比較!ネイルスタンプとレジンシールの使用感&仕上がり!ネイルスタンプレジンのやり方【ハンドメイド基礎知識】

お盆を過ぎたら涼しくなるかと思いきや…
今年もまだまだ暑い日は長そうですね(笑)

そんな暑さの中でも時折吹く風や、朝晩の気温の変化で「暦の上では秋なんだなぁ」と実感する日も多くなって来ました。

夏の疲れが出て来た方も多いのではないでしょうか?

お子さまの長い夏休みが終わってホッとされている方もいるかと思います。

のんびりレジン作品を作りながら夏の疲れを癒してみませんか?

今回はネイルシールを使った作品とスタンピングネイルを使った作品の違いや、メリット・デメリットをそれぞれご紹介します♪



◆用意するもの

・ネイルorネイルシール
・スタンピングプレート
・ネイルスタンパー
・クリアファイルまたはクッキングシート
・マスキングテープ
・使いたいチャームやホロ、ラメ、ビーズ、ブリオンなど
・レジンフィルム
・UVランプ(太陽光でも可能ですが今回はあった方が便利です)

レジンシールを使った作品

1.

モールド全体にレジン液を薄く広げて硬化します。
空枠を使いたい方は、マスキングテープで底面を作って同じ作業をしてくださいね♪

2.

レジン液を薄く全体に広げて、好きなチャームやレジンシールを配置して硬化します。

モールド作品は底面が表になるように作りますが、画像はこのまま上部が表になるように配置しています。

3.

好きな色に着色したレジン液を広げて硬化します。
画像は一部のみに着色レジンを入れて、他は透明のレジン液を入れています。

<ワンポイント>
この作品のように、ほんの一部のみに少量のカラーレジン液を使いたい場合は、最初から着色されているレジン液を使ってもいいですし、自分でカラーを作成したい時はクリアファイルやクッキングシートの上でも可能です。

こちらは100円均一に売っている鉱石型のモールドですが、ほんの少しの量の着色にはとても便利です♪

4.

モールドから抜き取って最後のぷっくりコーティングをしたら、くじらの尻尾パーツの完成です♪

<ポイント>
作品を抜き取る時は、モールドが人肌ぐらいまで冷めるまで待って下さいね!
モールドが熱いうちに抜き取ると、モールド破損の原因になります。

スタンピングネイルを使った作品

スタンピングプレートには、このように薄い保護シートが貼られています。
使用前に剥がすのを忘れずに!

スタンプを押す時には、このようなネイルスタンパーが必要となります。
スタンププレートと同じ売り場に置いてある事が多いです。

セルフネイルをされる方はご存じかと思いますが、使い方が分からない方でもちゃんと裏面に説明書きがあるので安心してくださいね!

1.

お好みのモールドでパーツを作ります。
画像は説明を分かりやすくするために白一色で作成していますが、お好みのカラーで作成して大丈夫です!

ホロやチャームを入れてもいいですよ♪
もちろんモールドではなく、空枠でも良いのでお好みの型を使ってくださいね。

<ポイント>
モールドから抜かなくても、途中でスタンプを押すことも可能です。
レシピを確認しながらお好みの方法を探してくださいね♪

2.

好きな箇所に使いたい柄をスタンプします。
はみ出しても気にしなくて大丈夫です。

マニキュアが乾かないうちに素早く作業してくださいね!

<ポイント>
初めてスタンプを使う方は最初から作品にスタンプするのではなく、紙などを使用してどんな感じになるのか試し押しをお勧めします。

3.

ベビー綿棒にリムーバーをしみ込ませて、はみ出した部分を丁寧に拭いて消します。
慌てずにゆっくり作業して大丈夫ですよ(笑)

お好みの柄の部分だけを残したら、レジン液を薄く広げて硬化します。

<ポイント>
ゴシゴシ擦るのではなく、やさしく拭き取ってください。

綿棒にリムーバーを付けすぎると、作品に綿棒を押し付けた時にリムーバーがあふれて、消す予定ではなかった柄の部分までリムーバーが付いてしまいます。

綿棒にしみ込ませる適量が分からない場合は、少しずつ足して量を加減するといいですね!

4.

薄くレジン液を広げて更にお好みの柄を足します。

一部分の小さい模様だけを使いたい時は…

クリアファイルやクッキングシートに透明のレジン液を薄く広げて硬化します。
硬化したレジンの上にお好みの柄部分をスタンプします。

そうすると…

レジンフィルムのようなシートが出来上がります♪
使いたい柄の部分だけをハサミで切って使います。

5.

小さなうちわパーツの完成です♪
ブリオンやストーンを乗せて硬化しても可愛いですね!

裏面はスタンプとレジンフィルムを使ってみました。
先にスタンプを押してからレジンフィルムを使用しています。

◆作品例

水面模様を比較!

レジンで作る模様の中で夏に人気の水面模様!
スタンプしたものとカラーレジンを用いて描いたもの・・違いを見てみましょう♪

難しい水面模様もこのようにスタンプで簡単に表現する事が出来ます♪

レジン液で表現したものの方がよりリアリティーがありますね。
スタンプの方は、イラストのような風合いが出ています。

好みやデザインに合わせて選ぶといいですね!

こちらはネイルシールを何層にも分けて貼っています。猫ちゃんのシルエットはネイルスタンプです♪

何層かに分けて作業する事で奥行きのある作品になります。

◆考察!

<レジンシールのメリットとデメリット>

「メリット」
・貼るだけなのでとにかく簡単!

「デメリット」
・同じ柄をたくさん使いたい時は、シールを何枚も準備する必要がある

・下の画像のように、裏面が白になっていて絵柄が表にしかないものもあるので、使う際には表裏を間違えないように注意が必要(透明感のある作品には不向きな場合がある)

ネイルスタンプのメリットとデメリット

「メリット」
・リムーバーで何度でも修正可能
・同じ柄をいくつも使える

「デメリット」
・シールに比べるととにかく手間がかかる

それ以外の仕上がりのイメージの違い!

スタンプはスタンプ独特のかすれや濃淡が楽しめます!

レジンシール は、とても発色がよくはっきりとしているので、シール自体がスタンプ風のデザインでない限りは、スタンプのようなかすれや濃淡は表現できません。

今回はネイルシールとネイルスタンプを使う方法、違いをご紹介しましたがいかがでしたか?

ネイル用品はレジン作品に使える物が多いので重宝しますが、やはりそれぞれのメリットもあればデメリットもあります。

いろいろと組み合わせて、自分に合った方法を探るのも楽しいですよ!

ネイルシールもネイルスタンプも100円均一で手軽に買えるのも嬉しいところですね♪

100円均一に立ち寄った時は、手芸コーナーだけでなく是非ネイルコーナーも見て新しい発見をしてください(笑)

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