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刺繍 アクセサリー を作ろう!簡単デザインで初心者さんもOKな刺繍ピアスの作り方
「刺繍」と言えば、どんなものを思い浮かべるでしょうか。
刺繍されたものを見ていると、可愛く感じますね。
クロスステッチという専用の布にバツ印をつけていく刺繍は、図案があれば初心者の人でも簡単に刺繍を楽しむことができる刺繍です。
家庭科の授業でクロスステッチを体験したことがある人もいるのではないでしょうか。
流行りのシャツやパンツを華やかに彩るフランス刺繍やハンガリー刺繍などのいろいろなステッチ(刺繍の刺し方)を使うものは、表現の幅が広いのでいろいろな柄を楽しむことができます。
ステッチにはいろいろな名前がついているので「なんだかちょっと難しそう・・・・・・」というイメージを持つ方もいるかもしれませんね。
ですが、ちょっと目線を変えれば・・・
ランニング・ステッチ = なみぬい
バック・ステッチ = 返しぬい
フレンチノット・ステッチ(フレンチナット・ステッチ) = 玉止めを変化させたもの
身近でもよく使う縫い方が使われていて、別の名前がついているだけなのです。
いろいろとステッチの種類はありますが、上の3種類ができれば初心者さんでも簡単にできてしまいます♪
今回こちらでは、サテン・ステッチをマスターして2色使いの刺繍ピアスの作り方をご紹介していきます。
まずは、刺繍パーツを作る準備をしていきましょう!
■用意するもの■
・刺繍をする布地
・刺繍枠
・刺繍糸
・針
・チャコペンなど図案をかくもの
【Point!】布地について
刺繍をしていく布として、まずは端処理が必要ないフェルトをおススメします。
もちろん、フェルト以外にもいろいろな布が使えますよ。
刺繍をしてくるみボタンにしたい場合は薄手の生地を使うなど、用途によって変えてくださいね。
【Point!】刺繍枠があると便利です!
刺繍枠があれば、布をきちんとピンと張ったまま刺繍ができます。
枠がないと、糸を引いた時に布まで引いて突っ張ってしまうことがあるために余分なヨレができてしまう可能性アリです。
(左:枠なし / 右:枠あり)
刺繍枠をつけて刺繍をすると、布にヨレやゆがみがないので縫いやすいです。
100円ショップでもプラスチックの刺繍枠が購入できますよ。
もちろん、刺繍枠はなくてもできます。
(左:手芸店 / 右:100円ショップ)
便利な刺繍枠ではありますが、1つだけ欠点があります。
それは、一気に刺繍を進めていかなければならないという点です。
1つの柄に満足して刺繍をした布を切ってしまうと後の刺繍がしにくくなりますし、場合によってはできなくなります。
刺繍をするのであれば、一気にいろいろな柄にチャレンジしてみましょう!
■サテン・ステッチをマスターしよう!■
サテン・ステッチはよく使われるステッチの1つで、比較的小さい面を埋めていくものです。
(大きい面を埋めていく場合は、ロング&ショート・ステッチを使います。)
ハートの図案を使って、サテン・ステッチの進め方をみていきましょう!なみぬいができれば、間違いなくできます!
1.布地にハートをかきます。(ハートの図案は普通の布地を使っています)
2.布を刺繍枠にセットします。
3.刺繍糸を50~60cmの長さに切ります。
2本取りにして刺繍をするために2本抜き取ってまとめ、針に通しておきましょう。
【Point!】刺繍糸は、面倒でもきちんと1本ずつ引き抜いてください。
仕上がりに差がでてきます。
4.玉止めをして、刺繍を始めていきましょう!
【Point!】玉止めをせずに刺繍を進めていく方法もありますが、今回は玉止めをして刺繍を始めていきます。ハートの下の部分から針を出し、ハートの上部分に刺します。
【Point!】図が大きい場合や凹凸がある場合は、適当なところでパーツに分けて部分ごとに仕上げていきましょう!
5.先ほどの刺繍部分に沿うように、ハートの図の輪郭線上を順に刺繍していきます。
【Point!】少しくらいずれたり、隙間があいていてもOKです!
気にしないで進めていきましょう。
もし隙間ができてしまって気になるなら、その部分だけあとで刺繍をしてうめましょう。
半分をどんどん刺繍して完成させましょう。
6.半分が終わったら、裏にして、糸を刺繍の間に通して中央部分に戻ります。
7.残りの半分の刺繍を仕上げていきましょう!
最後まで刺繍が終わったら裏で玉止めをして完成です!
サテン・ステッチの進め方はいかがでしょうか。刺繍をする場合、サテン・ステッチは良く使います。
覚えておいて損はないですよ。
次に、刺繍アクセサリーのパーツを作っていきましょう!
■刺繍アクセサリーパーツを作っていきましょう!■
■用意するもの■
・刺繍をするフェルト
・刺繍枠
・刺繍糸2色
・針
・チャコペンなど図案をかくもの
■作り方■
1.フェルトに下絵をかきます。
今回は1cm四角形を2色で仕上げますので、四角形に1本線を追加しておいてください。ピアス用の刺繍パーツを作るので、同じものを2個かいておきましょう。
2.フェルトを刺繍枠にセットします。
3. 刺繍糸を50~60cmの長さに切ります。
2本取りにして刺繍をするために2本抜き取ってまとめ、針に通しておきましょう。
4.半分を、サテン・ステッチを使って仕上げていきます。
5.残りの面も別の色でサテン・ステッチを使って仕上げていきます。
【Point!】2色目の刺繍の方向は四角形の外周から内側に向かう方が刺繍しやすいです。 1色目の刺繍の方向はどちらでも構いません。
6.刺繍が終わったら刺繍枠からはずし、だいたいの形に沿って切る。
【Point!】間違って刺繍糸を切らないように注意しましょう。
これで、刺繍アクセサリーの元となるパーツの完成です!
■刺繍アクセサリーに仕上げていきましょう!■
■用意するもの■
・フェルトを少し
・刺繍糸(周りをかがるため)、針
・丸カン 4個 (または 丸カン 2個 + 9ピン 2個)
・ピアスパーツ 1ペア
・丸ヤットコ、平ヤットコ
■作り方■
– 丸カンの場合 –
1.出来上がった刺繍パーツと同じ大きさのフェルトパーツを作ります
2.刺繍パーツと1で作ったパーツを巻きかがりで合わせます。
【Point!】玉止めはもちろん隠しましょう!
巻きかがりは、コチラの記事を参考にしてみてくださいね。
⇒【ハンドメイド無料レシピ】くるくる巻いて作ってみよう!フェルトのヘアゴム
3.丸カンを巻きかがりで取り付けます。
【Point!】丸カンの取り付け方向は、縫い付ける方向で変わります。
巻きかがりと同じ方向の縫い目 ⇒ 丸カンはパーツと並行
巻きかがりと垂直方向の縫い目 ⇒ 丸カンはパーツと垂直
丸カンの付け方はコチラも参考にしてみてくださいね。
⇒【ハンドメイド無料レシピ】フェルトのネームタグの作り方・お子様のネームタグに!
4.丸カンを開いて、ピアスフックを取り付けます。
これで、刺繍アクセサリーの完成です!
– 9ピンを使う場合 –
1.出来上がった刺繍パーツと同じ大きさのフェルトパーツを作ります。
【Point!】9ピンが長い場合は、ニッパーで切ってくださいね。
3.パーツ同士を巻きかがりで取り付けます。
4.ピアスパーツを取り付けます。
ピアスパーツがフック式ではない場合、裏側のパーツに接着剤を使ってそのまま張り付けましょう。
今回は四角形を2つに分けて2色で仕上げましたが、もちろん何色でも構いませんよ。
パーツを四角形にしましたが、三角形でも丸でもどんな形でもOKです。
もし刺繍パーツが大きいのであれば、周りはミシンのジグザグで縫い合わせてもOKです。
巻きかがりで縫い合わせて処理をしましたが、接着剤で取り付けてもOKです。
その場合は、きちんと接着するように挟み込んで浮きがないようにしましょう。
ピアスパーツを使いましたが、このように小さいパーツの場合はパッチンピンやヘアピン、ヘアゴムなどでも可愛くできますよ♪
ビーズパーツなどをつければ、さらに可愛さもアップします。
ぜひ作ってみてくださいね!
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