ウエディングにも人気♪トピアリーの作り方・コツ!あじさいプリザーブドフラワーとベリーのトピアリー【ハンドメイド基礎知識】

トピアリーとは西洋である形に刈り込まれた庭木のことを指します。

今回はその雰囲気をインテリアに取り入れたナチュラルテイストのアレンジ「トピアリー」をプリザーブドフラワーとアーティフィシャルパーツで作ります。

お部屋のデザインに合わせたり、好きなお花やカラーで自分の好みのトピアリーを作りましょう!
お花やパーツをフローラルフォームへ刺していくだけなので初心者さんでも簡単にできるインテリア小物です。

近年、ウエディングのシーンでもよく使われていますね。

プレゼントやギフトとしてもトピアリーはおすすめ!
メッセージカードを一緒に刺してもかわいいですね♪



◆トピアリーってなに?

トピアリーはもともと、西洋式の庭園で樹木の葉を刈り込んで鳥や動物などを形作る立体的なオブジェのことです。

ディズニーの不思議の国のアリスの中でハートの女王の庭にハートの形に刈られた植木が出てきますが、まさにあれです。

最近では、卓上のインテリアとして小さなサイズで花器にあしらうトピアリーが人気です。
今回は、そうした小さなサイズのインテリア小物としてのトピアリーの作り方をご紹介します。

◆トピアリーの作り方

◆用意するもの

①花器 1つ 大きさの目安 一辺が7センチ程度の直方体や直径7センチ程度の円柱形

②プリザーブドフラワー ソフトピラミッドアジサイ レギュラーサイズを1/3~1/2程度

③お好みのパーツ 直径が1~1.5センチ位のもの 数種 20~25個

④フローラルフォーム(ドライ用か両用) 1本

⑤フローラルワイヤー ロング 太さ 28番 10本程度

⑥モス 卵1個分程度

⑦枝 10~15センチ程度

◆作り方

1. 花器にフローラルフォームをセットします。

花器の高さより5ミリ位低くなるようにカットし、フローラルフォームの底にまんべんなくグルーをつけて花器にセットします。

2.

フローラルフォームの表面をモスで隠します。

28番のワイヤーを5センチ弱にカットしユーピンのように曲げて5箇所程度とめつけてモスがばらけないようにします。

後ほど、枝をさすので中央にはピンをささないようにしましょう。

3.

フローラルフォームを球形にカットします。

まずはフォームを直方体に切ります。

【ポイント】
大きさの目安は、花器の一辺(円柱の場合は直径)より2センチ程度小さい位です。
(花器の一辺が7センチなら球の直径は5センチ程度が適当です。)

球形になるよう角を少しずつカットしましょう。

【ポイント】
球はパーツやお花をさしたあとの出来上がりが花器の直径より3割程度大きくなるようにデザインします。

(パーツがフローラルフォームの表面より2~3センチ程度出るように生けると、出来上がりは約10センチの球になります。)

4. 球形にカットしたフローラルフォームの中央に枝をさします。
さす前に枝の先1センチ位の周囲にグルーをつけて固定させます。

5.そしてこれを花器にセットしたの中央に深く(3センチ位)さします。

この時枝の下側3センチ程度にグルーをつけておきましょう。

【ポイント】
自然な枝はまっすぐでない場合も多いので、枝をくるくるとまわしながら、どこを正面にさすかあらかじめ決めてからグルーをつけるといいでしょう。

6.

次はベリーのパーツ等でアウトラインを作っていきます。

写真のように左右上下各一個さします。差し込み部分は2センチ程度です。

しっかりと固定させたい場合はパーツの先に少しグルーをつけてさします。

【ポイント】
アレンジの際にはパーツの先端を目で追いかけていったとき、きれいな円形を描いているか確認して調整しながらさしましょう。

7.

次は花器を90度回転させて、先ほどとは違うパーツを左右各1個に指します。

上から見ると中央と左右上下にパーツが入っているのが見えるはずです。

この6パーツがよいバランスで入っていると後の作業が順調ですので、丁寧にチェックしてください。

そして残りのパーツをバランスよくさしていきます。

ポイントはこれまでさしたパーツとパーツの中央の位置にさし、同じパーツが重ならないように色を散らしていくことです。

常にパーツの先と先を線でつないだとイメージした時、円が歪でないか確認しながら作業をしましょう。

8.

パーツを8割程度さしたら、アジサイを小分けにしてさします。

花びらを枝のついた状態で2~3センチ程度の長さになるようにカットします。
ユーピン状のワイヤーを用意し、アジサイの枝が分岐しているところにひっかけます。

ワイヤーの片方はアジサイの枝にそわせたまま、もう一方のワイヤーでアジサイの枝とワイヤーをしばります。

こうすることでやわらかに茎を作り、アジサイが刺しやすくなります。

すでにさしたパーツの間を埋めるようにアジサイをさしてアレンジを仕上げていきます。
ぬけ落ちが心配な場合はワイヤーの先端にグルーを少しつけるといいでしょう。

【ポイント】
アジサイは面倒でもパーツをたくさん作った方が最終的にきれいに仕上がります。

【ポイント】
片手で花器を持って寝かせた状態で見るときれいな円形になっているか確認がしやすくオススメです。
時々くるくるとまわしながらどこからみてもきれいな球形になるように形を整えます。

9.

少し豪華なアレンジにしたい場合はプリザーブドフラワーのバラを3~5輪プラスしてみましょう。

花首が2センチ程度のものがおすすめです。バラはワイヤーをあてがい茎をつくります。
ガクの下にあるぷっくりした部分にワイヤーを貫通させて、折り曲げユーピン状にワイヤーをセットします。

2本のワイヤーは3センチ程度にカットしましょう。
バラは縦や横に並ばないようにジグザグに配置するときれいにみえます。

◆アレンジ

枝にリボンをあしらったり、モスをひいた所に残ったアジサイをアレンジしたりしてこだわりのお気に入りポイントを作るのもおすすめです。
誕生日や祝い事のプレゼント、ギフトであれば、メッセージカードやポップを一緒に刺してもかわいいですね!

今回は赤、青、白のトリコロールでフレンチっぽい雰囲気にしましたがライトブルーや白のあじさいに貝殻のパーツなどをプラスするとさわやかな夏のアレンジになります。

赤いベリーのパーツにオレンジや深いグリーンをあわせると秋らしい雰囲気に。

白のアジサイに星やキラキラパーツをあしらうとクリスマスバージョンにもアレンジできます。

上手に作るコツはさしていくときに、こまめにまあるい形になっているかチェックしながら形を整えていくことです。

なんだかきれいじゃないなあという時はさした花の長さが長すぎるか短すぎるかすることがほとんどです。
さした花やパーツの先端をよくみて円形になるように少しずつさしていきましょう。

簡単にできるちょこっとインテリア小物♪
ぜひお好みのお花やカラーで作ってみてくださいね!

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