このページではメガネ留めの方法やレシピ、メガネ留めを使った作品などを紹介しています。
目次
1.メガネ留めとは
メガネ留めとは、ワイヤーでビーズを連結する基本的なテクニックのひとつ.見た目がメガネに似ているため、こう呼ばれているそうです。
こちらは、ドロップ型と赤のガラスビーズをメガネ留めで連結したもの。確かに、連結部位はメガネに見えなくもないです。
メガネ留は、穴が狭い天然石ビーズや大振りのビーズなど、9ピンやTピンでは穴に通らない、長さが足りないといった場合によく用います。
また、9ピンやTピンでの連結よりも存在感があるため、シンプルなデザインを華やかに見せたい場合にも活躍。
親しみやすい名前とは裏腹にメガネ留の歴史は案外古く、ビザンティン時代のジュエリーにまでさかのぼれるそうです。
ワイヤーひとつでできる、汎用性の高いテクニックです。
歴史ある技術はきっと作品の幅も広げてくれます。
2.メガネ留めの種類
メガネ留めの種類は大きく分けて2つあり、一般的にはビーズの穴の向きにより使い分けます。
こちらが2種類のメガネ留。
左が縦穴のビーズ、右が横穴のビーズです。
シルバー、ゴールド、ガンメタ。
基本的には2種類のみのメガネ留めですが、ワイヤーの色や太さを変えるだけで印象が変わるのも魅力の一つです。
3.メガネ留めの方法
では、実際にメガネ留めをしていきましょう。
メガネ留めをするのに必要な工具はこちら。
左から平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパーです。
縦穴ビーズのメガネ留
1.
ワイヤーをビーズに通し、根本で直角に曲げます。
2.
丸ヤットコで、ワイヤーを曲げて輪をつくります。
9ピン、Tピンを曲げるときの要領です。
輪の半分まで丸めた後は残り半分をヤットコに巻き付けるようにして曲げると簡単です。
3.
輪を作ったあとは、ワイヤーを根本に2周ほど巻き付け。
余分な部分はニッパーでカットします。
丸ヤットコを輪に通したままで巻き付けると円形の崩れを防止できます。
4.
最後に平ヤットコで形を整えます。軸はまっすぐにしましょう。
横穴ビーズ
1.
ワイヤーをビーズに通し、輪を作りたい場所でクロスさせます。
2.
平ヤットコを使い、クロスを起点にワイヤーをビーズに対して垂直に曲げます。
3.
縦穴ビーズのメガネ留めと同様に丸ヤットコでワイヤーを曲げ輪をつくります。
4.
輪をつくった側のワイヤーをクロス部分に1周巻きつけます。
このときもう一方のワイヤーも一緒に束ねます。
5.
反対側のワイヤーも同様に巻き付け、余分なワイヤーはニッパーで切ります。
6.
平ヤットコで形を整えて完成です。
つなげ方
1.
輪を作った後、つなげるパーツを通します。
2
つなげるパーツを輪に通してから、残りのワイヤーを根本に巻き付けます。
根本の辺りを平ヤットコで抑えつつ巻きつけると輪の形がゆがみにくいです。
3.
平ヤットコで形を整えたら完成です。
4.メガネ留めはこんな風にも使えます
横穴の開いたオーバルやドロップ型、パーツの正面や中心に穴の開いたハート型やドーナツ型。
これらのパーツをペンダントヘッドにしたい場合、とても便利です。
工夫しだいでバチカンとはまた違う自由なデザインのペンダントヘッドが作れます。
また特にドーナツ型の場合、どうしても金具が目立ってしまいます(パーツに対しかなり大きめの金具を使わざるを得ないので)
しかし、細めのワイヤーを使ったメガネ留めならこういう心配はいりません。
また、太めのワイヤーでも意外と“金具”感がありません。
作品の雰囲気にうまく溶け込んでくれます。
歴史ある技法の底力です。
5.メガネ留めのワイヤーの代わりに9ピン、Tピンで代用
9ピンやTピンをワイヤーの代用として、メガネ留めすることも可能です。
こちらが,9ピンTピンのメガネ留です。
左は軸径0.5mm、右は0.7mmのTピンを使用しています。ワイヤーよりも強度のあるメガネ留ができます。
ただし、9ピン、Tピンはワイヤーに比べると硬いです。巻きつける際は平ヤットコで巻き付ける側を挟みながらの作業です。とても指ではできません。
9ピン、Tピンメガネ留めには軸径が細めのものを強くお勧めします。
以上、メガネ留についてでした。
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] メガネ留めのやり方 […]
[…] ここではラフな作り方をしていますが、少し慣れてきたらメガネ留めの方法にチャレンジしてみてください。 5. […]
[…] メガネ留めのやり方 […]