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無料レシピ-これで自分の持ち物もバッチリ!フェルトでお子さまの目印にもなるネームタグを作ろう!
お子さまが幼稚園や保育園に通い出すと、自分の持ち物がわからなくなった…。
失くしてきちゃった…。
なんてことはありませんか?
実際持ち物はみんな似ていますよね。
お子さまにとってわかりやすい目印(マーク)をつけてお子さまをサポートしませんか?
作るモチーフはどんなものでも構いません。お子さまが好きな物はどんなものでしょうか。
くるま?
はな?
どうぶつ?
キャラクター?
今回は幅広く人気のあるディズニーから、ゲームアプリ『ツムツム』よりミッキーの作り方をご紹介します!
フェルトの縫い方は覚えましたか?こちらの記事を参考にしてみてください。
【巻きかがり】と【たてまつり】ですね。おさらいしながら早速はじめていきましょう!
フェルトでつくるディズニーキャラクターの『ツムツム』の作り方
【必要なもの】
・フェルト(手芸店にて取り扱っているフェルトを使用しています)
黒 ⇒ 裏表用
肌色 ⇒ 顔
白 ⇒ 手(少しだけ使います)
・2重丸カン 又は リボン
・ボールチェーン(ストラップ金具でもOKです)
・針と糸(黒、肌色、白に似た色)
・コピー用紙かトレーシングペーパー
・はさみ
【あったほうがいいもの】
・セロテープ
・チャコペン
・ボンド等の接着剤(場合によっては使用してみてください)
・アイロンネーム(アイロンじゃないタイプでも縫い付ければ大丈夫です)
⇒ 名前を書くのであればあったほうが便利ですモチーフに入る大きさのものか、モチーフの大きさを合わせるかしておきましょう。
アイロンネームでも、フリーカットのラベル形のものがあると便利です。
【作り方】
1 モチーフを探しましょう。
インターネットの画像検索をして好みの画像を見つけるか、お手元にある雑誌や本、雑貨などから作りたいものを探しましょう。
大きさはあらかじめ拡大縮小コピーなどしておきましょう。
2 型紙をつくりましょう。
モチーフの上にコピー用紙かトレーシングペーパーを置いて、各パーツ毎に写し取りましょう。
ツムツムバージョンのミッキーであれば、頭、顔、目、鼻、手の5パーツです。
【Point!】手の部分ははフェルトの間にはさみこんで縫います。
縫いこむ部分を余分に作っておいてくださいね。
【Point!】目と鼻のパーツは切り取らずにまとめておおまかに切っておきましょう。
そして、もうひと手間!
【Point!】目や鼻のパーツのガイドになるものを作っておきましょう。
キャラクター作りは目の位置がとても肝心です。目の位置ひとつでキャラクターの良し悪しが決まってしまいます。
3 フェルトをカットしましょう。
フェルトの上に型紙を置き、チャコペンなどで写してフェルトをカットしましょう。
【Point!】チャコペンで書いた線の内側を切りましょう。
書いた線のままで切ると大きくなってしまうので、注意しましょう。
【Point!】黒のフェルトの場合は、セロテープを使うと便利です。
チャコペンでなかなか色がのらない黒のフェルトの場合、紙に書いた型紙にセロテープを付けてフェルトにはり、紙ごとフェルトと一緒に切りましょう。
▼裏表の場合
▼目と鼻の場合↓
その他の色のわかりやすいものでもセロテープの方法は有効です。もちろん、チャコペンで書いたものを切ってもOKです。
頭 ⇒ 黒で2枚(表と裏)
顔 ⇒ 肌色で1枚
目 ⇒ 黒で2枚
鼻 ⇒ 黒で1枚
手 ⇒ 白で4枚(2枚ずつを縫い合わせて使います)
これでフェルトのカットは終了です。
4 オモテ面を仕上げましょう。
※わかりやすいように、工程毎に糸の色は変えてあります。
実際はフェルトと同じ色にしましょう。
※糸は特に説明のない限りは1本で使います。
これを、1本取りといいます。
少し強めにしておきたい箇所は2本で使いましょう。これを2本取りといいます。
今回この2本取りは最後のオモテとウラをあわせる巻きかがりに使います。
①手のパーツを巻きかがりで縫い合わせましょう。(糸の色:白)
2枚を合わせてフェルトの間から針を通して巻きかがりで縫い合わせましょう。
丸い部分は見える部分になりますので、見えない部分に玉止めをもっていきましょう。同じパーツを2つ作りましょう。
②手のパーツをオモテパーツにたてまつりでつけましょう。(糸の色:黒)
画像を参考に手を仮止めして裏から針を通し、たてまつりでとりつけましょう。玉止めは全部裏にしましょう。
③顔のパーツをたてまつりでつけましょう。(糸の色:肌色)
画像を参考に顔のパーツを仮止めし、たてまつりでとりつけましょう。
④顔に目と鼻をたてまつりでつけましょう。(糸の色:黒)
【Point!】ここでガイド紙の出番です!
目と鼻の位置を合わせて仮止めし、たてまつりでつけましょう。
これで目と鼻がつきました♪
パーツが細かいのでちょっと・・・と思った方は、ここだけボンド等の接着剤を使っても大丈夫です。
パーツに満遍なくボンド等をぬってはるだけです。
ボンド等を使った場合は、お子さまが特に口に入れたりしないように注意をお願いいたします。
これでオモテ面の完成です。
4 仕上げましょう。
ヒント!【もし縫っている途中で糸がなくなってしまった場合】
フェルトの内側に針を通した状態で終了しましょう。
そこで玉止めし、ひと針分だけフェルトの生地を表に出ないようにすくってから糸を切りましょう。
この糸処理をしてから、新しい糸で縫い始めましょう。
【ストラップ取り付け部分が2重丸カンの場合】
①オモテとウラを巻きかがりであわせましょう。
(糸の色:黒・画像はわかりやすく紫にしています。)
糸は2本取りでぬいましょう。
手のパーツの部分は、裏側をたてまつりで通過しましょう。
ぐるっと1周したら、玉止めをしましょう。
玉止めをしたら、それを隠すためにフェルトとフェルトの間に針を通しましょう。
糸を少しひっぱって玉止めを隠して、糸を切りましょう。
②2重丸カンをつけましょう。
2本取りを玉止めした針をフェルトとフェルトの間に通し、2重丸カンを付ける位置へ通しましょう。
ちょっと糸をひっぱって、玉止めを中に入れ込みましょう。
2重丸カンを通して、巻きかがりの要領で5回くらい同じような場所を縫いましょう。
縫いとめたら、針を別のフェルトとフェルトの間に通して玉止めをしましょう。
玉止めをしたらまた別のフェルトとフェルトの間に通して玉止めを隠して糸を切りましょう。
これで完成です♪
【リボンの場合】
ボールチェーンを通すのにリボンを使う場合は、オモテとウラをあわせる前にリボンの準備をしましょう。
ウラの裏面にリボンを仮止めし、リボンをたてまつりで固定していきましょう。
【Point!】このとき、フェルト生地の表面だけをすくって縫いましょう。
表面まで縫ってしまわないように気をつけましょう。
リボンを付け終わったら、2重丸カンの工程の①に戻りましょう。オモテとウラを2本取りの巻きかがりでぬいあわせて完成です!
どうしても縫うのは・・・という方は。思い切って全部をボンド等ではってみてください!
どれがボンドで作ったものかは一目瞭然ですね。一番右です。
ボンド等で作る際にはリボンでしかできませんのでご注意くださいね。
左と真ん中の違いがわかりますか?
何が違うか・・・。
左は今回ご紹介した作り方ですが、真ん中は耳のパーツを分けてぬってあります。
慣れてきたらこのように更にパーツを分解して作るといいですね。
名前をかくためのアイロンネームを取り付けてみて。
このようにカバンの目印に。
さらに使い方を変えて、自作のループタオルに。
ハンドタオルにヒモをつけてモチーフをぬいつけます。
この場合は洗うことが前提なので洗えるタイプのフェルトで作ってくださいね。ボンド等の使用もオススメできません。
沢山作った場合には、麻ひもなどにウッドピンではさめばガーランドにも♪
いかがでしたか?
ちょっとの手間でかわいい目印が完成します♪もちろんお子さまだけでなく、大人の方が持ってもかわいいです。
この要領でいろんなモチーフが作れます。
ですが、こちらでご紹介したものはご自身で楽しんでいただくために作ってみてくださいね。
キャラクターなどのモチーフの販売行為はご遠慮願います。ご了承お願いしますね♪
ぜひ作って楽しんでください♪
今回使用した材料
・丸カン×1個
(参考URL:紗や工房 商品番号ap000152)
・ボールチェーン×1個
(参考URL:紗や工房 商品番号ap000050)
ボールチェーンの代わりにも♪
・カニカン付きストラップ
(参考URL:紗や工房 商品番号ap000012)
[…] […]