タティングレースの編み方&作り方!繊細で細やかなてしごと【ハンドメイドの基礎知識】 タティングレース


タティングレースの編み方&作り方!繊細で細やかなてしごと【ハンドメイドの基礎知識】 タティングレース

タティングレースの編み方&作り方!繊細で細やかなてしごと【ハンドメイドの基礎知識】 タティングレース

レースは女の子がときめくものの1つです♪
細やかなものを見ていると、繊細でありながらも優雅にも感じませんか?
レースといえば、かぎ針で編むものを思い浮かべそうですが、レースには沢山の手法があります。
かぎ針編みレース、棒針編みレース、刺繍レース、タティングレース、フィレレースなどなど・・・。
こちらでは、その中のタティングレース(tatting lace)をご紹介していきますよ!

■タティングレースの歴史

タティングレースの歴史はとても古く起源はよくわかっていないですが、古代エジプトのロープ結びが基となっていると言われています。
その後、16世紀のイタリアでタティングレースの基礎的な技法ができたとされおり、大がかりな器具を使わずにできるということで、17世紀や18世紀ごろのイングランド女王もタティングレースの愛好家であったそうです。
タティングレースは貴族の間でも流行し、教養の1つとして習うものでもあるエレガントで気品ただよう手芸なんですよ♪

■タティングレースの種類

タティングレースには種類があります。
・ニードルタティングレース
・フックタティングレース
・シャトルタティングレース

ニードルタティングレースは、長い専用の針で編むタティングレース。
フックタティングレースは、かぎ針で編むタティングレース。

こちらでご紹介するのは、シャトルタティングレースです。

シャトルタティングレースは、「シャトル」と呼ばれる舟形の小さな糸巻きを使います。
シャトルに糸を巻き、結び目を連続して作っていくことでレースができあがるものです。
タティング、タッチングレース、シャトルレースとも呼ばれています。

■シャトルタティングレースで必要なもの

・シャトル
・レース糸
・接着剤やほつれ止め
糸の始末の仕方によっては、針も必要です。
最後の仕上げに、アイロン用のスプレーのりもあると便利ですよ。

◇シャトルについて

シャトルは、手芸店でも購入することができますが、現在は100円ショップでも取り扱いがあるお店もあります。
気軽にシャトルタティングレースに取り組めますよ♪

◇レース糸について

レース糸の#番号は、数字が大きくなればなるほど糸が細くなります。
細い糸を使うと、さらにエレガントで繊細な仕上がりになりますが、目が整えにくい上に、目の間違いに気づきにくくなるので注意が必要です。
まずは太めの糸から取り組んで、徐々に細い糸にチャレンジしていきましょう♪
糸が太いと、モチーフも大きくなります。

(左:#20 / 右:#40)
糸の色が単色だと色がそれだけになってしまうため、色の変化を楽しむためにグラデーションがかかっている糸を使うこともおススメですよ。

■下準備をしよう!シャトルに糸を巻く

タティングレースを作るためには、シャトルに糸を巻かないと始めることができません。
まずは、シャトルに糸を巻いていきましょう!

1.角が左側になるようにシャトルを持つ。

2.

シャトルの中央の穴に糸を通す。

3.

角がある側を下向きにして、糸玉につながっている方の糸を下に回します。 「カチッ」という音がしますよ。

4.

糸玉につながっている糸の上で、通した糸を丸くします。

5.

糸端を糸玉につながっている糸の下に通し、さらに丸くした糸の下から通します。

6.

糸端をひっぱり、結び目を作ります。

7.

糸玉につながっている糸をひっぱって、結び目をシャトルの中に入れます。

特に切らなくてもいいのですが、糸端が長すぎたりして邪魔だと思う場合は、短く切っておきましょう。

8.

シャトルの角は下向きのまま、糸をぐるぐると巻いていきましょう。
シャトルに糸が巻かれるたびに、カチカチと音がなりますよ。

時々シャトルの向きを変えながら、端の方も糸が回るようにします。
できるだけ均等になるように巻いていってください!

これでシャトルの準備はおしまいです。

【Point!】欲張りたい気持ちはよくわかります!
ですが、シャトルから糸がはみ出さないようにしましょう。
糸がはみでていると、糸の汚れにもつながりますし、シャトルの口がひらいてしまいます。
そして、たまにシャトルが分解してしまうこともありますので注意してくださいね。

【Point!】糸を巻き終わってもすぐに糸を切らないようにしましょう。 タティングレースは、作るモチーフによって用意する糸の方法が変わります。
・シャトルだけで作る
・シャトルと糸玉がつながったままで作る

作るモチーフが決まるまで糸は切らないでくださいね。

今回はシャトルだけで作る基本形なので、糸玉から切り離してもOKです。

■シャトルの持ち方と、糸のかけ方

タティングレースは、右手にシャトルを持ち、左手に糸をかけます。
利き手がどちらであっても、シャトルと糸の持ち方は同じです。

〇右手(芯糸):シャトルの持ち方

シャトルの向きは角が上になるように親指が下、人差し指が上になるように挟んで持ちましょう。

【Point!】糸はいつもシャトルの奥側からでているようにしておきます。
手前から糸が出ている場合は、シャトルから糸をだして奥側にするか、シャトルに巻いて奥側にしてくださいね。

〇左手(テンション糸):糸のかけ方

糸のかけ方にはいろいろとあるので、自分が持ちやすい方法を見つけることが大切です。 1.左手の親指と中指で糸をつまみます。

【Point!】糸は端から15~20cm程度残しておきましょう。

2.

シャトルから出ている糸を人差し指に回します。

3.

さらに小指に回して、最初の糸と一緒にはさんで持ちます。

横から見たら、影絵をする時のキツネのようになりますよ。

左手と右手の間隔は20cm程度あけておきましょう。

■タティングレースの基本の目

タティングレースを作るためには、目の作り方を覚える必要があります。 タティングレースの目は主に表目と裏目の2つです。

◇表目

1.

シャトルから出ている糸をつかんで、小指側から手の甲へと回す。

2.

左手の親指から人差し指にかかっている糸の下からシャトルを通す。

3.

人差し指の下にある糸を、シャトルがきちんと全部通りぬけるようにする。

4.

シャトルを基本の持ち方のまま、通り抜けた糸の上を通して引き抜く。

【Point!】この時、糸は親指とシャトルの間を通り抜けることになります。

【Point!】シャトルの糸が芯となって結び目を作っていくのですが、シャトルを普通にひくと結び目が左手側にできてしまいます。 親指と人差し指の糸を少しだけゆるめて、シャトル側の糸に結び目を移動させましょう。

結び目がきちんとできたら人差し指にかかった糸とシャトルをひっぱり、きちんと結び目をつくります。

これで、表目の完成です!

親指と中指の部分に結び目を持っていき、結び目をきちんと押さえてから次の目を作っていきましょう。

表目を連続して作ると、自然とねじれてきます。

◇裏目

1.

シャトルからでている糸を少しつかんで、左手の親指から人差し指にかかっている糸の上を通します。

2.

シャトルと親指の間にある糸をきちんと通しておきます。

3.

シャトルと人差し指の間に糸が通るように、シャトルを引き抜きます。

Point!】シャトルの糸が芯となって結び目を作っていくのですが、シャトルを普通にひくと結び目が左手側にできてしまいます。

親指と人差し指の糸を少しだけゆるめて、シャトル側の糸に結び目を移動させましょう。

結び目がきちんとできたら人差し指にかかった糸とシャトルをひっぱり、きちんと結び目をつくります。

これで、裏目の完成です!

裏目を連続して作ると、自然とねじれてきます。

表目と裏目は違いますので、注意してくださいね。

◇ダブルステッチ

ダブルステッチはタティングレースの基本で、表目と裏目で作る目のことです。

◇チェイン(ブリッジ)

ダブルステッチを続けて作っていったものをチェイン(ブリッジ)といいます。

◇リング

チェイン(ブリッジ)をしぼって「輪」にしたものです。

シャトルの糸へつながっている部分を押さえ、シャトル側の糸をひっぱります。

Point!】ここで問題が発生してきます。

左手にかけている糸は、目を作っていくとどんどん減って輪が小さくなってきます。

輪が小さくなってきたら、シャトル側を押さえて、反対側の糸を引っ張りましょう。

左手にかける糸が増えます。

もし糸が引っ張れない場合は目が違っているため、目をほどいてやり直しましょう。

◇ピコット(ピコ)

チェイン(ブリッジ)やリングからとび出した「輪」のことです。
ある程度ダブルステッチの目を作ります。
ピコットを作りたい部分は、表目の隔をあけて作りましょう。
続いて裏目を作ってから引き寄せます。

ピコットは、表目を作る時にあける間隔によって大きさが変わりますよ。

リングを作る場合でも、ピコットがあるのかないのかで印象が変わってきます。

◇タティングレースの表と裏について

ダブルステッチをしていると、どちらが表でどちらが裏かはわかりにくいです。

ピコットを作ると、表なのか裏なのかがわかります。
ピコットに対して糸が垂直な場合が表です。(左側)
ピコットに対して糸が同じ向き(水平)になっている場合が裏です。(右側)

◇目を間違えて作った場合は?

目を間違って作ってしまった場合は、糸をときましょう。
シャトルの角を結び目に入れて糸をほどいてください。

◇糸がなくなりそうなときは?

シャトルに巻かれている糸がモチーフを作れるだけない場合、シャトルから糸を取ってしまいましょう。
別のシャトルを用意して、角を使ってシャトルの中に入っている結び目を引き出し、角を使って結び目をほどいてください。

今回は、タティングレースに関する基礎知識と、基本的な編み方をご紹介しました。

次回、タティングレースの編み方をマスターしてタティングレースを使ったアクセサリーを実際に作っていきます!

タティングレース後編はこちら↓

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