ビーズステッチのアクセサリーというとビーズをふんだんに使ったゴージャスで華やかなものというイメージがありますよね!
ちょっと普段使いしにくいと思っていませんか?
ビーズステッチはアクセサリーに丁度いいサイズのモチーフだって作ることもできるんですよ!
モチーフを作ることで色々なアクセサリーに応用ができるのでビーズステッチがぐっと身近な存在になるのではないでしょうか?
今回はメタルフープを芯に活用したサークルモチーフを紹介します。
芯となるものがあるだけですごく作りやすくなりますよ♪
今回も使う技法は「ブリックステッチ」のみです!
▼ブリックステッチの編み方・作り方 基礎編はこちら
目次
季節のハンドメイドもちょこっとご紹介
ビーズで七夕アクセサリーを作りませんか?
こちらはペヨーテステッチを使って七夕の短冊を作ります♪
▼デリカビーズでゆらゆら短冊を作ろう!ペヨーテステッチに挑戦
用意するもの
・A チェコファイアポリッシュ ジャンキルAB 3mm…18〜19個
・B デリカビース DB-621…20個
・C デリカビース DB-983…18〜19個
チェコビーズはサイズさえ合っていれば何色でも構いません。
デリカビーズを丸小ビーズに変更することも可能ですが、その場合は使う個数に違いが出てきますのでそこはうまく調節してくださいね。
・9mmメタルフープ…1個
芯となるメタルフープです。
写真のメタルフープはシルバーですが、もちろんゴールドでも真鍮古美でもなんでもOKです!
作りたい雰囲気に合わせて選んでくださいね。
・12号ビーズ針(長針)
・SoNo ビーディングスレッド 白…約1m
・ビーズマット
作り始める前の準備
1.
デリカビースのDB-983は緑〜黄色のミックスカラーとなっています。
そのためこの中からオレンジだけを抜き取る作業をします。単色使用の場合はこの作業は発生しません。
2.
ビーディングスレッドの巻きグセを取ります。
15cmくらいの間隔で糸を持ち、左右に軽く引っ張ると巻きグセを取ることができます。
作り方
1.1段目を作ります。
Bのビーズを1個針で拾い(【1】)、メタルフープをくぐらせます(【2】)。
糸端を約20cm残したあたりで再度Bのビーズに針を入れます。(【3】、【4】)
糸を拾って行うブリックステッチをメタルフープを拾って行うイメージです。
2.
続いてBのビーズを1個拾い、メタルフープを巻き込むようにして針をBのビーズに通します(【5】〜【7】)。
3.
工程1、2を繰り返してメタルフープの周り1周編みつけていきます。
1周編みつけられたら最初編みつけたBのビーズに上から針を入れ(【8】)、メタルフープを巻き込むように針を動かして(【9】)再度Bのビーズに針を入れます(【10】)。
これで1段目の完成です。
4.続いて2段目と3段目を作ります。
ビーズA、C、Aの順番でビーズを拾い(【11】)糸が出ているすぐ隣の1段目のビーズを橋渡ししている糸に針を入れます(【12】)。
そのまま再びビーズA1個に針を入れて糸を引きます(【13】、【14】)。
ビーズC、Aの順番でビーズを拾い(【15】)先ほど針を入れた糸の隣に針を入れます(【16】)。
その後再びビーズAに針を入れます(【17】、【18】)。
このあとも同様に繰り返し編んでいきます。
しばらく編んでいると写真上のようにモチーフが波打ってくるかと思います。
その場合は波打ってき始めたところまで解いてから一つ糸を飛ばして針を入れます。
1周編む間に2箇所くらい飛ばすとモチーフが波打たずに落ち着きます。
5.
最後まで編んだらビーズCを1個拾い(【20】)、最初のビーズAに上から針を入れます(【21】)。
その後すぐ下にある1段目の橋渡しの糸に針を入れて(【22】)再度ビーズAに下から針を入れます(【23】)。
これで2段目と3段目の完成です。
6.糸始末をします。
編んだビーズの中をあちこち針を進めていきます(青線)。
その時、編んでいる糸に沿うようにもしくは段と段の間に隠すように糸を巡らせます。
ある程度進んだところで糸を切ります。
編み始めの20cmの糸端(赤線)も針を付けて同様に行い糸を切ります。
これでモチーフの出来上がりです!
作ったサークルモチーフをアクセサリーにアレンジしていきましょう!
サークルモチーフを使ったイヤリング(ピアス)の作り方
準備するもの
・サークルモチーフ…2個
・Tピン…2本
チェコビーズに通すのでTピンは径が0.6mm以下のものを使用してください。
・イヤリング金具(ピアス金具)…1セット
・Cカン(なくても可)…2個
・指カン
・ニッパー
・丸やっとこ
・平やっとこ
作り方
1.サークルモチーフにTピンを取り付けます。
Tピンを入れる場所は写真のように隙間が他のところに比べて大きく開いている場所に入れるとTピンのおさまりがいいです。
その後、Tピンをビーズの根元から直角に曲げて(【25】)7mmほど残してニッパーで切ります(【26】)。
そのあと丸やっとこでピンを曲げます(【27】)。
もう一つのモチーフも同様にTピンをつけてください。
2.まとめます。
Cカンを使ってモチーフとイヤリング金具をつなぎます。Cカンを使わずに直接つないでもOKです。
Cカンを使うとモチーフが揺れ、動きのあるイヤリングになります。つないだら出来上がりです!
写真のように間に9ピンを使ってビーズを足すのも素敵です。
サークルモチーフを使ったブレスレットの作り方
作るときに段数を変えると大きさの異なるモチーフができます。これを使ってブレスレットも作れちゃいます。
サークルモチーフは小サイズが1段目のデリカビーズのみ。
中サイズが先ほど紹介した3段のもの。大サイズが4段のものになります。
大サイズは中サイズの2段目に丸小のシードビーズを使います。
ここでもモチーフが波打たないように途中調整しながら編んでくださいね。
Tピンを取り付ける場合はイヤリングの時とは違い、今度は直線上に2箇所取り付けるので場所にこだわらずTピンが通る場所に通してください。
赤のブレスレットのTピンは一重で丸めていますが、より強度を持たせたい場合は緑や青のブレスレットのように二重にするといいですよ♪
最後に丸カンを使いモチーフと金具をまとめたら出来上がりです!
ビーズステッチを「モチーフ作り」という面から見てみると製作の幅がぐっと広がります。
段数を増やすことでモチーフ自体の大きさも雰囲気も調節ができるので作りたいアクセサリーに合わせてカスタムできるのも魅力です。
ブリックステッチだけでサクサク作れるのでたくさん作り溜めておいて最終的にはビーズカーテンにするなんていうのも素敵ですよね♪
普段使いにビーズステッチのアクセサリーを是非取り入れてみてくださいね。
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