乙女心をくすぐる「アンティークレース」て、ずっと眺めても飽きないし、本当に素敵ですよね♪
でも、アンティークレースと聞くと、ちょっとお高いイメージが・・・
たしかに、年代が古くなればなるほど、アンティークレースは、値打ちが付いてきます。
目次
そもそもアンティークレースって?
こちらのレースもかなり古いアンティークレースです。
一般に出回っているアンティークレースは、大体1900年代初頭から1950年代くらいまでのものだと思われます。
中には1800年代のもありますが、かなり高価になってきます。
国は、フランス、ベルギーの物が多いですが、他にドイツ、イギリス、アメリカ、旧ソ連時代の物も出ていることもあります。
*本来は、100年以上前の物を「アンティーク」となりますが、1950年以前でも「アンティークレース」となって出ていますので「アンティークレース」とさせていただきます。
では、現代レースと何か違うのでしょうか?
「100均のレースをアンティークレースと比べてみよう!」
今や色んなものが揃う100均!!かわいいレースも売られています。
もちろん手芸屋さんへ行くと新品の現代レースがたくさんありますが、100均で扱うレースも負けていません!
けっこうクオリティーが高いのです!!
まずは、こちらのレースを用意しました。
そこで・・・クイズ!!
この画像のレースの中にアンティークレースが混じっています。
Q.どれがアンティークレースでしょうか?
・
・
A.一番上と2番目が、アンティークレースです!
3番目からが現代レースした。
こちらは、一番上から順に
1. アンティークレース
2. 100均レース
3. アンティークレース
4. メーター30円レース
5. 100均レース
違いはほとんどわからないですね!
でもアンティークレースの独特な雰囲気は、長年培ったものが作りあげているので、現代レースにはありません。
アンティークレースは長年による劣化やシミなどにより、色が変色して出来上がる風合いが、逆に素敵な雰囲気を作りあげているのです。
ですが、アンティークの風合いは素敵だけど、やっぱりシミや劣化が気になるわ・・・
と悩むことも・・・。
そこで、100均レースを「紅茶染め」してアンティーク風に仕上げてみましょう!!
紅茶染めの方法
◆必要なもの
・白いレース・・・ 現代レースなど100均のレースなど
(もちろん白い生地やアンティークレースでも染まります!)
・紅茶(Tパックのもの)
・ビニール手袋
・割り箸
・熱湯60℃くらい
・染めるための容器(ボール、洗面器など)
・バッド
染め方
1. 55~60℃くらいの熱湯をボールに注ぎ、紅茶Tパックを3パックほど入れます。
*もう少し色を濃くしたい場合4~5パックでも大丈夫です。
2.
染めたいレースを入れます。
※今回は、熱湯は約3,25リットル入れています。
【注意】
※ヤケドには十分気をつけてくださいね。
※お紅茶のとても良い香りがします。お子様が誤飲しないよう、離れた場所に保管してください。
3.
レースを入れて、割り箸で紅茶が染まるように、混ぜます。
そして、このままつけ置きます。
・・・が、様子を見てまだまだいけそうでしたら(笑)
Tパックをもう2パック追加してレースや布など、もっと入れちゃいましょう♪
「スープと麺追加!」みたいな感じになってます(笑)
4.
しばらくレースを付け置きます。大体1時間~2時間位
*布の質によってかなり早く染まるのもあれば、なかなか染まらないのもあります
布に合わせて、時間を変えてください。
時々染まり具合を時々見てくださいね♬数十分で良い感じになってきています♪
5.
時間がきたら、ビニール手袋でレースを取り出し絞ります。
6.
バッドに並べてしばらく干します。
丸一日ですが、季節によって2日かかることもあります。
7.
乾いたら「アンティーク風」レースの出来上がりです!
綺麗なブラウンピンクに仕上がりました!!
最初は白かったレースがアンティーク風になりました♪
100均レースがアンティーク風に仕上がったところで、レースそのまま生かしたブレスに仕上げましょう♪
アンティークレースのブレスレットを作ろう!
◆必要なもの
・はさみ
・木工用ボンド
・ものさし
・工具
・ニッパ、丸ヤットコ、ヤットコ2本
・先ほど染めたレース4~5種類選んでください。
・アジャスター
・カニカン
・丸ワ2個
・リボン留め金具
◆作り方
1.
まずは、先ほど染めたレースをカットいたします。
今回は、15cmカットしましたが。腕のサイズに合わせてカットしてください。
【計り方】
手首に巻いた長さより2cm(金具の長さ)短くしてカットしてください。
2.
レースの重ねる順番を決め、レースの端を合わせていきます。ずれないように!
<ポイント>
一番下に生地が厚い物、太い物にして、一番上に薄い物、細いものを重ねるとキレイですよ♬
3.
飛び出た糸などもカットします。
4.
合わせた端をヤットコで押さえていきます。金具がはまりやすくするためです。
5.
押さえたら端にボンドを少しだけ塗り、端を止めます。
6.
レースの端に金具を挟み、指で金具を閉じます。
7.
金具に傷がつかないように、あて布してヤットコで軽く押さえていきます。
8.
止め金具を取り付けたら出来上がりです!!
アンティーク感のある素敵なブレスレットができました♪
*アジャスターは、バランスを見て長すぎたらカットして、調整してみてください。
腕につけるとこんな感じです!
紅茶染めしたお色が、肌になじみますね♪
着け心地も良くて、レースの生地が、優しく腕を包んでくれます☆
夏の季節のファッションにピッタリですよ!!
アレンジを楽しもう!
ビーズをデコレーション!
ブレスが作れたら、ガラスビーズなど様々なビーズをアジャスターに付けると、またレースの雰囲気がかわります♪
ビーズの付け方
適量に、ガラスビーズなど種類の違うビーズやパールを4個程用意して、Tピンにビーズを通し、丸ヤットコでTピンを丸く曲げて、アジャスターの先にバランス良くぶら下げます。
【ポイント】
少なめに(さりげなく)ぶら下げるのがポイント!
ビーズを多くぶら下げると、重みで垂れ下がってしまいます。
色んな種類のレースを使おう!
・アンティークレースだけで作ったレースブレス
アンティークに合わせて、ビーズの色もシックに。
・白い現代レースで作ったレース
トルコブルーのビーズでインパクト付けてみました。
・アンティークレース、現代レースや100均のレースで作ったレースブレス
金具をゴールドにして、敢えてビーズは付けずシンプルに。
100均のレースも一手間加えるとアンティークのような仕上がりにすることができます!
「紅茶染め」は、レース以外の生地でも出来ますので、覚えておくと便利ですよ♫
また、染めたレースを使って、そのままレースを生かしたブレスを作ると
簡単で色んなアレンジも楽しめます♪
色んなレースを使ってブレスを作ってみてくださいね♪
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