以前、フリンジレース(フリンジテープ)を巻いてタッセルを作る方法をご紹介しました!
【ハンドメイド無料レシピ】<前編>巻くだけ簡単!フリンジレースとエンドパーツでオリジナルタッセルを作ろう!ポイント・必要なもの
【ハンドメイド無料レシピ】<後編>巻くだけ簡単!フリンジレースでオリジナルタッセルを作ろう!♪ポイント・必要なもの
↑フリンジレースを巻いてタッセルするだけで、十分かわいいアクセントになります。 フリンジレースは種類によってボリューム感が違うので面白いです。
フリンジレースをもっと身近なものにもアレンジで使ってみませんか?
今回こちらでは、フリンジレースを使って小物を作る方法をご紹介していきます。
目次
マチ付きコップ袋をアレンジ!<フリンジレースを上からたたきつける場合>
「たたきつける」とは、手芸の用語で、土台となる生地の上にレースやテープなどをのせて、上から直接ミシンで縫うことです。
上から直接縫うので当然縫い目は見えますので、目立ちにくい色で縫いましょう。
【ハンドメイド無料レシピ】簡単マチのコップ入れ袋の作り方 を参考にフリンジレースをつけてアレンジしていきましょう!
■用意するもの■
・生地 18cm×45cm
・フリンジレース 18cm×2本
・チロリアンテープ 18cm×2本
・ひも 40cm程度
■作り方■
マチ付きコップ袋の作り方を参考に作っていきましょう!
【Point!】フリンジレースは、生地を必要な大きさにカットした後に縫いつけましょう!
フリンジレースの位置はとても重要です。
バランスも大切ですが、袋状にした時にきちんと1本のラインになるように調整しておいてください。
工程1の端かがりにすすむ前に、フリンジレースをお好みの場所に縫いつけます。
フリンジレースの結束されている部分(黒い部分)を上下2ヶ所縫っておきましょう。
糸の色は、目立ちにくい色を使ってくださいね。
フリンジレースだけで構わない人は、フリンジレースをつけ終わったら、そのままコップ袋の制作にとりかかってください。
もう少しアレンジをする場合は、さらにその上からチロリアンテープなどを縫いつけましょう。
これでボヘミアンテイスト風になりますよ♪
チロリアンテープも、色や柄が変わると雰囲気が変わってくるので、柄合わせも楽しんでください♪
もしもフリンジレースが少しだけ余ったら、せっかくなので使い切ってください!
ひもの結び目に巻いて縫いつけると、ミニタッセルができあがりますよ。
さらに少し変化がでます♪
新しく作るものなので先にフリンジテープを縫いつけましたが、後から縫いつけてもOKです。
フリンジレースをつけただけで、シンプルなものでも大変身します。
物足りなさを感じたら、アレンジしてみてください!
ポーチをアレンジ!
<フリンジレースを間に挟み込む場合>
ポーチは、基本となるペタンコポーチを作っていきます。
仕上がりサイズ :およそタテ10cm×ヨコ21cm(マチ無し、フリンジ含まず)
サイズは文房具やメガネなどを入れるためにはちょうどいいくらいのサイズとしているので、もう少し大きい方がいい場合は寸法を変えてくださいね。
大きさを変えた時はフリンジレースの長さも適宜増やしてください。
■用意するもの■
・表地 23cm×12を2枚
・裏地 23cm×22を1枚
・20cmのファスナー 1本
・フリンジレース 50cm程度
⇒3辺にフリンジを付ける場合は、曲がる時の余裕も欲しいので3辺の合計より多めに用意してください。 表地が2枚に分かれているのは、フリンジレースを左右と下の部分にも挟み込むためです。
下の部分に挟み込まなくてもいい場合は、裏地と同じ寸法の生地を用意しましょう。 ポーチに張りを持たせたい場合やふんわり感を出したい場合は、ハード接着芯やキルト芯も表地と同じ寸法と枚数で用意してください。 表地に芯をつけてから作りはじめましょう。
■作り方■
1.表地の上にファスナーを置く。
【Point!】ファスナーは裏を向けて置きます。
ファスナーの端にある余分なところは、三角形になるように折り返しておいてください。
最後に表に返したときに、生地のゴロツキを防いでくれます。
2.ファスナーをミシンで縫って取り付けます。
【Point!】途中でファスナーの金具が邪魔して縫いづらくなった場合はミシンをとめて、ファスナーを開けましょう。
3.ファスナーをつけた状態の上に裏地を重ねてひっくり返します。
【Point!】上から順に、表地(裏向き)、ファスナー、裏地の順です。
中表になっている状態になっていると思います。
4.工程2の縫い目より2mmほど内側を縫います。
【Point!】先ほどの縫い目より布端を縫わなければOKです。
ただし、あまり内側を縫いすぎてもファスナーの金具があるので縫いにくいです。
これで最後に表に返した時に、縫い目が外にでません。
【Point!】今回は表布と裏布に対して押さえミシンをしません。 この時点で一度表に返してアイロンをかけておくと仕上がりがキレイになります。
5.もう1枚の表布の上にファスナーをのせ、工程1のようにして端を縫います。
【Point!】工程1と同様に、ファスナーは裏を向いた状態です。
6.最後に裏地を下から折り上げて重ねてひっくり返し、工程5の縫い目の内側を縫います。
【Point!】縫い終わったら、アイロンをかけておきましょう。
7.裏地同士を重ねてまち針でとめます。
【Point!】ファスナー部分の表地と裏地の切り替え部分をキチンと合わせておきましょう。
8.片方の表地にフリンジレースを仮止めします。
【Point!】フリンジレースは、端から5mmあけた位置においてください。 生地端と合わせてしまうと、仕上げた時にフリンジが上手くでない可能性があります。
フリンジレースは、裏地の方に少しだけ入るようにしておくとフリンジレースの端処理をしなくてもすみます。
9.表地を合わせて、ミシンでコの字に縫います。
【Point!】ファスナーは半分程度あけておきましょう。
ここでファスナーを閉めたままだと、表に返せなくなってしまいます。
裏地部分に返し口となる部分を4~5cm程度残しておきましょう。
【Point!】フリンジレースの仮止めは、気になるなら取ってください。 特にとらなくても、裏に隠れてしまうので問題はないですよ。
10.返し口から表にかえして、返し口を【コの字とじ】でとじます。
【Point!】表に返した時にごわつかないように、4ヶ所の角を落としておきましょう。
11.裏地を中に入れて、形を整えます。
これで完成です!
今回はフリンジレースをコの字になるように取り付けてみましたが、下の部分は取り付けずに横だけにつけるだけでも可愛くなりますよ。
ポーチの外周にフリンジレースを付けましたが、布を切り替えて作る場合は、布の切り替え部分に挟み込んでもOKです!
既製品だってアレンジ!
<フリンジレースを後からたたきつける場合>
もう既にあるデニムや服にだってアレンジをしてみたい!と思った方もいらっしゃるのでは?
デニムや服などの袖口やすそ、襟周りにフリンジレースをたたきつける場合は、ミシンで縫いつけることができます。
ミシンができる場所なら、フリンジレースをつけて簡単アレンジ♪
後からフリンジレースをつける場合、フリンジレースの端がほつれてこないようにライターなどでほんの少しだけあぶってくださいね。
ライターであぶる方法は、コチラを参考にしてくだい。
【ハンドメイド無料レシピ】フリンジレースで作るカジュアル異素材ネックレス★作り方・ポイント・必要なもの
ライターがない場合は、端を少しだけ内側に折り曲げて一緒に縫ってもOKです。
フリンジレースには伸縮性がないので、ニットなど伸びるものに付ける場合には注意しましょう。
よく洗うものにフリンジレースを付ける場合、洗濯によってフリンジの縮みを最小限に防ぐために一度フリンジレースを水につけて縮ませておいた方が安心です。
ミシンが使えないポケットはどうしましょう・・・。
そんな時は、手縫いで縫いつけてください!
縫いつける場合は、少し細かく返し縫いで縫い進めてくださいね。
洗わないものであれば、手芸用のボンドを使うと便利です。
フリンジを重ねてもGOO!
フリンジレースはずらして重ねても面白みがでます。
同色で重ねてもいいですし、別の色のフリンジレースを重ねても楽しいです♪
重ねる段数によって、かなりボリュームが違ってきますよ。
フリンジレースをつければ、新しく作るものや今まであったものが簡単にアレンジできます。
いろいろと試してみてください!
■使ったもの(参考)■
(参考:紗や工房 商品番号: ap004343)
フリンジレース【幅約18mm/エスニックカラー/約10cm】
(参考:紗や工房 商品番号: ap004367)
フリンジレース【幅約20mm/ブラック/約10cm】
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