前回に引き続き今回も雪の結晶(写真の右のもの)の編み方をご紹介します。
針と糸で編むタイプの雪の結晶は見た感じ複雑そうに見えますが、ひと方向に規則的にぐるぐると編んでいくだけなので意外と簡単に作れちゃいますよ♪
▼写真左の雪の結晶の作り方はこちらの記事でご紹介しています!
■準備するもの(1個分)
・チェコツインビーズ 8個
「ツインビーズ」とは穴が2つあるビーズです。
写真のようにビーズの丸みの強いものと弱いものがありますが、特にどちらが良いということはありません。
また丸みの強いタイプのチェコツインビーズは購入した一袋に入っているビーズひとつひとつが全く同じ形状ではないので、似たかたちのものを8個ご準備ください。
・シードビーズ
丸小 88個
丸大 8個
※それぞれのビーズの色は合わせても合わせなくてもOKです。
最後の方に色の組み合わせ例を載せておりますので、そちらを参考に色々作ってみてくださいね。
このほかビーズ針とビーズステッチ用の糸、はさみ、ビーズマット(あれば)をご準備ください。
【作る前の準備】
ビーズステッチ糸の巻きグセをとります。
巻きグセの取り方は20cmくらい間をあけて両手で持ち、左右に軽く引っ張ります。
詳しくはこちらの記事の中ほどをご確認ください。
■作り方
今回もわかりやすいように各段で違う色のビーズで作っていますが、実際は選んだビーズで作ってくださいね。
⑴ 中心(1段目)を作ります。
巻きグセを取ったビーズステッチ用の糸を約80cm用意して針をつけます。
チェコツインビーズ 8個の穴の片方に針に通します。
糸端を20cmくらい残してもう一度針を通します。
最初の1個にもう一回針を通して引き締めるとツインビーズが円形に並びます。
これで中心(1段目)の完成です
⑵ 2段目を作ります。
今、糸が出ているツインビーズのもう1つの穴(矢印で指している穴)に針を通します。
続けて丸大ビーズを針で拾い、隣のツインビーズの上の穴に針を通します。
同じ要領ですべてのツインビーズの間に丸大ビーズが並ぶように編んでいきます。
1周編めたら2段目の完成です。
⑶ 3段目を作ります。
2段目の編み終わりのツインビーズの隣の丸大ビーズに針を移動させます。
丸小ビーズを3個拾い、隣の丸大ビーズに針を入れて引き締めます。
同じように2段目に編んだ丸大の間に丸小ビーズが3個ずつ入るように1周編みます。
1周編んだら3段目の完成です。
⑷ 4段目を作ります。
3段目の最初の3個のうちの2個に針を通します。
そこから針で丸小を5個拾い隣の3段目の真ん中の丸小(2個目の丸小)に針を入れます。
この後も同じように丸小を5個拾って隣の真ん中の丸小に入れる、を繰り返します。
1周編めたら4段目の完成です。
⑸ 5段目を作ります。
4段目の最初の3個に針を通します。
針で丸小を3個拾い、円を描くような形でもう一度糸が出ている丸小に針を入れて引き締めます。
残りの2個→3段目→次の3個というように針を進めて先ほどと同じように丸小3個を使ってピコットを作ります。
この後も同じように繰り返して合計8個のピコットを作ります。
全てできたら5段目の完成です。
※アクセサリーに仕立てる場合
こちらのモチーフをアクセサリーにする場合にカンをつける場所はこの5段目になります。
丸カンでは丸カンの切れ目からモチーフが落ちてしまう可能性があるので使うなら二重カンか4mm程度の継ぎ目のないメタルフープを使用すると落下の可能性はなくなります。
付け方はカンをつける場所の丸小3個を針に通したらカンも一緒に通します。
カンを巻き込むようにしてピコットを作ります。
補強のためにもう1周させて次のピコット作りに移ります。
⑹ 糸処理をします。
ビーズ数個分針を進めて写真のように編んだ糸ををまたぐように針を入れます。
そのまま針に糸を巻きつけて引き抜くと結び目を作ることができます。
続けて2〜3個結び目を作ったらさらに2個くらい針を進めてから余分な糸を切ります。
編み始めに残しておいた糸に針をつけて同じように糸処理をします。
両方とも糸処理ができたらモチーフの完成です。
色合わせ アイディア
同色で組み合わせると統一感が出て違う色で合わせると雰囲気に合わせた作品作りができます。
ツインビーズの方は販売されている色に限りがあるのでそのほかの材料とうまく組み合わせて素敵な雪の結晶を作ってみてくださいね。
■モチーフを使ってアクセサリーを作ろう!
前回のテグス編みの雪の結晶よりこちらの方が大きめになるのでそのままペンダントトップとして使うのがオススメです。
もちろんイヤリングなどにしてもOKです。
紐をつけてツリーオーナメントとして使うのも素敵ですよ♪
布小物のアクセントに使うのもオススメです。
■まとめ
針と糸を使って作る雪の結晶モチーフをご紹介しました。
ビーズステッチの技法でいえば「ネッティング」の部類に入りますのでネッティングの練習としてもオススメです。
ぐるぐる編むのが楽しくなってきたら4段目で終わらずにビーズを増やしながらひたすら続けてぐるぐると編んで行くとドイリーのようなものが出来上がります。
そのまま額に入れて飾ったりコースターとして使ったりすることができますよ。
余力があれば是非チャレンジしてみてくださいね♪
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