シェイプドステッチをマスターしてモチーフを作ろう!夏の思い出編♪ビーズ 編み方【ハンドメイド基礎知識】

夏も終盤に差し掛かってきました。
海に山にお祭りに…夏のレジャーを楽しまれたかと思います。

色々な思い出を写真や動画で残すのもいいですが、夏の楽しかったことをビーズで形にしてみませんか?

今回はシェイプドステッチで色々な夏モチーフをご紹介します!

ビーズステッチの基本はこちらのページにも書かれていますので合わせてご覧ください。

 



【準備するもの】

・デリカビーズ
・ビーズ針
・ビーディングスレッド

このほかにはさみ、ビーズマットをご準備ください。

◯ビーチサンダル

編み図と完成見本

・使用ビーズ

A…DB-734

B…DB-722

C…DB-658

・下準備

ビーディングスレッドを約100cm切り出します。

糸に巻きグセがついているので20cmずつ左右に軽く引っ張ってそのクセを取ります。

作り方

⑴ 編み図を参考に1段目から順に編んでいきます。

糸端は20cmくらい残して画像を参考にビーズCを使ってラダーステッチで1段目を作ります。
(矢印は針の向きです。)

⑵ 2段目を編みます。
2段目の最初は増やし目なので増やし目をします。

針でビーズを2個Cを拾い、1段目の最後の部分に針を入れます。
その後左側のビーズに通し戻します。

これで増やし目ができました。

次の1個は普通にブリックステッチをします。

2段目の最後も増やし目なので増やし目をします。
1つ前に通した所と同じ場所にもう一度通してブリックステッチをします。

これで1目増え、2段目の完了です。

⑶ 編み図を参考に3段目と4段目を編みます。

⑷ 5段目を編みます。

最初は減らし目なので減らし目をします。

針にビーズBを拾い、4段目の最後から2つ目の部分に針を通します。
左のビーズに通し戻し、もう一度2つのビーズに針を通します。

これで減らし目ができました。

その後もブリックステッチを続けて5段目を仕上げます。

⑸ 編み図を参考に6段目以降も編んでいきます。

⑹全て編めたら糸始末をします。

編んだビーズの中を5個くらい通して糸を切ります。最初の糸端も同様にして糸を始末します。

⑺もう一つ同じものを作ってひっくり返すと反対側のビーチサンダルが出来上がります。

糸が途中で足りなくなったら?

作っていると途中で糸が足りなくなることもしばしばあります。

基本的には残り20cmくらいになったら糸処理をし、新しい糸をつけた針を少し離れたところから入れ、5個程度ビーズを通ってから新たに編んでいきます。

もし、最初に残している糸端が長い場合はそれを使うことも可能です。
勿体無いのでそちらも使ってくださいね。

最初の糸端の糸始末もできて一石二鳥ですよ♪

◯クラゲ

胴体の編み図と完成見本

使用ビーズ

D…DB-351
E…DB-831
F…DB-1103

一分竹の竹ビーズ

・下準備

ビーディングスレッドを約100cm切り出し、左右に引っ張って巻きグセをとります。

⑴ 編み図を参考にデリカビーズDとEで胴体部分を編みます。

胴体の上の部分から下に向かって編んでいきます。

⑵ 針で竹ビーズ4個とデリカビーズFを1個を拾い、竹ビーズのみに通し戻します。

胴体から糸が出ているビーズの隣のビーズに針を入れ引き締めます。
このとき、ほんの少し余裕を持たせるとクラゲの足のゆらゆら感が出ます。

⑶ 隣のビーズに移り2本目の足を作ります。

針に竹ビーズ3個とFのデリカビーズ1個を拾い、先ほどと同じように竹ビーズのみに通し戻します。

続いて糸が出ているビーズと同じビーズに通して軽く引き締めます。

これで2本目の足の完成です。

⑷ 3本目以降を作ります。

3本目と4本目の足は竹ビーズ3個とFのデリカビーズ1個で作り、5本目の足は1本目と同様に竹ビーズ4個とFのデリカビーズ1個で作ります。

胴体部分へは1本目と同様、糸が出ているビーズの隣に針を入れます。

5本目までできたら糸始末をして出来上がりです。

シェイプドステッチ活用例

頑張って作った作品は以下のように活用してみてはいかがでしょうか?

○ その1 ブローチ

モチーフそのものにブローチピンを付ける方法とフェルトにブローチピンとモチーフを付ける方法があります。

モチーフそのものに糸で付ける場合はビーズを割らないように気をつけてくださいね。
接着剤でつけてももちろんOKです。

○ その2 キーホルダー

モチーフの最後の段を編むときにニコイルや小さなメタルフープを編み込んでキーホルダー金具やボールチェーン、ストラップ金具を取り付けます。

この時Cカンや丸カンを使ってしまうと切れ目からすり抜けて落ちてしまいますので、必ず継ぎ目のないニコイル(二重カン)やメタルフープを使ってくださいね。

○ その3 フレームで飾る

写真立てを使って作ったシェイプドステッチのモチーフを飾ればアート作品としてインテリアとして使えます。

色画用紙で背景を作るとさらに素敵です。
モチーフは接着剤でつけてくださいね。

作図について

モチーフを考えるときはTOHO株式会社様よりこのようなビーズ編み作成用紙が販売されています。

実寸大で作図ができるので出来上がりのイメージがしやすいですし、ビーズサイズが2倍の大きさで作図もできるので、目に優しいです。

大きな手芸店やビーズ専門店、通販などで入手できます。

また、パソコンをお持ちの方は株式会社MIYUKI様が「ステッチデザイナー」というビーズステッチの作図をサポートするサイトを運営されているのでそちらを利用されてもいいかと思います。

こちらはビーズの色をつけながら作図ができる上、一部の絵柄はスタンプとして準備されているので手軽にデザインができて便利です。

プリンターがあれば印刷もできるので手元の作業も便利です。

使いやすさに合わせてお使いいただければと思います。

まとめ

シェイプドステッチはビーズの配置の仕方が限られるのでデザインするときに少し苦戦することもあります。

しかしながら思い通りの作品が仕上がった時の達成感たるもの本当に気持ちのいいものです。

これからは夜の時間も長くなってくるので、おうちでの時間をビーズステッチに充ててみてはいかがでしょうか?
是非皆さんの夏の思い出を素敵に残してくださいね!

 最後にフレームに飾ったモチーフをご紹介します♪

イルカ、熱帯魚①、熱帯魚②、チンアナゴ・ニシキアナゴ

ヒトデ、アシカ、カモメ、ビーチボール、浮き輪

メロンソーダ、ヤシの木、水着

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