【ハンドメイドの基礎知識】透かしパーツの使い方、種類、選び方やコツ・レシピについて


いろんな大きさや形のある透かしパーツは、そのまま使ってみたりレジンに封入したり、ビジューアクセサリーの台座に使ったり実はたくさんのアレンジをすることができるんです!



それでは、透かしパーツの種類とアレンジ法をご紹介しましょう!

1.透かしパーツとは


アクセサリー作りをしている人や、ハンドメイドアクセサリーを集めるのが好きという人にも人気の「透かしパーツ」。
ココロときめく繊細な細工はバリエーションも豊富で、沢山持っておきたくなります。
見た目は華やかですが薄いプレート状なので、軽さや使いやすさが良いですよね。

透かしパーツは別の言い方で「Filigree(フィリグリー)」といい、透かし細工のことを指しています。
ネットで「フィリグリー」と検索すれば、沢山の透かし細工がヒットしますよ。

透かし細工は古代からアクセサリーパーツとして用いられていたとされ、古代ギリシャ、古代ローマの時代はもちろん、航海技術の発達とともに中国などアジアにも広まりました。
確かに、エキゾチックなアジアンテイストのアクセサリーにも使われていますよね。

2.透かしパーツの種類

透かしパーツの素材は金・銀・真鍮・銅などが用いられてきましたが、
現代ではアレルギー対策にニッケルフリーなどの
安全な素材で作られた透かしパーツも簡単に手に入ります。

【透かしパーツの色の種類】

・ゴールド

(参考:紗や工房 商品番号:ap003193
透かしパーツ ラウンド(径約20mm)5個/ゴールド)

・シルバー

(参考:紗や工房 商品番号:ap000490
透かしパーツ ローズタイプ/20枚セット/シルバー)

・ホワイトシルバー

(参考:紗や工房 商品番号:ap001503
透かしパーツ(約30mm)白銀/ラウンド)

・金古美

などがあります。

サイズも豊富で、12mm~30mm、大きいものは58mmくらいまであります。

【透かしパーツの形の種類】

透かしパーツの細工の模様は実に様々なものがありますが、形も丸型(ラウンド)や四角形(スクエア)など基本的な形から、お花の形や扇型などの凝ったものがあります。

・スクエア

(参考:紗や工房 商品番号:ap003163
透かしパーツ スクエア(約12x12mm)5個/ゴールド)

・バタフライ

(参考:紗や工房 商品番号:ap000489
透かしパーツ(バタフライタイプ/20枚セット)

・扇

(参考:紗や工房 商品番号:ap002090
透かしパーツ/扇子(約58x29mm)2個/ゴールド)

透かしパーツにはカンが付いたものもあります。
作業を少なくしたい場合にはこちらを使うといいですね。

3.透かしパーツの使い方


透かしパーツは薄いプレート状の金属パーツなので、
透かし模様の空いているところにそのまま紐や金具を繋いで使うことが出来ます。


ビーズやチャームを沢山付けて大ぶりなアクセサリーを作れます。


曲げて使用することもできます。


また、レジンに封入したり、プラバンと組み合わせる方法も人気です。

4.透かしパーツのアレンジ法

透かしパーツのほかの使い方として人気となっているのが、
ビジューアクセサリーのセッティング台座としての使い方です。

透かし模様を、ビジューの台座としてもともとあったシャワー台座の穴の部分に見立てて、
そこへテグスやワイヤーを通していきます。
シャワー台座はとてもシンプルでビジューを引き立てますが、
透かしパーツを使うことで裏側から見ても華やかさを表現できます。

ここからは、テグスを使ったセッティングと接着剤を使ったセッティングをご紹介していきます。

【テグスを使ったセッティング】

1.

透かしパーツ・テグス・好きなビジューやビーズを用意して、
ビジューにテグスを通しながら透かしパーツにテグスを通していきます。

2.

透かしパーツの裏側でテグスを結び、ビジューを固定します。
こんな感じで他のビジューも付けていきましょう。結んだテグスの端は、
見えないようにビジューやビーズの穴へ通して処理します。

3.

アクセサリーパーツが出来ました。
丸カンやバチカンなどを付けて、
他のパーツと繋げることが出来ます。


今回はバチカンを付けてワックスコードを通しました。

【接着剤を使ったセッティング】

1.

透かしパーツ・接着剤・好きなビジューやビーズを用意します。

2.

接着剤は、使い捨てられる容器に使いたい分だけ出しておくとラクチンですよ。

3.

ビジューに接着剤を付けます。パーツが小さいときはヤットコやペンチを使うといいですね。

4.

透かしパーツにビジューを乗せて、軽く押さえます。

5.

同じようにビジューに接着剤を付けます。


この要領でビジューを透かしパーツに乗せていきます。

6.

すべてのビジューを乗せ終えました。あとは接着剤が乾けば出来上がりです。

【ビジューの数が多い時のPoint!】

たくさんのビジューを乗せたいときには…


このように接着剤を付けないで試し置きし、
写真に残しておくとスムーズに進められます。

【ビジューの代用品】

丸カン付きのビジューを利用したいときには、
カンの部分をニッパーなどでカットして使うことが出来ます。


カンを外すことができました!
ビジューがないときなどに
代用品として使ってみてください。

5.透かしパーツの代用品

透かしパーツをチャームとして使いたいときの代用品は、様々なチャームの中から代わりの好きなパーツを選ぶことができます。

カラフルなワイヤーで自由にモチーフを作ることも出来ますね。

・シャワー台座

(参考:紗や工房 商品番号:ap000979
シャワー金具(約17mm)約25枚セット)

ビジューの台座としてはシャワー台座がありますし、プラバンやレジンでプレートを作って接着剤でビジューを付けることも出来ます。

仕上がりのイメージに合わせて、色んなテイストが楽しめる透かしパーツ。
沢山種類を揃えたくなっちゃいますね。
そのままアクセサリーにしたり、レジンに封入したり、ビジューの台座に出来たりと、アイデアやセンス次第で幅広く活躍出来るアイテムですね!

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