冬の時期は風邪予防に欠かせないマスク。
春や秋は花粉症でもマスクは手放せませんよね。
マスクは手作りもできますが、ちょっとハードルが高いという方もいらっしゃると思います。
でも真っ白のマスクじゃ味気ない!という方にオススメなのが、刺繍です。
刺繍は難しそうに見えますが、実は家庭科で習った程度の縫物が出来れば、誰でも簡単に刺繍することができます。
目次
◆準備するもの
刺繍に必要な道具は
「刺繍針」
「はさみ」
「チャコペン」
「刺繍糸」です。
刺繍糸とは
刺繍糸は様々なメーカーから色々な種類が販売されています。
手芸店にいくと、発色やツヤなど、目移りするほど様々なものがあります。
セットで販売されているものはトーンが同じなので使いやすく、どの色を買えば良いかわからないときはセットで購入されると間違いないです。
刺繍糸には番手があり、数字が大きくなるにつれて糸の太さは細くなっていきます。
その中でも「25番」の太さが一般的に使われています。
6本ほどで1つの束になっており、用途に合わせて2本や3本に分けられます。
今回ご紹介する刺繍は初心者さん向けのザクザク縫えるものなので、
普段は2,3本に分ける刺繍糸を6本のまま使っています。
刺繍針とは
針は刺繍用のものを使用します。
普通の縫い針と比べて、糸を通す穴が大きいのが特徴です。
刺繍糸は2、3本とりで使用するため、大きい針穴でないと入りません。
普通針でも刺繍することはできますが、刺繍糸が通らない場合がありますのでご注意ください。
チャコペンとは
チャコペンは布にかけるペンのことです。
サインペン型や色鉛筆型、水で洗えば色が落ちるタイプや、時間が経つと自然に消えるタイプなど、様々なものがあります。
マスクの種類や色、柄はお好きなものをご用意ください。
今回は真っ白の布マスクを使います。
◆刺繍のやり方
道具が揃ったら刺繍をしてみましょう!
1.まず刺繍したい図案を決めます。
今回は小さなハートを刺繍していきたいと思います。
書きたい柄をチャコペンでマスクに書きます。
今回使用しているチャコペンはサインペンタイプです。
マスクの真ん中に書くよりも、左下、右下の角あたりに小さめにモチーフを書くとバランスよく仕上がります。
2.縫ってみよう!
刺繍糸を針に通して玉止めします。刺繍糸は6本そのまま使います。
つまり一針12本組の縫い目になります。
細かい表現はできませんが、ザクザク縫えるので初心者さんにもオススメです。
【ポイント】
マスクは3重、4重にガーゼが重なっていますので、玉止めが肌に触れないよう、中に入れ込みます。
ひと針目が刺繍できました。
ハートを上段、中段、下段、と3段階に分けて刺繍していきます。
上段を刺繍し終わりました。
【ポイント】
中段を刺繍するときは、上段で刺した糸と糸の間に針を刺していきます。
そうすると、隙間なく、ぴっちりと刺繍をすることができるので、仕上がりがきれいになります。
中段を刺繍し終わりました。完成までもうちょっとです。
中段から下段にいくときも、先ほどと同じように、糸と糸の間に針を刺します。
ハートの刺繍が完成しました。
縫い終わりを玉止めして出来上がりです。
刺繍糸をそのまま使うので太い縫い目になり、仕上がるのが早いです。
細く、細かく縫うと細部まで繊細に表現することができますが、縫っても縫っても図案が埋まらないので根気が必要です。
太い針目のザクザク感が手作りの雰囲気を醸し出して温かみがありますね。
小さなワンポイントですが、素朴な雰囲気に仕上がりました。
アレンジしてみよう!ハートの刺繍をアレンジ
ハートの刺繍ができるようになったら、糸の色を変えてアレンジに挑戦してみましょう。
ハートの刺繍を覚えるだけで3種類の刺繍を作ることができるようになります!
また同じ刺繍の柄でも色を変えれば雰囲気が変わりますよね。
お子様のマスクでしたら何色が自分のマスクだと認識できるので便利です。
靴下にも応用できますよ。
・チョウチョの縫い方
先ほどのハートの刺繍を縦に2つつなげると「チョウチョ」になります。
色は黄色にしてみました。
・クローバーの縫い方
糸の色を緑系にして、ハートを4つ並べると「クローバー」になります。
◆まとめ
ポイントは太い針目でザクザク縫うこと。
少し歪んでも気にせず縫って大丈夫です!
綺麗に刺繍出来たら最高ですが、少しくらいいびつでも素敵になるのが刺繍の良いところです!
◆関連記事
刺繍もかわいいけど、もう少しオリジナリティを出したい!という方はお好きな布を使って、マスク本体をハンドメイドしてみるのはいかがでしょうか?
「ガーゼを使った平面マスクの作り方」はこちらでご紹介しています!
手作りのマスクとってもかわいいですよ。
ガーゼで作るので肌触りも抜群!
手縫いでも簡単に作れるので、初心者さんもぜひ挑戦してみてくださいね!
コメントを残す