予期せず事態で自粛ムードが続き、ステイホーム期間にハンドメイドに興味を持った方も多いかと思います。
そんな時は家でゆっくりのんびりと作業が出来るレジンにチャレンジしてみませんか?
今回はレジンの「基本のキ」から、シリーズで少しずつご紹介したいと思います。
レジンを始めるために必要な道具や便利な道具、作業中の失敗しやすいポイントなどをご紹介します。
初心者さんもレジンをした事がある方も、お子さんと一緒にレジンをする方も、ぜひ一緒に楽しんでみましょう♪
目次
1.用意するもの
◆レジン液
レジン液はメーカーさんにより色々と種類があります。レジンには大きく分けて2種類あります。
・「エポキシレジン(2液性レジン)」
主剤と硬化剤を一定の割合で混ぜて硬化させるタイプ
・「UVレジン」
紫外線で硬化させるタイプ。
今回はUVレジンについてのご紹介です。
テレビなどで紹介されているレジンは「UVレジン」が主となっています。
UVレジンは紫外線に当てないと硬化しないため、失敗しないよう落ち着いてゆっくりと作業ができます。
今では100円均一でも購入できるので、初心者さんにもオススメです!
◆UVライト
太陽光でも硬化は出来ますが、ライトがあると作業時間が格段に違います。
ハンディタイプのコンパクトなものは、お手頃価格で販売されています。
まずは太陽光で試して様子を見てからUVレジンライトを購入しても◎です。
◆手袋
硬化する前のレジンはアレルギーを起こす可能性があり、直接触ると皮膚が痒くなったり発疹が出たりする事もあります。
ビニール手袋などを使用し素手で触らないようにしましょう。
事務用品コーナーなどで取り扱っている、指先用のサックもおすすめです♪
◆マスク
レジン液の種類によっては匂いがきつい物があったり、硬化時に気化ガスが発生し、これを吸うと人によってはめまいや頭痛などの症状がでるようです。
作業中は必ず換気を行ってください!
◆ピンセット、爪楊枝
作品に封入パーツを入れる時や、着色レジンを作る時に使います。
◆レジン用の土台
レジン液を流し込むための土台が必要となります。
レジン空枠、ミール皿、シリコンモールドなど用途や「どんな作品を作りたいか」によって使用する土台も異なります。
次の②の部分で土台について詳しく説明していきます♪
2.オススメのレジン土台
(紗や工房 商品番号 ap010206)
レジン台座 ドロップ小 ゴールド 16mm
https://www.sayakobo.com/?pid=146455789
このような底面があるミール皿のタイプは、裏面の処理を気にする必要もなく、淵から溢れないようにとにかくレジン液を入れるだけ!(笑)
初心者さんに特にオススメな簡単にレジンを楽しむ事が出来る土台の一つです♪
(紗や工房 商品番号 ap001367)
レジン空枠/懐中時計/スクエア/5個
約54mmx30mm
https://www.sayakobo.com/?pid=78720031
写真のような仕切りのないシンプルな空枠も初心者さんにおすすめです。
細かく仕切られた可愛い空枠もたくさん販売されていますが、初めてのレジンの際はシンプルな方が扱いやすいですよ^^
(紗や工房 商品番号 ap004736)
シリコンモールド【正方形(約25mm)クリア 1個】
https://www.sayakobo.com/?pid=114435966
こちらはシリコンモールドといい、このようにシンプルなものもあります♪
突起がある事によって作品を作った時に穴が開くようになっている優れものです。
穴を開けるのが難しいと思う方もいるかもしれませんが、このタイプのモールドは大変便利ですよ^^
この部分に金具を通す事で、簡単に作品に仕上げる事が出来ます♪
3.封入パーツはどうやって使うの?
封入パーツにも色々な種類があります。
キラキラのホログラムやラメだけでも種類が豊富で、どれにしようか見ているだけでもウキウキします♪
ドライフラワーや小さいチャームもレジンに入れる事が出来ます。
封入パーツはレジン用品の売り場や、ネイルコーナーで購入できますし、 もちろんネットでも沢山の封入パーツが販売されています♪
4.レジン作成時の失敗例
失敗1.レジン液の固まり
作業途中でレジンが固まってしまいました。
原因は窓からの紫外線です。
昼間に作業をしていると直接太陽が当たっていなくても、窓越しの太陽光で写真のようにレジンが硬化してしまいます。
太陽光だけでなく、ハンディライトや蛍光灯のわずかな光でも紫外線が出ているため、着色レジンなどを作業中にそのまま机の上に置いていると固まってしまう事もあります。
レジンでの失敗を防ぐには「紫外線からから遮断する」ことが重要です。
レジンを入れているパレットに、アルミホイルやお菓子の空き箱のような小さい箱をかぶせることで光が当たりにくく、失敗を未然に防ぐことができます。
オススメアイテムとして、紫外線をカットできるケースをご紹介します。
レジン液を先に出したり、また着色レジンが残ってしまった時などの保管にも便利です。
ジェルネイル用品のコーナーで販売されているので、気になる方はチェックしてみては?
失敗2.硬化後の気泡
レジンを試したことがある方は誰しも一度は経験したことがある失敗の一つではないでしょうか。
この原因としては、レジン液は硬化によって収縮するため、封入パーツの隙間に入っている空気が収縮によって押されて気泡として現れるからです。
作業の時にひと手間くわえる事で気泡による失敗も減らす事が可能です!
押し花などの封入パーツは作品に封入する前に先にレジン液を付けておきましょう。
予めレジン液をまんべんなく付けることで、花びらの重なった部分に気泡が入りにくくすることが重要です。
パーツだけを先に硬化してから封入する方法もあるので、やりやすい方法を試してみてください。
それでもレジン空枠で失敗してしまった時!
レジンは失敗したらやり直しがきかないイメージですが、物によっては資材の救出も可能です!
なんと、除光液に浸けること!
丸1日大きめの容器にドボンと浸けておくと、レジンが空枠から外れてくれますよ♪
※材料によってはメッキ剥がれや変色の可能性もあるので、様子を見ながら行ってくださいね♪
5.便利グッズ
右側のドライヤーのような形の物は「エンボスヒーター」といい、気泡を取り除く時に使います。
シリコンパレットと同調スティックは着色レジンを作る時に使います。
パレットはペーパーパレットも使えますし、クッキングシートやクリアファイルも代用品として使えます。
左側はネイル用のシリコン筆です。
同調スティックの代わりに着色レジンを作る際や、細かい部分の作業に使います。
エンボスヒーター以外は100円均一でも売っているので、消耗品として使うにはおすすめです♪
◆レジンクラフト材料:おすすめアイテム◆
シリーズの第一回目はレジンを始めるための基本や失敗しないコツをご紹介しましたがいかがでしたか?
おうち時間が増えているいま、オリジナルの作品を作ることができるレジンは知れば知るほど奥が深くて特にオススメです。
レシピ通りに同じ作業をしても、同じ作品が出来ないこともレジンの魅力の一つですね。
やってみたいけど難しそう…と思っている方もぜひ、封入パーツや便利グッズも活用しながらハンドメイドを楽しんでみてはいかかでしょうか。
作業中は換気や手袋など忘れずに!
次回予告
レジン初心者さんへ送る第二回目は
レジンの色の付け方についてご紹介予定です
1. レジンに色をつけてみよう!
2. レジンに色をつけられる材料とは
3. レジン着色時に起こりやすい失敗あるある
4. その失敗を防ぐにはどうしたらいいか
5. 着色したレジンでつくった作品をいくつか紹介
6. 何を使って作ったか
などなどを予定しています!
お楽しみに~♪
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