レジンの色付けのやり方♪|比べてみた!3種類のレジン着色方法<後編>【ハンドメイドの基礎知識】

前編では、レジン初心者さん向けに、必要なものやあると便利なものをご紹介しました!

レジン始める方の必需品&あったら便利なもの|比べてみた!3種類の着色方法<前編>【ハンドメイドの基礎知識】

また、3種類の着色方法

・「ホロフレークでキラキラにする作り方」
・「背景シートを使った作り方」
・「着色レジンを使った作り方」

の中から、「ホロフレークでキラキラにする作り方」をご紹介しました!

今回は、
・「背景シートを使った作り方」
・「着色レジンを使った作り方」の2種類を、キーホルダーを作りながらご紹介します。



比べてみた!3種類の着色方法

背景シートを使った作り方

1.

ミール皿の型取りをします。
クッキングシートやマスキングテープで型取りすると便利です。
使いたい背景シートを型に合わせて丁寧に切り抜きましょう。

ミール皿を売っている時についている台紙に型がついている場合もありますよ。

2.

ミール皿全体にレジン液を伸ばしてから背景シートを入れます。
シートの上からレジン液を少し足します。

ピンセットや爪楊枝でシートを抑えて、シートとミール皿の間に入っている空気を抜きましょう。端っこから小さな気泡がポコッと出てきます♪

空気を抜いて気泡を取り除いたら一度目の硬化をしてください。

【ポイント】
シートの真ん中から端に向かって少しずつ押さえていくと空気が抜けます。ピンセットを滑らせるのではなく、移動させながら押さえてくださいね!

3.

透明なフィルムシートやネイルシールを使う時は切り取る前に上から配置イメージをしてみるといいですよ♪

使いたい絵柄が決まったら切り抜きます。

フィルムシートは図案ギリギリで切り取るとレジンに封入した時にシートの淵が目立たず綺麗に出来上がります♪

4.

封入したい図案が決まったらミール皿全体にレジン液を入れてからシートの配置をして硬化します。

空気が入らないようにシートを上から抑えてあげてくださいね!
爪楊枝やピンセットで少しずつずらしながら焦らずゆっくり配置を決めましょう♪

5.

ミール皿全体にレジン液を入れてシール図案やラメを入れます。

ラメは爪楊枝で少しずつ入れましょう。
ゆっくり爪楊枝を動かして調整する事でラメに動きを付ける事が出来ます。

配置が終わったら硬化します。

【ポイント】
ラメを使った後の作業は爪楊枝を変えるのを忘れずに!
同じ物を使うとイメージと違うところにラメが付いたりしてしまいます。

ネイルシールは直接貼る事も出来ますが、先にレジン液を入れておく事をお勧めします。配置の修復が可能になります。

6.

最後はぷっくり仕上げましょう♪

ミール皿の淵までレジン液を入れて硬化➡レジン液を少し盛って硬化➡更にレジン液を盛って硬化

表面張力を利用します。
根気のいる作業になりますが、少しずつ何度も硬化を繰り返す事によってぷっくりした仕上がりになりますよ♪

画像は4回硬化を繰り返した物になります。

硬化が終わったらパーツを取り付けて完成です。

◆ちょっとひと手間!◆

紙媒体の物をレジンに封入するとレジン液が浸透して色が変わってしまいます。
鮮やかな色をそのまま表現したい時にひと手間加える方法があります。

使用する紙媒体(写真も可)をコーティングする事でレジン液の浸透を防ぐ事が出来ます。

コーティング方法としては、専用のコーティング剤や(100円均一にもあります)デコパージュ用の糊、画材店に売っているメディウムなどを使うと良いです。

使用する際は側面までしっかりコーティングする事をお勧めします。
レジン封入する前にしっかり乾燥させてください。

着色レジンを使った作り方

1.

作品のカラー発色をよくするために最初に白を土台に入れます。
カラーを作る時は着色剤を使います。爪楊枝の側面で混ぜるとやりやすいです。

牛乳パックや厚紙にクッキングシートを巻いた物を使うと、このように直接レジン液を流せるので便利です♪

2.

ミール皿全体に白のレジン液を入れて硬化します。

白いマニキュアを使う方法もあります♪マニキュアを使う際はしっかり乾かしてから次の工程に移るようにしてくださいね!

3.

好きなカラーを作りましょう♪
着色剤はしっかり混ぜておかないと作品がムラになったり、硬化不良(固まらない)を起こす原因となります。

【ポイント】
着色剤を混ぜ合わせる際に気泡が発生しますが、レジン液をドライヤーなどで少し温めると気泡が抜けやすくなります。

4.

土台に着色したレジン液を入れます。2色の境目は爪楊枝で少しぼかしてあげましょう♪

一度硬化してから好みのチャームやシートの配置をしていきます。

チャーム配置と最後の硬化が終わったらパーツを取り付けて完成です。

レジン作品を作る時は何度も硬化を繰り返す事でチャームやパーツの奥行ある作品が出来上がります。

工程を省いて2回ほどの硬化で仕上げる事も可能ですので、ちょこっとのお試しも可能です。同じ工程でも使う封入物によって出来上がりを全く違う物にする事も出来ますよ♪

好きな色やパーツを使ってイメージ通りの物が出来上がった時の嬉しさは格段です!

レジン作品は奥深いので作れば作るほどハマっていきます(笑)

何層も硬化を繰り返す作品を作る際は、やはりUVランプのご使用をお勧めしますが、今回紹介したレシピは太陽光でも充分に出来る作品なので「ちょっと試しにキーホルダーを作ってみようかな」と簡単にお試し出来ると思います。

いくつか作ってみるとレジンの特性なども分かると思います。

オリジナルのキラキラキーホルダーをぜひ作ってみてください!

◆参考アイテム◆

(紗や工房 商品番号 ap004833)
キャンディーレジン Candy Resin ハード(Hard)クリア 1本35g

(紗や工房 商品番号 ap001398)
【レジン台/ハート/4個】約15mmx10mm

(紗や工房 商品番号 ap004848)
レジン福袋☆【キャンディーレジン 空枠 封入素材いろいろMIX】

(紗や工房 商品番号 ap001109)
【クラッシュホログラム/約0.3g×暖色系6色セット】オーロラカラー

(紗や工房 商品番号 ap002345)
【穴なしパール/ラウンド・全球(約5mm)約50個前後】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。