かぎ編みでアクセサリーを作ろう!かぎ針編みの編み方やモチーフをご紹介【ハンドメイド無料レシピ】 かぎ編み 編み方

棒針編みより手軽にチャレンジ出来るかぎ編み(かぎ針編み)。
糸とかぎ針があれば出来るので、ちょっとした時間にマイペースに始められて編み物初心者さんにも人気なんです♪

春夏にはレース糸やコットンなどを使って爽やかな雰囲気の作品を、太めの毛糸やモヘアなどを使って秋冬の暖かな雰囲気の作品作りを楽しめます。

今回は、かぎ編み(かぎ針編み)初心者さんにもおすすめの丸モチーフを使ったブローチの作り方をご紹介します。

丸モチーフは、基本の編み方を繰り返すだけなのでかぎ編み(かぎ針編み)初心者さんがチャレンジしやすくておすすめなんです!

手軽にチャレンジ出来るのに組み合わせてアレンジしやすく、いろんな作品に使えるのも嬉しいモチーフとなっています。
練習がてらたくさんの丸モチーフを作って、いろんな作品に変身させてみてくださいね。



かぎ編み(かぎ針編み)とは?

編み物と言って思い浮かべるのは2本の棒針を使う棒針編みという方が多いかもしれませんね。
かぎ編み(かぎ針編み)と棒針編みの最大の違いは使う針です。

毛糸を引っかけるようになったかぎ爪のある「かぎ針」という専用の針を使います。棒針編みは棒針2本を使って編みますが、かぎ編み(かぎ針編み)はかぎ針1本使って、毛糸を引っ掛けながら編んでいきます。

そして、もう一つの違いは編み方や出来上がり。
例えば棒針編みは平面に長く編んでいくことが多いのに対し、かぎ編み(かぎ針編み)は丸状やお花などいろいろなモチーフを編むことが出来ます。

レースのような隙間のある繊細な模様編みにも適しているので、アクセサリー作りをするにはかぎ編み(かぎ針編み)がおすすめです。

かぎ編み(かぎ針編み)は、小さなモチーフが作りやすいので毛糸も少なくて済むので編み物初心者さんでもチャレンジしやすいのが魅力的♡

かぎ針編みをマスターすれば、立体的なモチーフなども作れるのでいろいろな形が作れます。編みぐるみも出来ちゃいますよ〜♪

◇かぎ針編みに必要な道具

●かぎ針
●糸(レース糸、毛糸などお好みのものでオッケー

この2つが揃えばすぐにかぎ針編みデビュー出来ちゃいます!
2つとも手芸屋さんはもちろん、100均でも購入することが可能です。

かぎ針は、糸の太さに合わせたもので編む道具なので使いたい糸の太さに合わせてかぎ針を選びましょう。

だいたいの糸に何号サイズが適しているか記載してあるので、その記載してあるサイズのかぎ針を用意してくださいね。

かぎ針の持ち方

かぎ針には適した持ち方があります。

鉛筆を握るように親指、人差し指、中指で利き手にかぎ針を持ち、利き手と反対側の手に糸を引っ掛け、かぎ針で糸を引っ掛けるようにして編んでいきます。

針先から4センチくらい上部分で持つと編みやすいかな?と思います。

基本のかぎ編み(かぎ針編み)

かぎ編み(かぎ針編み)は、いろいろな編み方を記号で表した編み図と呼ばれるものを参考にしながらモチーフを編みます。

その編み図の中によく登場する基本の編み方があるので、丸モチーフを編む前にご紹介します。

かぎ編み(かぎ針編み)で作品を作るときは必ず『くさり目』から始めます。この編み方をマスターしないことには、かぎ編み(かぎ針編み)で作品作りが進みません。

基本のかぎ編み(かぎ針編み)

《くさり目》

鎖のように編む編み方です。

編み始めや何層にも編み目を重ねていく際に編み目が少なくならないように調整する編み目(立ち上がり)として登場する編み方ですので、基本の編み方になります。

他の編み目の土台にもなる編み方なので、欠かせない編み方なんです♪

《細編み(こま編み)》

くさり目を覚えたら、次は細編みをマスターしましょう。

くさり目と同じように基本の編み方の一つである細編み。
小物を作る時によく使われる編み方になります。
1つの編み目の高さがあまりないので、小物作りに適しているみたいです。

この編み方をマスターしてしまえば、すぐに作品作りがスタート出来ますよ♪

かぎ編み(かぎ針編み)の基本の編み方についてお話しました。
続いて、編み物初心者さんでもチャレンジしやすい丸モチーフの編み方をご紹介します。

丸モチーフの編み方

丸モチーフは、基本の編み方を繰り返すだけで形にしやすいモチーフです。他のモチーフと比べ、比較的形にしやすく、失敗が少ないので、編んでいて楽しくなってきますよ〜♪

1.

糸の端を持ち、人差し指に糸を二回巻き付けましょう。

2.

指に巻き付けた糸を外し、利き手で持ちましょう。

3.

利き手ではない人差し指を立て、毛玉に繋がっている方の糸を人指し指に引っ掛けましょう。

4.

輪にかぎ針を通し、人差し指にかかっている糸に交差させるように持ちましょう。

5.

毛糸の後ろからかぎ針の先に糸を引っ掛け、

そのまま輪の方向へ引き抜きましょう。

引き抜いたばかりの毛糸は↑写真のような感じに……

毛糸を更に引き抜き、毛糸を緩まさせると↑写真のように輪の上部分に小さな輪ができます。

6.

かぎ針に糸をひっかけたまま、目の中に引き抜きます。

5~6と同じようにして1目(細編みの作り目)を編みましょう。
円周分の長さが必要なので、最低でも5回(5目)繰り返しましょう。

7.

編めたら一旦編むのを止めて、輪の部分の糸を外側へ引っ張って輪を縮めていきます。

《ポイント》
編み目が取れないように、最後の編み目は大きく緩ませておくと取れにくくなるので良いですよ♪

少しずつ糸端を引っ張って、輪を縮めていきましょう。

↑輪を完全に縮めると写真のようになります。

8.

編み始めの目にかぎ針を通し、1段目の細編みを編みましょう。(目安は6目くらい)

5~6と同じような手順で糸を引き抜き、編んでいきましょう。

お好みの大きさになるように8番までの手順を繰り返すと、写真↓のような丸モチーフが出来ます。

9.

糸端をハサミで切ります。

糸端を処理していきましょう。

毛糸用の縫い針またはヘアピンに糸端を通し、編み目の中に糸端を通していきます。

1回または2回通せばOK!

編み始めの糸端と編み終わりの糸端を堅結びして完成です。

(堅結びしたら、糸端はハサミで切っておきましょう。)

丸モチーフをたくさん編んでみました。(糸処理前です)
お花みたいで可愛らしいですよね♡

この丸モチーフをアレンジすると、いろいろなモチーフになります。そのままでも可愛らしいですが、子どもから大人まで使いやすい蝶々モチーフを使ったアレンジをご紹介します。

丸モチーフを2個繋げるだけで出来るので、たくさん蝶々モチーフを作っていろいろなアレンジを楽しんでくださいね♪

丸モチーフで作る蝶々モチーフ

材料&道具

● 丸モチーフ 2個
● 刺繍糸 適量
● フェルト 適量
● ワイヤー 適量
● ビーズ 適量
● ヘアピン 1個
● 縫い針
● ハサミ

作り方

1.

丸モチーフを2個フェルトの上に置き、モチーフの周りを縫い留めていきましょう。

こまかく縫い留めなくてもオッケー!ざっくりと縫っていきましょう。

羽部分に刺繍やビーズを通したい場合は、このときに一緒に作業しておきましょう。

2.

丸モチーフの形に沿ってフェルトを切りましょう。(同じ形を2枚切りましょう。)

3.

ワイヤーにビーズを通し、丸モチーフの真ん中部分に置き、縫い止めて触覚を作りましょう。

4.裏側に同じ形に切ったフェルトを縫い付けたら完成です!

丸モチーフが羽部分になる、ぷっくり可愛い蝶々になります。

丸モチーフ部分に刺繍をしたりビーズを通したりとアレンジしやすいので、いろいろな蝶々を作ってみて下さいね。

では、次に蝶々モチーフを使ったアクセサリーの作り方をご紹介します。蝶々モチーフが出来れば簡単にアレンジ可能!お子さんとのリンクコーデにも最適なので大量生産しちゃいましょう♪

蝶々ヘアピンの作り方

材料&道具

● 蝶々モチーフ 1個
● ヘアピン 1個
● 縫い針
● ハサミ

作り方

ヘアピンをフェルト部分に縫い止めて固定し、完成です!

ワイヤーに通すビーズを替えたり、ワイヤーだけにしたりすると雰囲気の違う蝶々になりますよ♪

蝶々ヘアピンとお揃いヘアゴムの作り方

材料&道具

● 蝶々モチーフ 1個
● ヘアゴム 1本分
● 縫い針
● ハサミ

作り方

蝶々モチーフのフェルトと小さめに切ったフェルトとでヘアゴムを挟み、縫い止めて完成です!

使うビーズの種類やフェルトの色などによって、大人顔にもお子さん向けにもアレンジ自在!

一手間加えて、蝶々の周りをぐるっと1周ビーズ刺繍してみるとアクセサリー感の高いヘアゴムになりますね。

蝶々ヘアピンとお揃いブローチの作り方

材料&道具

● 蝶々モチーフ 1個
● ブローチピン 1個
● 縫い針
● ハサミ

作り方

蝶々モチーフのフェルト部分にブローチピンを縫い止めて完成です!

蝶々ヘアピンとお揃いピアスの作り方

材料&道具

● 蝶々モチーフ 1個
● ピアス金具 1組
● 丸カン 適量
● ビーズ(お好み) 適量

作り方

1.

蝶々モチーフに丸カンを通しましょう。

2.

丸カンにピアス金具を付けて完成です!

蝶々モチーフをそれぞれ同じように付けるのも可愛いですが、今回はあえてアシンメトリーでお花アレンジにしてみました♪

《ポイント》
ピアスに蝶々モチーフを使う時は、ヘアピンやブローチなどよりも小さめのモチーフにすると可愛らしく仕上がります。

小さめに作りたい時には、糸の種類をコットンや毛糸ではなく、レース糸や刺繍糸を使うと良いですよ♪

かぎ針初心者の方でもチャレンジしやすい丸モチーフアクセサリー作りはいかがでしたか?

糸の種類を替えるだけで作れる丸の大きさが違ってくるので、作りたいアクセサリーの雰囲気に合わせて糸選びを工夫してくださいね。

<参考アイテム>

(参考:紗や工房:ap000824) 

アーティストワイヤー カッパーワイヤー 約20m線径0.3mm #28

(参考:紗や工房:ap000987)

ブローチピン(約3cm)10個セット

(参考:紗や工房:ap002723)

ピアスパーツ 100個 50ペア

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