ゴールドフィルドとゴールドメッキの違いは?金属アレルギーフリーで人気!【ハンドメイドの基礎知識】

アクセサリーなど直接肌に触れるアイテムでは「金属アレルギー」は深刻な問題です。

近年、金属に直接触れる機会が多くなったことから発症者が増えていると言われています。

前回の記事では、金属アレルギーとはそもそもなんなのか!?

・原因
・メカニズム
・症状

などをご紹介しました!

詳しくは・・こちらでご紹介しています。

 

さらに、金属アレルギーフリーや金属アレルギーを引き起こしにくい素材もご紹介しました。

例えば・・・

・シルバー925 (純銀)
・サージカルステンレス
・チタン

これらのアイテムは、金属アレルギーを起こしにくいためアクセサリーパーツの素材としてもとても人気ですね!

ネックレスチェーンや、ピアス・イヤリング、指輪などは特に肌に触れる時間や機会が多いため需要が高いです。

今回は、
・ゴールドフィルド(kgf)
・ゴールドメッキ(kgp)

についてご紹介します。

そもそもゴールドフィルドってなに?
ゴールドメッキとの違いは?

一緒に見ていきましょう♪



そもそもゴールドの種類

ゴールド/金の中にも金の含有率の違いによって種類が分けられています。

24K(24金)、18K(18金)、14K(14金)、10K(10金) というのを聞いたことがあると思います。

これは、数字が高いほど金の含有率が高く、24金は純金(純度99.99%)となります。
含まれる金が75%の場合は18K、58.5%の場合は14Kとなります。

もちろん純金はとても高価なので、他の金属(銀、銅、パラジウム)の合金と混ぜることによって価格を抑えることができます。

14金や10金を用いたアクセサリーは、素材にこだわりながらも価格がリーズナブルになるのでプレゼントなどにも人気ですね♪

ゴールド(金)メッキってなあに?

先に説明したゴールドのランクの違いは、金に直接合金を混ぜて成形する際の金の含有率のお話。

ゴールドフィルドや金メッキでは、真鍮やその他の金属製品をゴールドの膜でコーティングしたものになります。

色の仕上げとして用いられる金属メッキ。
金張りとも呼ばれ、ゴールドの薄い膜を真鍮やその他の金属で作られた製品に貼り付けたもの。

ゴールドフィルドってなあに?

ゴールドフィルドは、メッキのようにただ外側から膜を貼るのではなく14金で作られた空洞の型の中に真鍮を流し込んで作ります。

ゴールドフィルドとゴールドメッキの違いは?

ゴールドフィルドってなあに?で説明した通り、そもそも金メッキとゴールドフィルドでは作り方が異なります。

金メッキは、メタル製品に0.1ミクロン以下の薄い金膜を張ったものですがゴールドフィルドの場合は、総重量の1/20(5%)に14金が使用されている必要があります。

金メッキと比較するとゴールドフィルドの金の層は、100倍の厚みになります。

そのため金メッキに対してゴールドフィルドの方が・・・

・磨耗しにくい
・剥がれにくい
・錆びにくい
という利点があり、綺麗なカラー、輝きが長持ちします。

また、ゴールドの膜が厚く、錆びやハゲが起こりにくいために金属アレルギーを持っている方でも使える素材と言われています。

もちろんその分金メッキより、価格は高価なものになります。

より肌に触れるパーツには、ゴールドフィルドのアイテムを用いて、肌への接触の少ない部分では金メッキのものを用いるなどの工夫がおすすめですね!

ちょっと注目!

24金ゴールド(金)メッキ 24KGP

さて、金メッキの中でも品質はさまざまです!

24金は先に説明した通り、99.99%金を含有している純金です。
純金のアイテムを身に付けたいですが・・・

かなり高価なものですし、ハンドメイド用のアクセサリーパーツとしてはなかなか手に入りません。

そんな時におすすめなのが、24金ゴールドメッキ

真鍮でできたパーツに、24金(純金)メッキを施したものです。

純金を身に付けたいけど、手が出せない・・という時に手軽に手に入るアイテムとして人気です。

おすすめの24金ゴールドメッキ(24KGP)パーツ


(参考:紗や工房ap003911)
国内24KGPメッキ製ジュエリーチェーン


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ピアス セット 国内24KGPメッキ製 5種類 5ペア


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高品質ヒキワ&国内24KGPメッキ製ダルマカン


(参考:紗や工房ap008845)
指ハートチャーム 2個

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