目次
今回はハンドメイドで色んな活躍をする曲パイプについて、アレンジ方法、種類や用途、使い方等をご紹介していきたいと思います。
1.ハンドメイドの曲パイプとは
レザーやチェーンなどで作るアクセサリーのアクセントとして使われることの多い「曲パイプ」。
少し長めのビーズのように感じますが、曲パイプの名のとおり少しカーブを描いているのが特徴です。
レザーやワックスコードなどマットな素材に組み合わせることでキラリと光の筋が入り、高級感や質感の違いをを楽しむことが出来ます。
曲パイプを使ったアクセサリーはワックスコードに曲パイプを通しただけのシンプルなデザインも素敵ですし、ビーズ、チャームと組み合わせて華やかに仕上げることも出来ますね。
・ピアス
・ネックレス
・ブレスレット
シンプルなものを色違いで作って重ね付けしたり、ファッションや気分に合わせて付け替えたりするのも楽しいですよね。
2.曲パイプの種類
曲パイプの材質は金属で出来ていて、メッキなどで様々な色味のものがあり、またデザインや素材も沢山あります。
【曲パイプのカラーの種類】
・ゴールド
(参考:紗や工房 商品番号:ap001575 デザイン曲パイプ/カット模様(約20mm・幅約2mm)KC金)
・シルバー
(参考:紗や工房 商品番号:ap001573 デザイン曲パイプ/カット模様(約20mm・幅約2mm)白銀)
・金古美
(参考:紗や工房 商品番号:ap001040 曲パイプ(約20mm・径約2mm)金古美)
【曲パイプの長さや太さの種類】
長さや太さの種類もたくさんありますが、15mm~40mmのものが多く見られます。
・30mmのものと40mmのもの(太さは同じです)
【曲パイプのデザインの種類】
デザインもフラットなタイプから模様入り、S字状のもの、ラインストーンなどで装飾が施されたものまで豊富な種類があり、それぞれ手芸店によって取り扱いが異なります。
(参考:紗や工房 商品番号:ap001771 デザイン曲パイプ/S字・カット模様(約20mm・幅約1.5mm))
(参考:紗や工房 商品番号:ap003310 曲パイプ(小)/シルバー925/全長約28mm(パイプ内径約1mm外径約2.2mm) )
カーブの深さも様々なので、用途によって選び分けましょう。
【曲パイプの素材の種類】
素材は鉄や、銅、真鍮などからシルバー925の素材まで様々です。
(参考:紗や工房 商品番号:ap003079 シルバー925曲パイプ 約5cm・径約3mm)
3.曲パイプの使い方
曲パイプの使い方ですが、パイプなので筒の中心には穴が開いていて、そこへお好みの紐やチェーン、パーツを通して使います。
レザーやワックスコードなどの紐を通すときは、切り口を斜めにしておくと通しやすいですよ。
切っ先からスッとパイプの中に入るので、作業がスムーズに進みます。
また、曲パイプの内径と紐の太さがジャストサイズで少し通しにくいときは、紐をねじって押すようにすると通せます。
紐の長さに余裕があれば、端のほうに小さく穴を開けて針金や糸を通し、それを使って曲パイプへ通すことも可能です。
無理そうならワンサイズ大きい曲りパイプに替えましょう。
4.曲パイプのほかの使いかた
曲パイプはある程度の長さがあるため、アクセサリーのアクセントとして使えるだけでなく、紐やテグスなどの結び目を見せたくないときの隠し場所としても活用することが出来ます。
固めに結び目を作って、念のため接着剤などを結び目につけておいてから曲パイプの中に結び目部分を入れると、結び目を隠せます。
どうしても結び目が出来てしまうけれど、見せたくないときには曲パイプもお役立ちアイテムとなります。
【おまけ!】
紐の結び目など細かい場所に接着剤を付けたいときにもコツがあります。
直にいきなり付けるよりも、一度爪楊枝などで接着剤を掬い取ってからチョンチョンと付けていくと、やりやすいですよ。
5.曲パイプの代用品
曲パイプの代用品としてはロングタイプのビーズを使うのもいいですし、透かしパーツや座金パーツを少し曲げることでも代用が可能です。また、ワイヤーを丸ヤットコや竹串などを使ってぐるぐる巻きの筒状にし、紐を通せるようにすることも出来ますね。
・透かしパーツ
(参考:紗や工房 商品番号:ap003164 透かしパーツラウンド(径約15mm))
・座金パーツ
(参考:紗や工房 商品番号:ap000151 座金・花座パーツ ビーズキャップ 10mm 白銀)
・ワイヤーを竹串にぐるぐる巻きつけて筒状にしたものです。端を輪っかにして処理し、天然石をつけてみました。
これらの代用品の中から、座金パーツを曲げて代用する方法をご紹介していきます。
1.
用意するのは花座・丸ヤットコ・ペンチです。
2.
丸ヤットコで花座を挟み、丸みに沿って花座を曲げていきます。
3.
花座が丸く筒状に曲がりました。
4.
曲げた両端に隙間が出来ないように整えたら出来上がりです。
5.
上記の方法で3つ作成し、ワックスコードを複数本通してブレスレットにしました。少しハードな感じですね。
曲パイプはシンプルなものから装飾のあるもの、長さや太さも色々あり手芸店によって取り扱いも異なるため、見比べて選ぶ時間も楽しいですね。
もし迷ってしまったときは、仕上がりのイメージをしっかり描いておくといいと思います。
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