ビーズステッチでハロウィンモチーフを作ろう!ビーズステッチやり方&編み図付き【ハンドメイド無料レシピ】

秋の一大イベントといえばハロウィン!
最近は仮装パレードやパーティーなどハロウィンを楽しむイベントが増えてきましたよね。

お店にはハロウィン商品が溢れ、お部屋をどう飾ろうか考えるのも楽しいものです。

ハンドメイダーとしては創作意欲がムクムクと膨らむ季節行事の1つ。
今回はシェイプドステッチで作る1円玉サイズくらいの小さなハロウィンモチーフをご紹介します♪

ビーズステッチの基本についてはこちらの記事をご確認ください。



【難易度について】

今回はそれぞれに難易度を星の数(数が多いほど難易度高い)で表しています。
難易度の根拠は増やし目や減らし目の数が多かったり、編んでいる途中での針の移動があったりというところになります。

ブリックステッチができる方であれば完成させられるものになりますので☆3つだからといって難しすぎるということはありません。

ちょっと面倒な手間が入るだけですのでぜひチャレンジしてくださいね♪

【準備するもの(全てに共通)】

・デリカビーズ
使用したビーズの色や追加の材料は各項をご覧ください。

・ビーズ針とビーズ糸

今回は糸が目立ちにくいようにそれぞれのビーズに合わせた糸を使っています。
揃えるのが大変、特に気にならなければ全て白で作っていただいても構いません。

この他に・・・

・はさみ
・ビーズマット
をご準備ください。

◆ジャック・オ・ランタン(難易度 ☆)

【使用ビーズ】

A…DB-722
B…DB-310
C…DB-655

【追加で準備するもの】なし

【編み図と完成品】

【作り方】

⑴糸の準備をします。

ベージュの糸を120cmくらい切り出し、20cm間隔で軽く左右に引っ張って糸のうねりを取ります。
その後針に糸を通します。

⑵1段目から順番に編んでいきます。

糸端を20cmくらい残してラダーステッチでAを5個分編みます。
1段目のラダーステッチと2段目のブリックステッチは糸が緩んで編み目がガタガタになりやすいのでしっかり手で押さえながら編んで行ってくださいね!

⑶2段目を編みます。

最初は1つ増やし目となります。

針にビーズAを2個取り、1段目の糸が出ているビーズとその隣のビーズにかかっている糸(写真上の矢印の部分)に針を入れます。

続いて糸を引いた時に左側にくるビーズに針を通します。

これで1つ増やし目ができました。

そのままブリックステッチでAを3個編み入れます。

最後も増やし目になります。

針にビーズAを1個取り、1つ前に編み入れた場所と同じところに針を入れます。

そのまま編み入れるビーズに針を入れると左端も増やし目ができました。

ビーズAを6個編み入れて2段目が完成です。

⑷ 編み図を参考に3段目を編みます。

3段目も左右の端はそれぞれ増やし目なので2段目と同じように編みます。

途中、目となる黒いビーズを入れることをお忘れなく…

⑸4段目を編みます。

4段目は減らし目からスタートとなります。

針にA→Bの順番にビーズを取り、3段目の最後から2番目と3番目のビーズにかかっている糸に針を入れます。
その後B→A→Bの順番に針を通して糸を引き締めます。

これで最初の減らし目ができました。

そのままブリックステッチでビーズAを端まで編み入れていきます。

4段目の最後は減らし目なので最後の部分に1個編み入れればそれで減らし目となります。
これで4段目の完成です。

⑹ 編み図を参考に5段目と6段目を編みます。

6段目の最後まで来ました。

6段目はヘタとなるビーズCを編むのでさらにもう1個増やし目となります。
この場合はラダーステッチと同じ要領で増やします。

2周回しておくとしっかり固定されます。
(2個、3個…と増やす場合もラダーステッチで増やしていくので覚えておくといいですよ♪)

これで6段目の完成です。

⑺7段目〜11段目までを編み図を参考にしながら編んでいきます。

段ごとの目の増減、途中ビーズBを入れ忘れないように注意して編んでくださいね!

⑻ 糸始末をします

11段目最後まで編めたらそのまま5個くらい編んだビーズの中を通って糸を切ります。

最初残しておいた糸端にも針をつけて同じように糸始末をします。

これで完成です!

◆おばけちゃん(難易度 ☆☆)

【使用ビーズ】

DB-351

DB-310

【追加で準備するもの】

・4mmメタルフープ(またはニコイル)

アクセサリーで使用する場合はご準備ください。
貼り付けモチーフとして使う場合は必要ありません。

【編み図と完成品】

【作り方】

⑴糸の準備をします。

白の糸を120cmくらい切り出し、20cm間隔で軽く左右に引っ張って糸のうねりを取ります。
その後針に糸を通します。

⑵5段目から編み始め、6段目を編んでいきます。

糸端を40cmくらい残してラダーステッチで5段目を編んでいきます。

そのまま続けて、6段目を編みます。
糸や編み目が緩まないように注意してくださいね!

⑶7段目にメタルフープを編み入れます。

7段目の最初は普通に減らし目をします。
その状態から針を1目もどし、一番端のビーズから糸がでているようにします。

メタルフープをビーズだと思ってラダーステッチをします。
しっかり固定するために2周しておきます。
そのまま先ほどと同じところから糸が出るように針を進めます。

これでメタルフープがつきました。

そのあとはそのままブリックステッチを続けて7段目を完成させます。

⑷8段目を編みます。

8段目を編み切ったところでメタルフープの補強のために矢印のように針を進めておきます。

⑸編み図を参考に9段目と10段目を編みます。

⑹11段目〜13段目をまとめて編みます。

11段目を5個編んだところでビーズを通って針を3個目のところまで戻します。

そこから1個減らし目をする要領で12段目を編みます。

そのまま13段目を増やし目の要領で編みます。

編めたらビーズを通って11段目の編んでいた最後のビーズまで針を戻します。

このまま11段目を最後まで編んで11段目〜13段目の出来上がりです。

⑺反対側も編んでいきます。

最初に残しておいた糸端に針をつけて4段目を編みます。

⑻3段目〜1段目をまとめて編みます。

3段目の3個目(増やし目+1目)まで編んだら3段目の最初に針を進めて2段目の増やし目をします。

そのまま1段目も編んで3段目の編んだところまで針を戻します。

続いてそこから3段目にビーズを4個編み入れて減らし目の要領で2段目を編み、増やし目で1段目を編みます。

また3段目に針を戻して残りの3段目を編みます。

これで3段目〜1段目の完成です。

⑼ 糸始末をします。

ジャック・オ・ランタンの時と同様にそれぞれの糸端で糸始末をして完成です。

◆コウモリ(難易度 ☆☆☆)

【使用ビーズ】

DB-10
DB-1132

【追加で準備するもの】

・4mmメタルフープ(またはニコイル)

アクセサリーで使用する場合はご準備ください。
貼り付けモチーフとして使う場合は必要ありません。

【編み図と完成品】

編み始めは11段目からです。

【作り方】

⑴ 黒の糸を120cmくらい切り出し、20cm間隔で軽く左右に引っ張って糸のうねりを取ります。
その後針に糸を通します。

⑵ 編み図を参考に11段目〜7段目を編みます。

最初の糸端は60cmくらい残しておいてください。

⑶6段目を編みます。

一番端のビーズから糸が出ている状態のところから編んでいるビーズを通って隣のビーズから糸が出ているように針を進めます。

そこから減らし目の要領で2個ビーズを編み入れます。

続けて糸端で増やし目をする要領で1個ビーズを編み入れます。

さらにそこからビーズをもう1個ラダーステッチで増やします。

針を進めて糸が一番最後に増やしたビーズのところから出るようにしておきます。

⑷ 続けて5段目以下を編みます。

⑸はじめに休ませておいた糸に針をつけて12段目から編んでいきます。

12段目と13段目

本来であれば11段目を編んだ時点でメタルフープをつけるのですが、写真はつけ忘れて最後まで編んでいます。

忘れてしまった場合のつけ方を後述しているので、万が一忘れてしまっても大丈夫です!

⑹ 続けて14段目と15段目を編みます。

⑺16段目を編みます。

糸が端から出ている状態からビーズを通って隣のビーズから糸が出るように針を進めます。

そこから減らし目スタートで16段目を編みます。

⑻17段目〜19段目を編みます。

⑼20段目を編みます。

最初に普通通りに最初の増やし目をしたのち、針を端のビーズに戻します。

そこからラダーステッチの要領でビーズを1個編みます。

最初の増やし目のところに戻ってブリックステッチを続けます。

20段目の完成です。

(10)編み図を参考に21段目〜22段目を編みます。

(11)23段目を編みます。

16段目の時と同じように隣のビーズから糸が出るように針を移動させてから減らし目を編みます。

(12)24段目と25段目を編みます。

24段目も前段と同様に隣のビーズから糸が出るように針を移動させて増やし目を編みます。

25段目のビーズも編み入れます。
最後に両方の糸始末をして出来上がりです!

*メタルフープを入れ忘れた場合

メタルフープを入れ忘れてしまった時は気づいた時点で編み入れる場所に戻ればOKです。

今回の場合は13段目の編み終わりのビーズのところまで針を移動させて編み入れ→固定という風にします。

編み始めの位置について

編み始めの位置は作り手によって様々だと思いますが、筆者は

・ラダーステッチの数が奇数個

・段の最初は増やし目

・段の最後は減らし目

・複雑な形状の場合、針移動が少ない

などを考慮して決めています。

今回の編み始めの位置はあくまで参考です。
たくさん作ってみて自分のやりやすいやり方が見つかればどこからでもOKです。

アクセサリーにアレンジ!

今回作ったモチーフをイヤリングにしたり、バッグチャームにしました♪

かぼちゃのオバケのイヤリング

コウモリのイヤリング

ホロウィンらしい紫とオレンジのビーズを合わせて、カラーをプラス!

ハロウィンのバッグチャーム

作り方をご紹介してきた、ハロウィンモチーフとさらに立体の星やキャンディーモチーフをじゃらじゃらと組み合わせてかわいいバッグチャーになりました!

以前紹介したビーズステッチのイヤリングもハロウィン仕様にしてみました。

ビーズステッチに挑戦しよう!ブリックステッチの編み方・作り方【ハンドメイド基礎知識】

ちなみに上2段と下5段を作らずに仕上げて逆さまにするとドラキュラの棺桶のモチーフができます。

まとめ

今回はシェイプドステッチのハロウィンモチーフを3種類紹介しました。
アクセサリーに使いやすい小さなサイズなので是非この季節に使って欲しいモチーフです。

このほかたくさん作ってそのままお部屋のあちこちに飾ったり、他の装飾の陰に潜めて「隠れシェイプドステッチ」にして宝探しにしたりとアイデア次第で色々使えちゃいます☆

是非チャレンジしてみてくださいね♪

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