今年は特にボタニカルデザインが流行しましたね!
春夏秋冬を通して、一年中人気なのが押し花やどドライフラワーを使った作品です。
お花には季節感があるのが年中通して楽しめるポイントですよね!
季節に合わせたお花をモチーフにすると楽しみが増えますね。
例えば、春は桜、梅雨は紫陽花、秋はドライリーフ、冬はバラなど。
その他、かすみ草やミモザ、マリーゴールド、スミレ、パンジー、ビオラ、サクラ・・などの押し花、ドライフラワーは定番人気ですよね!
小さめなお花はとくにレジンやネイル制作用としてよく見かけるようになりました。
今回は、そんなボタニカル作品に必須の押し花とドライフラワーについてまとめてみました!
目次
押し花とドライフラワーの違い
わたし自身もどれは押し花でどれはドライフラワー??と思っていたんです。
それで調べてみました♪
潰れているのは・・・押し花
花の原型を残しているものは・・・ドライフラワー
かなりざっくり言うとこういうことでした!笑
すごくわかりやすいですね。
たしかにそれぞれの名前に答えがありました。
押し花
押し花は、子供の頃の記憶に遡ってみましょう♪
四つ葉・・はなかなか見つからなかったですが、みつばのクローバーを拾ってきて本の間に挟んで真っ平らにして乾燥したものをしおりにしたことがある方も多いのではないでしょうか!
そんなわけで「押し」て圧力をかけて水分を出して乾燥させるものが押し花になるわけです。
「押し」つぶしているので、もちろん仕上がりは平になるわけですね。
ドライフラワー
さて、ドライフラワーは?
というとこちらも名前の通り「ドライ(乾燥)」したフラワーなわけです。ルー大柴みたいですが。笑
ドライフラワーは生花でもらったものをお部屋などに吊るして自然乾燥させて作ったりしますよね!
色が褪せて少しアンティークな風合いが出ます。
こんな風に乾燥させ方の違いによって名前が分けられていました。
簡単に言えば、どちらもドライフラワーですが、特に重しなどを使って「押し」て乾燥させたドライフラワーを「押し花」と区別しています。
人気1位のドライフラワー・・・かすみ草
ドライフラワーを語る上で欠かせないのが「かすみ草」ですね!
他のドライフラワーとは一線を画す人気ものです。
Baby’s Breath(赤ちゃんの吐息)というなんとも可愛らしい英名を持っています。
そんな儚げな可愛らしい小さなお花が人気の秘訣です。
そのまま作品にしたり、レジンに封入したりと用途も幅広いですよね!
かすみ草の染色
かすみ草は、ドライフラワーの中でも手軽に染色できることでも人気です!
もともとは白いかすみ草。
白いままでとってもかわいいですが、デザインに合わせて色々な色に染色しても可愛いですよ!
参照:紗や工房(ap007719)
かすみ草 ドライフラワー
このように染色されたものを手軽に購入することができますが、かすみ草のドライフラワーを買ってきて自分で簡単に染色できるんです♪
かすみ草の染色方法
とっても簡単な方法・・・それは「プリンターのインクを使った方法」なんです!
プリンターではインク切れになってしまった使用済みインクでも十分です。
プリンターがない・・という場合は、わざわざになってしまいますが100円ショップでも安価にインクを購入することができます!
ちょっと不思議な絵ですが、作業をしている最中からぐんぐんインクを吸って色が変わっていきます。
なかなか面白いですよ♪
詳しい染色方法はこちらでご紹介しています!
比べてみた!押し花(ドライフラワー)の作り方
押し花の作り方というと、先ほどもご紹介した本の間に挟むなどの重しを使って圧迫するものが古典的ですね!
でも乾燥まで1~2週間と時間がかかったり少し色身が落ちやすい印象です。
最近では色々な方法があってそれぞれにメリットデメリットがあります。
押し花の方法で大切なのは・・・
・スピード
・色の鮮やかさ
・花の状態 しおれたり、破けたりしない
この辺りを比較対象として4種類の方法を比較してみました!
押し花の作り方 4種
・本などの重しで圧迫
スピード:1~2週間 時間がかかる。
色の鮮やかさ:色褪せが少し気になる。
花の状態:平面。ヨレ・縮みなどの変形なし。
・アイロン
スピード:数分。その場で仕上がる。
色の鮮やかさ:色褪せが少ない。
花の状態:平面。ヨレ・縮みなどの変形なし。
・電子レンジ
スピード:数分。その場で仕上がる。
色の鮮やかさ:色褪せが少ない。
花の状態:立体。ヨレ・縮みなどの変形あり。
場合によっては焦げてしまうので注意。
・重しで圧迫+シリカゲル
スピード:2日間
色の鮮やかさ:色褪せが少なく綺麗。
花の状態:立体。多少縮みあり。
重しで圧迫+シリカゲルを用いた方法
この方法は、重しでの圧迫とドライフラワーで使うシリカゲルを組み合わせた方法です♪
一晩〜から1日ほど重しで圧迫して押し花にしたお花をシリカゲルの中にまた1日ほど放置します。
これによって色味を保持しながらパリッと綺麗な押し花を作ることができて、さらに重しで圧迫する時間がすくないのでお花がある程度立体的に原型を保った状態で出来上がります。
かけられる時間と求める完成度に合わせてぜひ自分に合った方法を試してみてくださいね!
▼押し花の作り方4種の具体的なやり方はこちらでご紹介しています!
いかがでしたか?
次回は、押し花やドライフラワーを使って作るアクセサリーのレシピやレジン作品への応用をご紹介します!
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