男前なインテリアの象徴にもなりつつある「ステンシル」。
看板や収納の壁など、インテリアにステンシルを使うイメージを持たれる方も多いと思いますが、実はアクセサリーにステンシルをあしらうことで個性的な男前の雰囲気が漂うアクセサリーを作ることが出来ちゃいます♪
今回は、そんなステンシルをあしらった、男前なアクセサリーの作り方をご紹介します。
ステンシルのやり方やポイントなどにも触れながら、アクセサリーの作り方をご紹介しますので、ステンシルに慣れてきたらインテリア作品にもチャレンジできるかもしれませんね。
目次
■ステンシルとは?■
そもそもステンシルとはどんなものかを先にお話します。
ステンシルとは、型紙を使って版画のように紙や布、木材などに絵の具やインクなどを刷り込んでいく技法のことを言います。
防水性の紙やスチロールの薄板などの型紙に文字や模様を切り抜いたステンシルテンプレートを使うので、誰が使っても同じようなステンシルになるのが魅力。
インクの刷り込み方で同じステンシルテンプレートを使っても風合いが異なってくることもあり、手軽にチャレンジしやすいだけでなく奥深い楽しさもあるとDIY好きな方に人気になっています。
■ステンシルをするには何が必要?■
ステンシルをするためには、ステンシルテンプレートと呼ばれる文字や形を切り取られた型紙と塗料、スポンジなどが必要です。
ステンシルで使う道具について、それぞれの特徴についてお話します。
【ステンシルプレート】
ステンシルプレートは、製図やレタリングなどに使われる、同じ形を描くための道具になります。
プレート選びで作品のテイストがほぼ決まります。男前な雰囲気を全面に出したい方は、ゴツゴツしたテイストの英数字。大人可愛い雰囲気を出したい方は、筆記体や丸みを帯びたテイストの英数字がおすすめです。
このステンシルプレートは、手芸店やハンドメイド通販ショップ、100円ショップなどでも購入出来ます。
↑こちらは、手芸屋さんのステンシルプレートです。文字のサイズは小さめで小物作りに使いやすい感じです。
↑セリアでも発見!こちらは、文字のサイズはやや大きめでインテリアでのリメイク時に使えそうな感じです。
既にデザインされたテンプレートになっているので、オリジナル度は低め。初心者さんが失敗しにくい使いやすいテンプレートですね。
また、完全なオリジナル作品にしたい場合は、クリアファイルや厚紙にお好みのフォントを印刷した紙を挟み、それを切り抜いてオリジナルのステンシルプレートを作るのも良いですね♪
【塗料】
ステンシルする素材によって塗料の種類を使い分けることで、滲みを防ぎ、初心者さんでもチャレンジしやすくなります。
一般的には、アクリル絵の具や水性塗料を使います。スプレー塗料も使いますが、初心者さんは滲みやすいので慣れてきた頃に使うと良いかもしれません。
逆に、滲みをあえて出してミリタリー調に仕上げたい方は、スプレー塗料がおすすめです。
また、革や布は、専用の塗料を使いましょう。専用の塗料を使うことで、滲みの防止というよりは、ステンシルの耐久性を上げれますし、仕上がりが断然綺麗です。
【スポンジ、筆など】
ステンシルは、塗料を布や木材などの素材に刷り込むようにするので、塗料を刷り込む道具が必要です。
ステンシルをする道具には
● スポンジ
● 筆(固めの筆がやりやすい)
● タンポ
があります。
複数の道具があるのは、ステンシル部分の大きさもですが、塗料を素材に叩きつける道具で雰囲気が変わってくるので、用途によって使い分けるためでもあります。
例えば、しっかりした仕上がりをお好みの方には筆、かすれた感じを出したい方はスポンジがおすすめですよ♪
また、ステンシルしたい部分が小さな場合は、細い筆を使ったり、タンポの替わりに綿棒を使ったりして、ステンシルしたい文字や模様の大きさで道具を工夫するとよりやりやすくなりますね。
【マスキング、貼ってはがせる糊】
ステンシルプレートは、ステンシルしたい素材から浮いてしまうと、そこからインクがはみ出してしまい滲みの原因になります。
そのステンシルプレートの浮きを防ぐために、マスキングテープで固定しておくと便利です。
細かい文字をステンシルしたい方は、貼ってはがせるタイプの糊を利用してプレートを直接貼り付けてしまう方法もあります。
貼ってはがせるタイプの糊は、スティックタイプやスプレータイプがあるので、お好みで使う糊を選んでくださいね。
どちらの場合も、糊を塗り過ぎると跡が残ってしまうので、塗り過ぎに注意しましょう。
【新聞紙】
塗料の飛び散りなどで汚れないように使います。新聞紙でなくても、広告やカレンダーなど何でもオッケーです。
■ステンシルの基本的な作り方■
用意するものにつお話しましたので、早速ステンシルのやり方をご紹介します。
材料・道具
・ステンシルプレート
・筆(塗料を叩きつける道具)
・アクリル絵の具
ステンシルのやり方
1.
ステンシルしたい材料の上にステンシルプレートを乗せ、マスキングテープを貼り、固定しましょう。
※今回は素材が小さすぎるため、マスキングテープはなしでしました。その代わり、指でしっかりと固定しました。
2.
インクを好みの道具を使い、素材に叩き込むようにして付けていきましょう。
《ポイント》
絵の具を使う場合は、濃いめに溶きましょう。水分が多いと滲みやすくなります。
絵の具で濃く仕上げたい場合は、写真のようにそのまま筆を絵の具のチューブにダイレクトに付けてもOK!
3. 2を繰り返して、ステンシルしたい文字や模様が終わったら乾燥させましょう。
《ポイント》
インクの色を変えたい時は、色を変える部分以外を先にステンシルしてしまい、インクをしっかり乾燥させましょう。
しっかり乾燥させた方が滲まず、綺麗に仕上がります。隣同士の間隔が狭いほど、隣の文字や模様のインクで滲みやすいので気をつけてくださいね。
4.
インクが乾燥したら、マスキングテープを剥がし、完成です!
市販のステンシル作品は、単色仕上げのイメージですが、自分で仕上げるDIYステンシルは自由自在!
単色でシンプルに仕上げても、ポイント使いに反対色でパリッと仕上げても、また逆にカラフルに仕上げてもオリジナル感高めで良いですね♪
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