作り方の種類
今回の指輪は2通りの作り方ができます。
➀ペヨーテステッチで指輪本体を作り、耳をシェイプドステッチで作る作り方(黒ネコ)
➁ラダーステッチとブリックステッチで本体を作り、耳をシェイプドステッチで作る作り方(白ネコ)
※ここでステッチの種類を簡単にご紹介~♪
ペヨーテステッチとは… 初心者さんにおススメの編み方。互い違いに規則的に、ビーズを通していくことでレンガを積み上げたような模様に仕上がります。
シェイプドステッチとは… 自由な形の平面モチーフを作る手法。輪郭作りも可能です。
ラダーステッチとは… 返し口を縫い閉じる時に使われるコの字とじの縫い方です。
ブリックステッチとは… レンガを積み上げたような模様で、ペヨーテステッチとはビーズの向きが違います。ペヨーテステッチはビーズを拾いますが、ブリックステッチは糸を拾います。立体や造形に適しています。
出来上がりの見た目にほとんど違いはありませんが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
➀ペヨーテステッチのメリット
・ペヨーテステッチを使うので➁に比べて手技が簡単である。
・リングサイズの調整がしやすい。
・くったりと柔らかく仕上がる。
→したの画像のように横に倒すだけでペヨーテステッチの指輪はぺったんこになります。
(一応、ブリックステッチの指輪も潰せばぺったんこになります。)
➁ブリックステッチのメリット
・ブリックステッチを使うので指輪全体がかっちりと仕上がる。
・リングの高さ(太さ)の調整がしやすい。
➀ペヨーテステッチのデメリット
・リングの高さ(太さ)を奇数目で作ると針の動きが増えるので複雑になる。
・リングの高さ(太さ)を後から調整できない(特に減らす場合)
・柔らかく仕上がる分、作っている途中で糸が緩みやすい。
➁ブリックステッチのデメリット
・リングサイズの調整が後からできない。
・ラダーステッチが緩みやすいので編むのが少し難しい。
以上が主なメリット・デメリットです。
先述の通り、出来上がりの見た目は同じになるのでお好きな方で作っていただいてOKです。
今回は➁の作り方でご紹介します。
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