和風レジンアクセサリーで新年を迎えよう!和柄レジンレシピ【ハンドメイド無料レシピ】

あたたかい日が続いたかと思うと、急に寒気が流れ込んできて一気に冬らしくなりましたね。

こんな寒い日はコタツでホッと一息つきながらテレビを見たり、読書をしたり…

そして大掃除…の合間に少しレジンをしてみませんか?(笑)

実はこの季節のレジン作業はツライものもありますが、ストーブで暖めて閉め切った部屋を換気する大チャンスです!(笑)

レジン液を使用する間は換気をしっかりして、残りの仕上げ作業はコタツでポカポカゆっくりと一緒に楽しみましょう♪

今回は、和風レジンアクセサリーをご紹介します。



★用意するもの★

・ネイルシールやレジンフィルム
・使いたいチャームやホロ、ラメ、ビーズ、ブリオンなど
・作りたい物の土台(ミール皿やシリコンモールド、空枠など)
・爪楊枝、マスキングテープ
・長袖の時期は衣服にレジン液の付着や袖にパーツを引っかけたりしないようにアームカバーがあると便利です!

【その他必要な物ついてはこちらの記事にあります】

先に確認をしておくとスムーズに作業に入れると思います♪

レジン始める方の必需品&あったら便利なもの|比べてみた!3種類の着色方法【ハンドメイドの基礎知識】

窓を開けて換気の準備が出来たら早速作りましょう♪

【始める前に】

寒い時期はレジン液の粘度が高くなってボトルから出しにくかったり、ボトルから出すだけでたくさんの気泡が入る事があります。

使う前や作業の途中でボトルをドライヤーなどでサッと温めてあげると、レジン液を出しやすくなりますよ♪

ドライヤーはボトル周りをグルッと当てる程度で、長時間当てる必要はありません。

火傷に注意してくださいね!

和風レシピその1) 和柄ピアス

★作り方★

1.

まずマスキングテープで枠の底を作ります。

枠を貼りつけたマスキングテープは動かないように画像のように端を止めておくと作業がしやすいです♪

画像の下敷き代わりに使っているのは100円均一にも売っているシリコン製の印鑑マットです。(少し厚みのある物の方が硬化時に移動させる時に便利です)

マスキングテープをしっかり貼ったら薄くレジン液を伸ばして硬化します。

【ポイント】
レジン液を入れる前に空枠とマスキングテープの間に隙間がないかしっかり確認をしてください!

隙間があるとレジン液が流れ出てしまいます。

2.

レジン液を全体に薄く伸ばしてネイルシールやレジンフィルム、チャームなどお好きなパーツを配置して硬化します。

自分の好みのデザインになるまでレジン液とパーツを足しながら硬化を繰り返してくださいね♪

2~3回目の硬化が終わったらマスキングテープを剥がしておきましょう!

ずっと貼りっぱなしにしておくと、後で剥がれにくくなったりテープの糊が残ったりします。

マスキングテープを剥がした後の曇りは、レジン液を塗って硬化すると綺麗なクリアになります。

【ポイント】
マスキングテープを剥がす時はゆっくり剥がしてください。

一気に剥がすとせっかく作った底の部分から丸ごとレジンが抜けてしまう事があります。

剥がす時に覗いてみてテープにレジン液が付いている場合は、もう一度そっとテープを戻して再度硬化をしてください。

3.

最後の仕上げのぷっくり作業です♪

お好みの仕上がりになるまで何度かレジン液を全体に広げて硬化を繰り返します。

今回は裏面もぷっくりさせてみます♪

画像は硬化を3回ほど繰り返しました。

寒い時期はレジン液の粘度が高くなるおかげで、少ない回数でぷっくり作業が完成しますよ♪

最後の硬化は長めにする事をお勧めします。

4.

お好みのパーツを繋げてピアスの完成です!
もちろんイヤリングにも出来ます♪

和風レシピその2) 大人かんざし

★作り方★

1.

今回はお皿の付いた二本足の簪パーツを準備しました。

お皿の部分は下準備に黒のマニキュアを塗っています。

黒以外のカラーの簪を作る時は、お皿の部分を白で下地を作っておくとレジンのカラーが綺麗に映えますよ♪

2.

お皿の部分に黒に着色したレジン液を入れて一度硬化します。

透明のレジン液を入れてお好みのパーツを配置していきます。

画像は紫陽花のプリザーブドフラワーを入れています。

3.

更にレジン液とパーツを入れて硬化を繰り返します。

もちろん一度に全てのパーツを配置して硬化をする事も可能です!

レジン液を薄く入れて硬化を繰り返す事で、奥行きの表現が出来たり、デザインをゆっくり考えながら製作する事が出来ます。

【ポイント】
一度にパーツを入れてしまう際は、レジン液を入れすぎないように気を付けてくださいね!

たくさん入れてしまうと硬化前に配置したパーツが動いてしまって、硬化後はイメージと違うデザインが出来上がってしまう事があります。

4.

最後のぷっくり作業です♪
画像はレジン液を入れて硬化を3回ほど繰り返しました。

シックな和風簪の完成です♪
華やかにしたい時は下がりを準備するといいですよ!

画像の下がりはレジンで作った桜の花びらパーツと和柄の赤いビーズを使っています。

丸カンを簪の足に引っかけるだけの形にしているので、お出かけの場所や雰囲気に合わせて簡単にイメチェンが出来ます♪

ヘアピンなどに通せばお子さまや髪の短い方でも簡単にオシャレする事が出来ます♪

和風レシピその3) 帯留め

★作り方★

1.

作業の前にマスキングテープをペタペタしてモールドの小さな埃を取り除いておきましょう!

基本的にモールドの底面が作品の表となりますが、今回は底面がそのまま裏になるように作ります。

こうする事で、金具に取り付ける際にヤスリがけして裏面を平にする作業を省くことが出来ます♪

メインの色となるカラーをモールド全体に広げて硬化します。

【ポイント】
画像は黒を使用しています。このように濃い色を使用する際は硬化不良を防ぐために一度にレジン液を入れずに何度かに分けて硬化を繰り返します。

裏面からも硬化しておくと安心ですよ♪

2.

カラー部分が完成したら、透明なレジン液を入れてお好きなパーツの配置をしていきます。

3.

何度か硬化を繰り返して、お好みのデザインが完成したらモールドの淵までレジン液を入れてしっかり硬化します。

冷めたらモールドからゆっくりと取り出しましょう♪

取り出した際にモールドにレジン液が付いている時は裏面の硬化不足なので、モールドから外したまま未硬化部分を硬化させてくださいね!

【ポイント】
モールドの淵に付いたレジン液は硬化前に綿棒などでふき取っておくと、バリが出来ずに綺麗に仕上がります。

4.

仕上げのぷっくり作業の前に角を少し削ってあげます。(ネイル用のやすりで良いです)

料理で言う『面取り』をイメージすると分かりやすいです(笑)

このひと手間で角のない優しいイメージの作品に仕上がります♪

もちろん、削らずにそのままぷっくりさせてもいいですよ!お好みの仕上がりにしてくださいね!

5.

接着剤で金具を取り付けます。

接着剤は『金属』や『樹脂』にも使える多用途の物をお勧めします。

レジン液で接着も可能ですが、接着剤を使う事で時間はかかりますが丈夫な仕上がりになります。

接着剤の乾燥が終わったら、金具と作品の境目にレジン液を塗って硬化すると更に補強出来ます♪

接着剤はしっかり乾燥をさせてから次の作業に入るようにしてください。

種類によっては完全接着まで24時間必要な物もあるので、使用前にしっかり使い方を読んでくださいね!

6.

簪とお揃いの帯留めの完成です♪

和風レシピその4) 干支のイノシシでハンドメイド!

★作り方★

1.

今度は帯留めとは違い、モールドの底面が作品の表になります。

モールドの全体を覆うぐらいの量のレジン液を薄く伸ばして硬化します。

イノシシ(干支)のモールドは手芸店やネットで販売されています。

2.

全体に薄くレジン液を広げてお好みのシールやチャームを入れて硬化します。

【ポイント】
シールによっては裏面が白になって絵柄が見えない物があります。
表と裏をしっかり確認してから配置してくださいね!

3.

金色のミシン糸を短く切った物をランダムに入れます。

ブリオンも散らしてみました。パールやガラスビーズなどを入れても可愛いです♪

【参考】

糸を散らすのが難しい時は、このようなレジン封入用の物も手芸店やネットで売られています。

カラーもバリエーションがあり、糸くずが散らかる事がないのでお勧めです♪

4.

着色したレジン液をモールドいっぱいまで入れて硬化します。
画像はブラウンに着色したレジン液を使用しています。

パーツの影になっている部分などの未硬化を防ぐために、裏返してしっかり硬化しましょう!

5.

モールドから抜き取ってしっかり硬化が出来ている事を確認したら、最後のぷっくり作業です。

【ポイント】
モールドを使用した作品のぷっくり作業は一度にレジン液を入れると、端っこから流れて漏れてしまいます。

いちど作品の表面全体にレジン液を広げたら、硬化前に画像のように作品の真ん中あたりにレジン液をのせてあげると、初心者さんでもスムーズにぷっくり作業が出来ますよ♪

6.

ピンバイスで穴を開けて金具を差し込んでストラップ紐を付けたら完成です!

キーホルダーやファスナーチャームにしても可愛い大きさです♪

【参考】

和紙や折り紙を切り抜いて封入する事も出来ます。

画像で使っているものは、手芸店に売られている和紙ですが、100円均一などに売られている折り紙などを使っても可愛いですよ♪

和紙や折り紙を使うと一気に和風の作品になりますね♪

折り鶴をレジンで硬化して加工する事も出来ますので、チャレンジしてみてくださいね!

【補足】

レジンは何度も繰り返し作業をしていると「このモールドにはこれぐらいの量かな」と、だいたいの量が分かってくるので着色したレジン液が残ってしまう事も減ってきます。

カラーレジンを多く作ってしまって残った場合もあきらめないでくださいね!

画像のような紫外線カットケースに入れておけば保存できますよ♪

このケースはジェルネイル用として、100円均一にも売っています。

紫外線があたらなければ残ったレジン液は次の作品を作る時に使えます。

今回は和風レジン作品のご紹介をしましたが、いかがでしたか?

自分だけのオリジナルのアクセサリーや小物でオシャレをして、初詣に行くのも楽しめるかと思います♪

年末で忙しい時ではありますが、ホッと一息つく時に是非チャレンジしてみてくださいね!

どうぞよいお年をお迎えください。

■使ったもの(参考)■

(紗や工房 商品番号 ap002093)
【かんざしパーツ/丸皿付き・U字(約10cm)約5個】ゴールド

(紗や工房 商品番号 rcwag101)
Resin club(レジンクラブ)埋め込みレジンシール 和柄88×150mm

(紗や工房 商品番号 ap007444)
レジン枠 空枠 シンプル ラウンド 中20mm ゴールド 1個 1ヶ 約2cm

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