〜編み図、編み記号の読み方〜かぎ編みで花と葉を作ろう!かぎ編みの編み方&編み図【ハンドメイド基礎知識】

お花と葉っぱが編めれば様々なハンドメイドの作品に応用ができます。

・引き抜き編み

・鎖編み

・細編み

・中長編み

・長編み

・輪の作り方

これらはかぎ針編みの基本中の基本で、できる様になればお花以外のモチーフも編めますよ。

今回ご紹介するお花と葉っぱのモチーフは非常に使い道が多いものです。

小ぶりサイズなので、ピアスやイヤリングやヘアアクセなどにも活用できますよ。

かぎ針編みは立体的なモチーフやお花など色んな形のものが編めるのですが、最初に覚えるまで難しいとの声が多いです。

編み図記号も一緒にご紹介するので、読めるようになりましょう。

基本が分かり、編み図の読み方が分かる用になれば編み物の幅がグンと広がります。



準備する物

毛糸

今回はレース糸を使いますが、仕上げたい大きさや用途により毛糸の太さを調節しましょう。

アクセサリーにはレース糸を使うのが丁度良いですが、タワシや大きなモチーフを作りたい時は並太のアクリル系とで編むのが良いですね。

微妙な色のグラデーションを表現したい場合はカラーバリエーションが豊富な刺繍糸で編むやり方もあります。

小さなモチーフでしたら刺繍糸の方が繊細さを出るので女性らしいイメージに仕上がりますよ。

かぎ針

かぎ針の号数は糸の帯に書いてある数字を参考にして下さい。

個人の手加減で微妙に違ってくるので、モチーフが小さくなり過ぎたら大きい号数を、大きくなり過ぎたら小さい号数をチョイスするなどの調節が必要です。

画像のかぎ針は両側で号数が違っています。

並太のアクリル毛糸や極太毛糸を編むかぎ針は太く、レース糸に近づくにつれて細くなっているのが特徴ですね。

今回はレース針の2号を使います。

はさみ

こちらは文房具のハサミでも大丈夫ですが、切れ味は良いものを使いましょう。

切れ味が悪いと糸がささくれてしまい作業がし難いです。

あると便利な物

とじ針

毛糸用の針で、モチーフを縫い付けるのに使います。

こちらも毛糸の太さによって大きさが違ってくるので、丁度使いやすいものをチョイスしましょう。

編み図

葉っぱ

編み記号と編み方

鎖編み(くさり編み)

糸を結び、輪にかぎ針を入れます。

長い方の糸をかぎ針にかけ、引き抜きます。

鎖編みの編み記号は「〇」です。

この画像では鎖5目を編んでいます。
鎖編みはかぎ針編みの基本中の基本なので、1段目に来ることが多いです。

【ポイント】
鎖編みの1個目は数に数えません。

細編み(こま編み)

前段の目にかぎ針を入れます。

長い方の糸をかぎ針にかけて引き抜きます。

細編みの編み目記号は「×」です。

画像は先ほどの鎖編み5目に細編み5目を編みました。

細編みは作品の縁どり部分をしっかりさせるために編込んだり、編みぐるみやたわしを作ったりする時によく使うやり方です。

1段ごとに編める面積が小さいですが、しっかりと仕上がるので糸を針にかけて引き抜く時に目が大きくなり過ぎないようにしましょう。

中長編み

輪の中に中長編みを入れます。
まずはかぎ針に糸をかけます。

画像の状態にしたら3つの目全てを引き抜きます。

中長編みは葉っぱの部分に使いますが、編み花にもよく使われる編み方です。
長編みと一緒に使う事で目に長い短いが生まれますよ。

中長編みの編み目記号は「T」です。
編み目記号はアルファベットのTの様な形になっています。

長編み

最初は中長編みと同じです。

3目出来上がりますが、長編みは一気に引き抜かずに3回引き抜きます。

長編みの編み記号は、中長編みのTに線が1本横棒が入っているものです。

長編みはコースターやドイリーを作る時や、ベストやカーディガンなどの大物を編む時に良く使われます。

1回で細編みの3倍編込めるので仕上がりが早いのが特徴です。

引き抜き編み

前段にかぎ針を入れます。
次に長い方の糸をかけて引き抜きましょう。

引き抜き編みは細編みと似ていますが糸に針をかける工程が1回少ないです。

編み目記号は●です。

引き抜き編みは円を編む時等の繋ぎ目に使われます。
これを忘れてしまうと形が綺麗にならなかったり、目数が合わなくなったりしてしまいますよ。

輪の作り方

画像の様に指に3回糸を巻き付けます。

そこを中心に細編みを5目編んでいき、初めと終わりを引き抜き編みします。

糸をキュッと引っ張ったら輪が出来上がりました。
輪は編み花を編む時の最初や円を編む時に用いられます。

編み方が分かれば応用は無限大!

かぎ針編みの編み目記号はこの他にもあります。

一つで印象的な模様になる物や、パイナップル模様の様に長編みや中長編み、細編みを組み合わせて模様になる物もありますよ。

お花のスリーピンやアクセサリー類を作る時は今回ご紹介した編み方がよく用いられます。

最初はこの編み記号は何だろう?と調べながらですが、慣れて来たら編み図を見たら大体どんな編み方をするのか分かるようになっていきます。

このページの編み方を参考にスリーピンや色んなモチーフを作ってみて下さいね。

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