デリカビーズを使ったペヨーテステッチをご存じですか?
普通の角が丸いビーズは丸ビーズと言いますが、ビーズの切り口に角があり、見た目もシャープな作品に仕上がるビーズをデリカビーズと言います。
このデリカビーズを使って、この時期にピッタリな七夕アクセサリーを作っていきましょう!
編み方は初心者には簡単に出来る、基本的な編み方のペヨーテステッチで作っていきます。
ペヨーテステッチはビーズを互い違いに編み込み、レンガ貼りのような形に編んでいく技法です。
◆材料・必要なもの◆
・デリカビーズ
今回はデリカビーズで作っていきます。
おうちに普通の丸ビーズしかない方は、丸ビーズでも可愛らしく作ることが出来るので挑戦してみて下さいね!
・モノコードやビーズステッチ用の糸、なければ手芸用の糸
モノコードはビーズステッチ専用の糸ですが、手芸用の糸でも代用可能です。
・ビーズステッチ用の針
普通の手芸用針と違うのは尖端が尖っておらず、丸くなっているところです。
*同じビーズに2度以上は針を通すので、こちらの針がおすすめですよ!
・竹ビーズと同色のデリカビーズ
今回は七夕ということで竹ビーズを使って本物の竹に見立てたパーツを作ってみます。
・UVレジンで作った葉っぱ
(今回は竹ということで3枚のリーフで型を取ったものを3枚重ねレジンで貼り付けるものを作りました。)
これは、より竹に見立てるよう作ったので、なくても大丈夫です!
・ガラスドーム(なるべく小さめのもの)とカン付き蓋
中にビーズやドライフラワー極小パーツなど入れて、最後に蓋をするドーム状のパーツです。
・星のデコレーションパーツ、シャボン玉ビーズ
ガラスドームの中に封じる為のパーツ。
・星の形のビーズや星のチャームなど。
七夕なのであるもので良いので星のものを色々使っていきましょう!
・ピアス金具、イヤリング金具など。
・丸ピン、Tピンなど。(短冊のこよりのイメージにします。)
・丸やっとこ、接着剤かUVレジン液、あればUVランプ
◆作り方◆
1.
糸にストッパ―用のビーズを1つ通します。
ポイント
なるべくペヨーテステッチで使用するビーズとは違うビーズにして下さいね!
間違えて編み込まないようにするためです。
2.
通したビーズをもう一度ぐるっと通します。
1度だけだと取れやすいかと思うので、もう一度ぐるっとします。
◆ペヨーテステッチの編み方
ペヨーテステッチを編んでいきます。図の番号通りに順番に説明していきます。
①ビーズを糸に通します。単純なペヨーテステッチは必ずビーズを最初に偶数通します。
今回は8個を通していきます。
②次の列を作っていきます。1つ通したら①で通した2つ前のビーズを拾います。
③のようになるよう形を整えてください。
④また1つビーズを通し、さらに2つ前のビーズを拾い通します。
これを繰り返すと⑤のようになります。次の列では番号を振って説明します。
⑥13個目のビーズを通し、12を拾い、14個目のビーズを通し、11を拾います。15個目を通し10を拾い16個目を通し、9を拾う・・・。
これを繰り返すと、⑦のように互い違いの模様になります。これが、ペヨーテステッチ技法です。
好きな長さになるように調整しながら編んでいきます。
次に糸の始末をしていきます。前で編んだ糸が①のように出ているかと思います。
それを②のように隣のビーズに針を入れ、ビーズを拾ってください。
斜めに針をどんどん入れ1つずつビーズを拾い糸を通していきます。
すると③のようになります。次に1つ隣手前に針を入れます。
③で通した糸とクロスになるように写真のように右上がりになるように針を入れていきます。
通し終わったら端を切ります。
作り始めの糸もストッパーのビーズを抜いてから同じように始末します。
短冊をイメージしたペヨーテステッチのベースが出来上がりました。
上で作った短冊に丸ピンを適当なところに刺し入れます。
こよりに見立てたいので、ピンの長さを写真のしるし分ある程度残し、やっとこでカンを作ります。
竹ビーズと穴を開けたレジンパーツで竹を作ります。
竹の節はデリカビーズで!Tピンに通して丸やっとこでくるっとカンを作ります。
星のビーズも丸ピンを通してカンを作りチャームパーツにします。
シャボン玉ビーズ、星の形のデコレーションパーツをガラスドームに入れます。
蓋の内側にレジン液を付けて固めます。(強力接着剤でもOKです。)
ポイント
入れすぎると中のパーツの動きが鈍くなるのでシャボン玉ビーズはドームの半分くらいにしてください!
ペヨーテの短冊パーツに上で作った竹、星などを付けます。
ガラスドームはチェーンを付けて長めにして短冊の下から覗くようにしました。
ピアス金具などを付けて出来上がりです!
ペヨーテステッチはやり方さえ分かるようになれば、とても簡単に編むことが出来ます。
<1列が奇数個のビーズを使ったやり方や、増し目のやり方などを覚えると作品の幅がとても広がります。
作品のデッサンの図案を描くことで色々な作品が出来上がりますよ。
図案用の用紙も手芸屋さんに行けば売っているので、是非ペヨーテステッチの世界を楽しんでくださいね。
◆参考アイテム◆
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