今年の夏のトレンドアイテム、「クリアバッグ」。
夏のお出かけには欠かせない、おしゃれアイテムです♪
こちらのクリアバッグは、中に入れる貴重品類などをインナーバッグに入れて目隠しして使うのが定番となっています。
今回は、そんなクリアバッグの中に入れるインナーバッグの作り方をご紹介します!
ミシンがなくても大丈夫ですよ。手縫いで簡単に作れちゃいます♪
透明のバッグですので、インナーバッグをどのようなものにするかで印象がガラッと変わります。
今回は、夏らしくカラフルでポップな柄の生地を使って作ってみました。
裁縫初心者の私ですが、気分が上がるような、見ていて楽しい生地をチョイスすることで、作っている間も楽しくハンドメイドすることができました♪
大人っぽいシックな雰囲気に仕上げたい方は、落ち着いた無地の生地で作っても素敵に仕上がりますよ♪
肝心なのは、自分が楽しく作れることと、出来上がった作品を持って出かけるとワクワクできること!
ぜひオリジナルのクリアバッグで楽しくお出かけしませんか?
では、さっそくハンドメイド初心者でも簡単に作れる、巾着タイプのインナーバッグの作り方をお伝えしていきます!
自分の好きな生地で、世界にひとつだけの夏バッグを作ってみませんか?
◆用意するもの
・お好きな生地 34×34㎝を2枚
・巾着用の紐 約80㎝を2本
・クリアバッグ
100円ショップで売っているマチ付きのもの(約21.5㎝×21.5㎝×12cm)
・まち針
・白糸
・ぬい針
・チャコペン
・メジャー
・布用はさみ
・手芸用はさみ
・定規
・メジャー
◆作り方
巾着の作り方をご説明していきます。
巾着の作り方
1.
まずは生地を用意します。アイロンをかけてしわを伸ばしておきましょう。
今回は、ダイソーで売っているクリアバッグのサイズに合わせて生地をカットしました。
クリアバッグのサイズは、約21.5㎝×21.5㎝×12cm(マチ付き)なので、ぴったり合わせるために、34×34㎝の生地2枚を縫い合わせて作っていきます。
生地は夏らしく、カラフルでポップな柄を選んでみました。
2.
生地を裏返して、チャコペンで目印の線を引いていきます。
写真のように、上から3㎝、23㎝、6㎝のところに定規でまっすぐ線を引きます。縫いしろは1㎝です。
3㎝の部分は、仕上げに紐を通すための通し口になります。6㎝の部分は巾着のマチになります。
また、高さを23㎝にしているのは、巾着の紐を閉めた時にクタッとバッグの中に沈むので、ビニールバッグの高さより長めにしています。
3.
では、実際に縫っていきましょう!
先ほどカットした2枚の生地を縫い合わせていきます。
表面を内側にして、まち針でずれないように止めていきます(これを中表といいます)。
縫いしろ1㎝のところを矢印の方向になみぬいで縫っていきます。
4.
今縫った部分が巾着の底になります。裏返すとこんな感じです。
模様の方向が上向きになるように縫いました。
ここで、さきほど印をつけた6㎝の部分にアイロンをかけて、しっかりと折り目をつけておきましょう。
折り目をつけた部分が巾着のマチになります。
5.
次に、巾着の横の部分を縫います。
まち針で動かないように止めてから、縫いしろ1㎝のところを矢印の方向になみぬいで縫っていきましょう。
縫い終わったら、反対側の横の部分も同じようにまち針で止めてから、なみぬいで縫いましょう。
6.
いよいよ巾着のマチ部分を作ります。
図のように三角に折り目をつけたら、まち針で動かないように止めます。
そして矢印の部分をなみぬいで縫っていきます。
ちょっと難しいですが、慎重に縫っていけば大丈夫ですよ。
多少ガタついても目立たないので気にせずに!
マチ部分を縫うときは、赤丸で囲ったように縫いしろ部分を開き、その上を縫っていくのがポイントです。
もしこの三角部分がパタパタして気になる場合は、縫い終わってから切ってしまっても構いませんよ。
7.
続いて、巾着の紐通し口になる部分を縫っていきます。
まち針で止めてから、矢印の方向になみぬいで縫いましょう。
このとき、下まで縫わずに大体8㎝ほど縫ったら玉止めして糸を切ってしまって大丈夫です。
反対側も同じように縫います。
8.
次に、生地を矢印の方向に2回折りたたんだら、まち針で止めます。
9.
矢印の方向へ、なみぬいで縫いましょう。
これで巾着の紐を通す部分が完成です。
10.
反対側も、7〜9の工程を繰り返して縫っていきます。
11.
生地を表に返してみましょう。
これで巾着の本体は完成です♪
仕上げ
ここからは、巾着に紐を通して仕上げを行います。
1.
約80㎝にカットした紐を2本用意します。
まず紐通し口の左側から紐を1本通して、右側の紐通し口から紐を差し込み、左方向へ通し、左側から抜きます。
このとき、紐通しを使うと簡単に通せますよ♪
2.
次にもう1本の紐を、今度は右側から通して左側の紐通し口から差し込み、右方向へ通し、右側から抜きます。
こうすることで2本の紐が交差します(紐を通すときは、左右の順番が逆でも大丈夫ですよ!)。
3.
最後に2本の紐を引っ張って両はしを結べば、巾着の完成です♪
◆ポイント
このままビニールバッグの中に巾着を入れると安定しないので、マチのサイズに合わせてカットした厚手のボール紙を巾着の底に入れてみました。
こうすることで巾着がビニールバッグの底の形状にぴったりフィットして、使いやすく、見栄えもよくなりました。
(即席で用意したためこのような紙になってしまいましたが、こだわりたい方は無地の厚紙などを使用してくださいね。)
さっそく、ビニールバッグにイン!
こちらは巾着の紐を閉めた状態です。
巾着を開けてみました!
巾着がビニールバッグにフィットして、柄の面積が広くなるので、雰囲気がだいぶ変わりますね♪
開けても閉めても好きなように使えるので、気分で使い分けてみてください♪
◆アレンジしよう♪
今回使用した生地が余ったので、こんな小さいポーチを作ってみました♪
家にある余ったハギレとファスナー、タッセルを使用して作りました。こちらも手縫いです。
ファスナー部分以外は巾着の作り方とほとんど変わらないので、生地が余ったらぜひ作ってみてくださいね。
巾着とおそろいで持ち歩くのも可愛いですよ!
ポーチに小物を入れることで巾着の中も整理整頓できますね♪
オリジナルのクリアバッグで夏を楽しもう!
いかがでしたか?
今回は、100円ショップで売っているクリアバッグをハンドメイドでアレンジする方法をご紹介してきました。
今回作り方をご紹介した巾着は、初心者でも簡単に手縫いで作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください!
自分好みの生地で、パッチワーク風にしたり、スパンコールを縫い付けてみたりと、色々とアレンジしてみるのもおすすめです。
また、余った生地でポーチを作るなど、生地を有効活用してみてはいかがでしょうか。同じ柄の生地で揃えると統一感も出ますし、おしゃれ感も増しますよ♪
夏のお出かけにぴったりなクリアバッグ。
今回の記事を参考に、ぜひ手作りしてみてはいかがでしょうか。
オリジナルのクリアバッグで、残り少ない夏を思いっきり楽しみましょう♪
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こちらの記事では、ポーチの作り方を紹介しています!
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