目次
今回はハンドメイドアクセサリー・リングを作る際のリング金具の使い方・コツ・レシピをご紹介します。
1. リング金具とは
リング金具とは、リングを作る際に用いる素材です。
別名でリング台とも呼ばれます。
リングの土台は出来上がっているので、装飾はリングのトップのみ。
ハンドメイド初心者の方でも、簡単にオリジナルリングが制作できます。
2.リング金具の種類
・シャワーリング台
メダル状の金具の穴にモチーフを編みつけていくリング土台です。
・カン付リング台
リングにカンついているリング土台です。
Tピン、9ピンなどで作ったモチーフを取り付けることができます。
・ 丸皿付リング台
リングに丸い平プレートがついているリング土台です。
ストーンやデコ素材などを貼り付けるだけなので、道具もほとんど必要なく、簡単に取り付けることができます。
・ おわん付リング台
リングにカーブのあるおわん型のプレートがついているリング土台です。
パールやストーンなど、立体的な素材を取り付けるのに適しています。
・ 立て爪付リング台
ストーンを固定する写真のような立て爪がついているリング土台です。
大きめのストーン、スワロフスキーなど、奥行きのある素材を取り付けるのに適しています。
・石座付リング台
ストーンに適している、爪なしのリング土台です。
接着剤などで貼り付け、埋め込むタイプになります。
爪付きのように埋め込み素材を傷つける恐れが少なく、初心者の方に向いています。
・サイズに関して
規格サイズ(7号・9号など)ファランジリングやフォークリングなど多サイズの展開があります。
最近ではアジャスター付のサイズフリーのリングなんかも既製品では販売しているので、製作でもチャレンジしても面白いと思います。
・カラーに関して
ゴールド、シルバー、アンティーク風のブロンズなど、カラーも豊富です。
作りたいモチーフと雰囲気を合わせるとリング全体のデザインがまとまります。
また、ストーン付などのデザインもあるので作りたい雰囲気によってリング土台を変えてみるのがおススメです。
華奢な指輪で指を綺麗に見せたり、太めの指輪でアクセサリーの存在感をあげたり、リング金具の太さによっても印象が変化します。
3. リング金具の使い方(基本)
では実際にアクセサリーを制作してみましょう。
今回はカン付きのフリーサイズリングを使用します。
① 材料の用意を用意する
お好きなカラー、サイズ、素材のリング金具と合わせるモチーフを選んでいきます。
② モチーフを作る
素材が決まったら、モチーフを制作していきます。
今回は小粒のパールと天然石を使用し1つずつTピンで留めていきます。
③ モチーフをリングにつける
モチーフができたら、丸カンでリングのカンにつけていきます。
引っかかったると取れてしまう恐れがあるので、丸カンの口は隙間のないようしっかりと閉めるようにしてください。
完成です!
モチーフが揺れて、可愛らしいリングが出来上がりました。
4. リング金具はこんな風にも使えます!
① チェーンの活用
基本の使い方で紹介した使い方の応用です。
2種類のサイズの違うリングにモチーフをつけた後、チェーンをつければチェーンリングに変身します。
また、リング1つでチェーンに長さを出せば、チェーンリングブレスレットも作れます。
リング金具を使って、指輪以外の装飾品へ制作できるアクセサリーも広がります。
②リング金具の使用方法を変える
『リングの種類』でご紹介しましたが、各リング金具にはストーン貼り付け用・レジン用など使用用途が書かれていることがほとんどです。
説明文で記載されていると記載通りに使用しなきゃと思われがちですが、決してそんなことはありません。
こちらのパールのリング。
台座付のリング金具、もしくはおわん付のリング金具を使用していると思いませんか?
実はカン付のリング金具を使っています。
片穴パールの穴を拡張し、リングカンをパールで覆うように埋め込んでいます。
使いたいモチーフに合うリング金具がない時は、いろいろな種類の中から合う金具がもしかしたら見つかるかもしれません。
② ネックレスのペンダントトップとして
リング金具は指輪として使用されるのが一般的ですが、ペンダントトップ代わりとしても使えます。
指輪にチェーンを通すだけなので、日によって簡単にトップが変えられ、コーディネートに合わせて、飽きることなく使い回しができます。
5. リング金具の代用品
リング金具がない時は、テグスを使ってリングを作ることもできます。
こちらは小粒のパールと丸カンをつけたチャームをテグスに通して結んだリングです。
リング金具に比べて、耐久性は弱くなりますが、テグスは伸縮性があるので装着が簡単です。
また、封入する素材の数や大きさで自分の指のジャストサイズで制作することができます。
以上、リング金具とは・種類・使い方・代用品・コツ・レシピでした!
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