ボタニカルアクセサリーを作ろう!押し花、ドライフラワーで春レジン【ハンドメイド無料レシピ】

立春が過ぎて暦の上では春ですね♪

とは言え…まだまだ雪に覆われていたり、寒い日が続いて冬の気分のままの方も多いかと思います。

暖かい春が来るのを待ちながらレジンで流行りの「ボタニカルアクセサリー」作りをしてみませんか?

今回はドライフラワーや押し花を使って、一気に春気分になれる作品を紹介します♪



◆用意するもの

・使いたいドライフラワーや押し花(少量でお試しする場合は100円均一のネイルコーナーにも売っています)

・使いたいチャームやホロ、ラメ、ビーズ、ブリオンなど

・作りたい物の土台(ミール皿やシリコンモールド、空枠など)

・爪楊枝、マスキングテープ

・長袖の時期は衣服にレジン液の付着や袖にパーツを引っかけたりしないようにアームカバーがあると便利です!

画像のお花は紫陽花以外は自家製のドライフラワーと押し花です。

お花の加工からしてみるのも楽しいですよ♪

加工に向き不向きのお花があるので、自分でする際は確認をしてからの方がいいです。

始める前に

寒い時期はレジン液の粘度が高くなってボトルから出しにくかったり、ボトルから出すだけでたくさんの気泡が入る事があります。

使う前や作業の途中でボトルをドライヤーなどでサッと温めてあげると、レジン液を出しやすくなりますよ♪

ドライヤーはボトル周りをグルッと当てる程度で、長時間当てる必要はありません。

火傷に注意してくださいね!

◆準備した方がいいもの

・レジン液(ソフト)

※効果後の仕上がりが柔らかい物になります。ハードでも作れますが、今回紹介する作品によってはソフトレジン液の方が良い物もありますので、先にレシピに目を通していただければと思います。

・シリコン筆

手芸屋さんのレジン用品のコーナーで専用のものも売っていますが、画像は100円均一で購入したネイル用のものです。

リップブラシでも可能ですが、シリコンの方が筆跡も付きにくくお手入れも簡単なのでお勧めです!

・ピンセット、ハサミ

ドライにした水分のないお花はもろく崩れやすいため、お花を扱う際のピンセットは、画像のように先がとがっていない物の方が良いです。

ハサミは眉切ハサミや、携帯用裁縫セットに付属されているような小さなハサミが良いかと思います。

・UVランプ

もちろん太陽光での硬化も可能です。お花を扱う作品を手掛けるときは硬化の回数も多くなりがちなので、UVランプがあった方が断然便利です!

準備ができたらさっそく始めましょう♪

ボタニカルデザインレシピ

ポニーフックの作り方

1.

ミール皿付きのポニーフック土台です。

レジンのカラーをはっきりさせたいので、下地に白のマニキュアを塗っています。(土台のゴールドを生かしたい時は塗らなくても良いです)

マニキュアを塗る作業は前日にしておくと、作業前に乾燥を待たなくて済みます。

土台を安定させるために、厚紙をフック部分に挟んで固定すると作業がしやすいです♪

2.

 お好みの色のレジン液を枠全体に広げて硬化します。

簡単にグラデーションにする方法

2色を混ぜ合わせて中間色を作っておくと良いですよ♪

土台に色を乗せる順番に合わせて中間色を作りましょう。

3.

透明のレジン液を入れてお花を配置して仮硬化します。

他にもお花を入れたいので、画像はお花を乗せる部分のみにレジン液を薄く入れています。

4.

透明のレジン液を全体に広げてお花をバランス良く入れて硬化します。

この時にネイルシールやホログラムなど、お好みのパーツを入れてあげましょう♪

今回の画像のお花はレースフラワーの押し花です。

手芸店やネットで購入できます。(少量であれば100円均一のネイルコーナーにもあります)

レースフラワーは花びらが落ちやすいです。

落ちている花びらも上手に使って、バランス良く散りばめると可愛さが増しますよ♪

5.

レジン液を土台の淵いっぱいまで入れて硬化します。

この時に最後の飾りパーツを乗せてあげましょう♪

画像は穴なしパールとブリオンを入れています。

最後の硬化は長めにしてくださいね!

お花舞う春色ポニーフックの完成です。

背景の色を変えると、同じお花を使っても印象が全く違うものになります♪

ペンダントトップの作り方

1.

まず空枠の底を作ります♪

マスキングテープをしっかり貼って薄くレジン液を伸ばして硬化します。

【ポイント】
レジン液を入れる前に空枠とマスキングテープの間に隙間がないかしっかり確認をしてください!

隙間があるとレジン液が流れ出てしまいます。

2.

底面ができたらマスキングテープを剥がしてくださいね!

レジン液を入れて、お好みの花やパーツを入れて硬化します。

ここではレジン液を2回に分けて入れた方が、パーツの配置や気泡を取り除く作業がしやすいです。

半分ほどレジン液を入れてパーツ配置後に気泡を取り除きます。

そのまま硬化せず、淵いっぱいまでレジン液を入れて気泡を取り除いてから硬化します。

ポイント
今回使っているのはスターフラワーです。

手芸屋さんやネットで購入できます。(少量なら100円均一にも売っています)

このような立体的なお花は気泡ができやすいので、先にレジンを塗っておいてあげると良いですよ♪

特に中心部は奥の方まで空気が入っているので、根気よくレジン液を浸透させてあげておくと仕上がりが違います。

3.

裏面にレジン液を均一に伸ばして、マスキングテープを剥がした際の曇りを取ってあげましょう♪

硬化は長めにしっかりしてあげてくださいね!

4.

最後の仕上げのぷっくり作業をします。
レジン液を広げて硬化を繰り返します。
画像は3回レジンを盛って硬化をしています。

最後に長めにしっかり硬化して、ペンダントトップの完成です♪

お好みの長さのチェーンを通しましょう♪

紫陽花の一粒ピアス

1.

今回はソフトレジン液を使用します。
お花は紫陽花のプリザーブドフラワーです。
手芸店やネットで購入できます。

お好みの大きさの花を選んで茎を残さないように切り分けます。
花びらに丁寧にレジン液を塗って硬化します。

ポイント
花びらを押さえつけないようにシリコン筆などを使って優しく塗ってあげましょう♪
表を硬化したら裏側も忘れずにレジン液を塗って硬化してください。

2.

お好みのデザインに必要な枚数を準備します。
それぞれ表裏にレジン液を塗って硬化を繰り返します。

ポイント

ソフトレジン液は硬化後も柔らかいので、繰り返し硬化の適度な数がわかりづらいですが、手で優しく触ってみてお花が破れずにコーティングされていると感じるまで繰り返してください。

画像は6回ほど硬化を繰り返しています。
かなり根気のいる作業になりますがファイトです(笑)

3.

お花パーツを付けるための、金座をマスキングテープに貼り付けて固定します。

ポイント
この金座はビーズなどに用いるため、軽くカーブがかかっています。

平やっとこなどで平らにして使用します。(平らな透かしパーツも売っていますよ)

4.

金座にレジン液を塗ってお花パーツを付けて硬化します。

ここではハードレジン液を使います。
硬化したらマスキングテープをゆっくり剥がして、金座の裏側からも硬化してください!

この時に裏側からもレジン液を隙間に入れてあげると強度が増します。

パールなどの飾りを付けたい時は、金座を付けた後に取り付けます。

ポイント
お花パーツを接着する際は、レジン液はお花ではなく金座の方に付けてくださいね!

花びら部分にレジン液が付着すると、硬化して取り出した際に思わぬところにくっついていて、マスキングテープを剥がす際に花びらが破れてしまうことがあります。

5.

裏面の金座にピアスパーツ(イヤリングでも可)を接着剤で接着します。
接着剤の乾燥が終わったら更にレジンで補強してあげると安心ですよ♪

紫陽花の一粒ピアスの完成です♪

一粒でも可愛いですがピアスキャッチにコーティングした花びらをチェーンでぶら下げる事も出来ます。
用途によって2way仕様が出来ますよ♪

ポイント
お花をレジンの中に封入せずに、このように外に出してしまう場合はハードレジン液だと、アクセサリーを装着する際に花びらが欠けたり破損してします場合があります。

ソフトレジン液がどうしても手元にない際は、ハードレジン液でも作製は可能です。

その際は、厚みが出るまでしっかり分布、硬化を繰り返してあげてくださいね!

後編に続く♪

・リングモールドを使ったアクセサリー
・桜のブローチ
のレシピをご紹介予定です!

■使ったもの(参考)■

(参考 紗や工房 商品番号:pa003236)
パジコ 星の雫 レジン液25g LED対応

(参考 紗や工房 商品番号:ap007718)
ドライフラワー 封入パーツ アジサイ

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