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変わり糸でタッセルを作ろう!
今やタッセルがアクセサリーなどに欠かせないアイテムとなっています。
巷で売られているアクセサリーに小ぶりなタッセルが付いているのをよく見かけますよね!
今回は人気のタッセルを変わり糸で作ってみようと思います!!
まずは、変わり糸の説明です。
現在様々な色やデザインが施した糸が出回っています。
そのような糸を「変わり糸」と呼びます。
変わり糸で代表的な老舗糸メーカー「AVRIL」(アヴリル)が有名ですが、画像の糸のように手芸屋さんでも手に入りますし、100均でも出ています。
ちなみに左側は手芸屋さん、真ん中と右の糸は100均です。 お好みに合わせて選んでみてください♪
オススメはメタリックの糸です。
特に金色、銀色の糸は、欠かせません。
画像の糸はAVRILの糸です。(廃盤になっている可能性あります)
コサージュなどのアクセントにもなりますよ!
それでは、「変わり糸」で、タッセルを作っていきましょう!
用意するもの~材料一覧~
・お好みの変わり糸
・くし
・厚紙
・メモ用紙
・ものさし
・糸がよく切れる手芸用のハサミ
※ポイント※
*糸がよく切れればどんなハサミで良いですが、紙などを切っているハサミは、糸が切りにくいと思います。
また手芸用で使っているハサミで紙を切っていると糸や布が切りにくくなり手芸用のハサミとして使えなくなることもありますので、分けて使うことをおすすめします。
~材料の詳細~
・変わり糸
今回は、こちらの糸を使います。
糸の種類やデザインはお好みで構いません。
手前のアイボリーホワイトの糸は100均、メタリック調の変わり糸はAVRILの物 奥のきみどり色の糸は、手芸屋さんに売られていた物で紙のような素材です。
・くし
「くし」はタッセルの糸を揃えたり、糸をほぐす際に使います。
100均でも売られているので、この櫛タイプのものを用意してください。
1つ持っておくと便利ですよ。
・厚紙
そしてタッセル作りに欠かせないのが「厚紙」です。
厚い紙なら何でも構いません。
厚紙は、売られているインナーや下着類に付いている中敷きや、お化粧品の外箱など購入したときに取っておけば、わざわざ買わなくても十分に使えますよ!
それでは、材料が揃ったところで、作っていきましょう!!
作り方
1.厚紙を約11cm×8cmにカットします。
*11cmの長さがタッセルの長さになるのでお好みで調整していただいても構いません。
2.先ほど材料で紹介した糸を用意します。
3.糸の端を揃えます。
うまく長さが揃わなければカットしてください。
4.揃えた3本の糸をしっかりピンっと引っ張ります。
※ポイント※
これからの工程は「引き揃え」と言い、違う種類の数本の糸を1つにしていきます。
5.厚紙に揃えた糸を巻いていきます。
片方の親指でしっかり糸を押さえてください。
6.しっかりと押さえながら、くるくると巻いていきます。
※ポイント※
とにかく糸が、たるまないように!!!
7.10回ほど巻いたら、ハサミでカットします。
キレイに揃えてカットせず、少し糸を残します。
8.15㎝ほどカットした糸を用意して厚紙に巻いた糸へ通します。
9.輪っかになるようにして固結びをします。
くくった後、少し引っ張って整えます。
*タッセルをぶら下げる部分になります。
ここで作っておかないと、糸が通しにくくなってしまいます。
10.厚紙から糸をゆっくりと外します。
巻いた糸がバラけてしまうので、少し慎重に外してくださいね!
このように厚紙から外したら…
11.巻いた糸本体と、通して輪っかにした糸をしっかり引っ張りたるんだ糸を整えます。
糸がピンとするよう引っ張ってみてください。
いよいよタッセルの頭部分を作ります!
この仕上げで作品の完成度が大きく異なります!
*今回は分かりやすく、濃緑色の糸を使用しています。
タッセルに使用した同じ糸で構いません。
糸はカットせず玉のまま用意してください。
*縫い糸の場合は、黒糸がオススメです。
12.10㎝ほどの糸を画像のように輪っかにします。
13.糸の端を手前に置いて、繋がっている方の糸を持ちます。
※ポイント※
糸の端は長めにとってください!
14.糸の先端側を上向きにして、本体側の糸を巻いていきます。
輪っかにした糸にかかるように巻きます。
15.先端の糸を巻き込まないように巻いていきます。
巻きの回数はお好みです!
巻く数が多いほどスタイリッシュな仕上がりになります!
今回は15回程巻きました。
16.巻けたら本体側の糸を少し残してカットします。
17.カットした本体側の糸を輪っかの中へくぐらせます。
18.このようになります。
そして、上に出ている糸と下に出ている糸を引っ張ります。
19.上の糸から引っ張り、次に下の糸をギュっと引っ張っていきます。
しっかり親指で糸を押さえておきましょう。
20.輪っかが巻いた糸の中に入って締まっていきます。
キレイに締まるまで引っ張ります。
21.引っ張ったら糸を切り処理します。(2本ともカットします)
本体の糸を切ってしまわないように注意してください!
出来上がりました!
次は房を整えながら仕上げの段階です。
22.房の輪になっている部分をハサミでカットしていきます。
23.10×4cmほどメモ用紙をカットしてタッセルの房部分にかかるように置きます。
24.房の先が出るように房をくるくると紙で巻いていきます。
25.巻いた紙の端に合わせて、真っ直ぐになるよう房の先をカットします。
紙は切らないようにしましょう
このように仕上がりました。
26.くしで優しく房をときます。
※ポイント※
強くするとせっかくの房がばらけてきますので力強くしないように!
27.くしでといた後の不揃いの糸をハサミで糸先を揃えます。
完成です!
少しおおぶりなタッセルが出来上がりました!
ではタッセルのレシピをマスターしたら色々な種類の糸で作ってみましょう!!
色んな糸で作ってみよう
色合わせのご参考にどうぞ♪
ピンク系
写真の上から・・・
オフホワイトの毛糸、ポンポンの付いた糸(上2点は100均で購入)、
ラッピング用の変わり糸
作り方は先ほどの工程と同じです
下記のようなタッセルになりました!!
少し多めに巻いています。
ピンクのポンポンがアクセントになっています!
赤系
写真の上から・・・
2段目までAVRILの糸、
雑貨屋さんで購入したハンドメイドの引き物の糸
キツく見えがちな赤は他の色を入れることで緩和されます。
*真っ赤なタッセルを作る際は、赤い糸一種類のみ(他の種類は入れない)で作るとキレイです。
2種類(ナチュラルテイスト)
写真の上から・・・
ベビーピンクの毛糸(100均で購入)、
AVRILの糸(2種類で巻いているタイプ)
今度は2種類の糸を一緒に巻かず、下記画像のようにそれぞれ分けて巻きます。
このように縦の二層で分かれたスタイリッシュなタッセルに仕上がります。
使用例
バッグチャームとして
既製品のバッグチャームにタッセルをぶら下げるだけ!
タッセルのサイズ感がポイントです!
インテリアとして
今回画像ではアンティークの壁掛けにタッセルを下げています。
画鋲でランダムに掛けてもGOOD!
簡単なアクセサリーを作ろう!
今回使う糸は、あらかじめ色んな糸で組み合わせた「引き揃え」タイプの糸を使います。
ちなみにこちらも100均で売っています。
ピアスを作ってみよう!
用意するもの~材料~
・お好みの引き揃え糸 12cm
・ピアス(イヤリング)金具 1ペア
・丸カン 2個
・縫い糸
カラフルな糸がオススメです。
色んな色がセットの縫い糸を持っていると便利ですよ♪
用意するもの~道具~
・ヤットコ
1.12cmくらいにカットした糸を半分に折ります。
2.変わり糸を半分に折ったところまで丸カンを通し、ヤットコを使って引っ張ります。
3.縫い糸で巻いてタッセルに仕上げます。
*巻き方は、上記のレシピを参照してください。
このようなタッセルが出来上がりました。
これをもう一つ作ります。
4.ピアス金具を付けると完成です!
もちろんイヤリングも全く同じの工程で出来ます!
イヤリングを作ってみよう!
糸を変えて、イヤリングで作るとまた雰囲気が変わりますね!
簡単ブローチを作ろう!
今度はこのような変わり糸を使います。
全てAVRILの糸なので、デザイン性がありますね♪
お持ちでない人は100均で、ラッピング用の糸を組み合わせても素敵ですよ!
作り方は上記のタッセルピアスと同じ工程で作ります。
ブローチ金具(安全ピンでも可)を丸カンに通すだけで完成です!
余り糸などでも簡単に作れます!
バッグなどに着けるとワンポイントになって特にオススメです♪
いかがでしたか??
今回は変わり糸を使ってタッセルを作りました!
ご紹介したレシピを覚えておけば、縫い糸でオーソドックスなタッセルを作ることもできますよ!
是非、チャレンジしてみてくださいね☆