立体的に描き込まれた幻想的な景色。 思わず手に取って、角度を変えて覗き込みたくなるような…。
小さな作品の中に、どこまでも世界が広がっているような…。
そんな作品を気軽に作りたいかたへ。
UVレジンと手描きを10層前後に描き重ねて製作している製作方法をご紹介いたします♪
目次
●必要なもの
・UVレジンとUV照射ランプ
・ベースにするもの(型など)
・画材(アクリル絵の具、パステル等)
・爪楊枝、針、綿棒
・指サック
・デジタルスケール
※あると便利なもの
・箔(奥行きと輝きを増す材料として)
・耐震粘着マット(モチーフ固定用)と木切れ、ブロック等(土台用)
それでは、ひとつひとつご紹介します。
・UVレジン液とUV照射ライト
照射ライトはハンディタイプの物がお勧めです。
モチーフを持ち上げて移動させる必要が無いこと、照射角度や距離、時間を細やかに調整可能なことが理由です。
(ハンディタイプは微調整が効き便利ですが、ライトを直視すること、皮膚に長時間照射することのないよう気を付けてください。)
・ベースにするもの(型など)
直径2~5㎝以内の物であれば市販のミール皿や枠などのベースでも構いませんが、かなり厚みのある作品に仕上がるため、UVレジンの特性上、製作後にも反りが生じてベースの金属型から剥がれてしまうことがあります。
そのため市販のモールド等にUVレジン液を流し込んで固めたものを土台にしていただくことをお勧めします。
慣れれば少し大きめな作品も作ることができますが、始めのうちは直径3センチ前後の作品が作りやすいと思います。
(ちなみに画像のように、シリコンモールドを手作りして作成するのもおすすめです。Amazonなどでシリコンモールド材料は入手可能です。)
・画材(アクリル絵の具、パステル等)
筆は質の良い面相筆を使うことで細やかな描写が可能となります。
京都の香雪軒さんの「祇園」という筆を愛用しています。
パステルは綿棒を使って乗せます。
※上記は香雪軒さんのアイテムではございません。
・針・爪楊枝、綿棒、指サック、デジタルスケール
・針・爪楊枝
UVレジン液を伸ばしたり気泡を取り除く道具として、爪楊枝か針など先の細いものがあると良いでしょう。
・綿棒
パステルの着色やラメを乗せる際に、あると便利です。
・指サック
レジン液を素手で触れると手荒れやアレルギーの原因となります。ビニール手袋でも構いませんが、使い捨て指サックがお勧めです。
・デジタルスケール
必須ではありませんが0.01g単位のデジタルスケールがあると便利です。
※あると便利なもの
・箔
アクセサリー金具を隠す必要が無い場合には不要かもしれませんし、箔の替わりに裏面からアクリル絵の具などで着色して土台の色付けを方法でも構いません。
ただ、箔を裏面に貼ることで一層の奥行き感を表現できますのでお勧めです。
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