使いました。
・布切り用のハサミ ブーケを包むための生地を切ります。
・手芸用ボンド ワイヤーに糸を巻きつける際に使用します。
・目打ち フェルトに穴を開けます。
どれも100円ショップで手に入りますよ♪
・お好みの生地
・お好みの紐
ブーケを包むのに使用します。
作り方
大まかな作り方をご説明します♪
まず、花とガクを編みます。
次に、ワイヤーに糸を巻きつけて茎を作ります。
そして、ワイヤーに葉を編みつけていきます。
これをお好みの本数作り、最後に束ねて包み、ブーケにします。
では、詳しい作り方をご説明していきますね!
花の編み方
1.
まず、花の中心部分から編んでいきます。
輪の作り目で編み始めます。立ち上がりの鎖を編んでから、細編みを6目編みます。
2.
輪を引き締めます。最初の細編みに引き抜いたら、2段目に進みます。
3.
4.
全部で12目になりました。
5.
3段目は、引き抜き編みで編み進めていきます。この時、2段目の頭目の2本を拾いながら編んでくださいね♪
4段目からは花びらを編んでいくので、糸を変えます。
6.
鎖2目を編んで、2段目の細編みに引き抜き編みをします。4段目はこれを繰り返して編み進めていきます。
引き抜き編みをするときは、2段目の頭目の向こう側の1本を拾ってくださいね。最後は矢印の目に引き抜きます。
6.
続いて5段目を編みます。
鎖1目編んでから、先ほどの鎖編み2目に花びらを編み入れていきます。
7.
花びらは、
- 細編み1目
- 鎖編み1目
- 長編み3目
- 鎖編み1目
- 細編み1目
の順で編み入れます。
これをあと5回繰り返して、花びらが全部で6枚になるように編みます。
8.
花びらが6枚編めたら最初の目に引き抜き、6段目に進みます。
9.
鎖編み2目で立ち上がり、裏返して矢印の目に引き抜きます。この目は、4段目を編んだ時に拾った目と同じです。
続けて鎖編み4目を編み、4段目と同じ目に引き抜き編み。これを繰り返して編んでいきます。
10.
続いて7段目です。鎖1目で立ち上がったら、前段の鎖4目に花びらを編み入れていきます。
花びらは、
- 細編み1目
- 鎖編み1目
- 長編み5目
- 鎖編み1目
- 細編み1目
の順で編み入れます。
これを繰り返して花びらが全部で6枚になるように編みます。
11.
6枚の花びらを編んで、最初の目に引き抜いたら花部分は完成です。糸始末をして、手で軽く花びらの形を整えておきましょう。
ガクの編み方
1.
輪の作り目で編み始めます。立ち上がりの鎖を編んだら、細編みを14目編み、最初の目に引き抜きます。
この時、作り目の輪はゆるめたままにしておいてください。
仕上げで茎を通した時に、しっかりと引き締めます。
2.
続いて2段目です。前段の細編みに増減なしで細編みを編んでいきます。
編み終わりの糸端は、花の裏に縫い付ける時に使うので、20cmほど残しておきましょう。
茎の作り方
1.
ワイヤーを16cmにカットします。これが茎の芯になります。
2.
ガクの土台となるフェルトを丸くカットしていきます。見えなくなるので、色は何色でも構いません。
3.
目打ちで、ワイヤーを通すための穴を開けます。
4.
フェルトの穴にワイヤーを通し、3.5cmほどの長さのところで折り曲げます。続いてワイヤーの下の部分も折り曲げます。
5.
ワイヤーに糸を巻きつけて茎を作っていきます。まず、下の折り曲げた部分に数回巻きつけます。
6.
ボンドでしっかり固定しながら巻きつけます。
7.
ワイヤーの隙間をペンチでしっかり閉じ、糸端を切ります。そのままぐるぐると、フェルトの際まで巻きつけていきます。
8.
茎が完成しました♪
花・茎の仕上げ
1.
フェルト部分にボンドをつけて、花の裏に貼り付けます。
2.
ガクの中央に茎を通し、ゆるめたままだった作り目の輪を、ここでしっかりと引き締めます。
3.
残しておいた糸端にとじ針を通し、花の裏側に縫い付けていきます。
4.
完成です!
正面から見るとこんな感じ♪
続いて葉っぱの編み方を説明します♪
葉の編み方
1.ワイヤーを16.5cmにカットし、4cmのところで折り曲げます。
2.
折り曲げたところから、葉を編んでいきます。
3.
細編みを10目、ワイヤーに編み入れます。
4.
編み地を返し、10目編んだ細編みに、
- 鎖編み3目、長編み3目
- 長々編み2目
- 長々編み1目
- 長々編み1目
- 長々編み1目
- 長編み1目
- 長編み1目
- 中長編み1目
- 細編み1目
- 細編み2目
の順で編み入れていきます。
5.
もう一度編み地を返し、同じ細編みに、
- 細編み1目
- 細編み1目
- 中長編み1目
- 長編み1目
- 長編み1目
- 長々編み1目
- 長々編み1目
- 長々編み1目
- 長々編み2目
- 長編み3目、鎖編み3目
の順で編み入れます。
最初の目に引き抜いたら、糸始末をします。
6.
下のワイヤーを折り曲げます。
7.
折り曲げたワイヤーの間から、ボンドをつけながら糸を巻きつけていきます。
8.
葉の際まで巻きつけたら完成です♪
先ほど編んだ花と合わせると、こんな感じです♪
このまま花瓶に挿して飾っても、十分可愛いです。
ブーケにする場合は、花と葉をお好みの本数で編み足します。この時、茎の長さはバラつきがあった方が可愛いです。
ワイヤーの長さは16cmを基準に、プラスマイナス1cmほどで編むのがオススメです。
仕上げ
1.
花と葉を数本編んだら、束ねてブーケにしていきます。
今回はちょっとしたアレンジとして、お花の真ん中にペップを束にしてつけてみました♪
2.
ブーケを包む生地をカットしておきます。
3.
花を束ね麻ひもで結び、糸端を短くカットします。見えなくなるので、どんな紐でも構いませんよ。
4.
先ほどカットした生地で、ブーケを包んでいきます。
5.
お好きな紐で根元を結び、形を整えたら完成です!
◆アレンジ
一輪挿しにすると、また雰囲気が変わります。
いろんな花や葉を編んでみよう!
今回ご紹介した編み方以外にも、いろいろな花や葉の編み方があります。
ぜひ、お好きなモチーフで編んで、いろんな組み合わせを試してみてくださいね♪
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