ビーズクロッシェでブレスレット!ビーズでかぎ編み♪夏ブレスレシピ【ハンドメイド基礎知識】

だんだん薄着の季節が近づいてきましたね。露出も増え、アクセサリーが映えて楽しめる季節でもあります。

冬場はあまり使わないけれどこれからの季節に大活躍してくれるのがブレスレットやアンクレット。

ファッションとしてはもちろん、手首や足首につけることで細見えする効果もあるのでたくさん持っている方も多いのではないでしょうか?

自分好みに普通に作るのも良いですが、一手間加えてビーズクロッシェで作ってみませんか?
編むことでニュアンスがでて少し個性的な仕上がりになります。

素材を選べば金属アレルギーの方でも使えるブレスレットです。
今回もかぎ針編みの「刺して、引っ掛けて、引き抜く」の3つの基本動作で作っていきましょう。

かぎ針編みは鎖編みと引き抜き編みだけなので慣れたら一つあたり1時間以内で出来上がりますよ。



◆準備するもの

・ビーズ
準備した糸が通る穴を持つビーズを選びます。
大きさはお好みのもので構いませんが、形はナツメ型や縦穴のしずく型よりも丸や平べったいもの、横穴のものが編みやすいと思います。

今回は夏に向けて6mmのウッドビーズ、ガラスのドロップビーズ、さざれの人工トルコ石を準備しました。

・糸
レース糸や刺繍糸、テグス、ワックスコードなどかぎ針で編めるものならどのようなものでもOKです。

使うビーズの穴が通ることを確認してください。
ラメ糸の入ったものも素敵ですが、肌質によっては肌を傷めてしまうこともあるので、使用の際は注意してくださいね。

今回は0.8mmのワックスコードを使いました。

・留め具
ボタンや引き輪、ナスカンなど。今回はボタンを留め具として使います。

・ハサミ

・かぎ針(レース針)
準備した糸が編みやすいものを用意してください。

あると便利なもの

・ビーズ通し
糸にビーズを通す時に使います。ない場合は細いワイヤーを半分に折ったもので代用できます。

・ビーズマット
ビーズの転がり防止に。

・接着剤(ほつれ止め)
刺繍糸など滑りやすい糸を使った場合、結び目を固定するときに使います。

◆作り方

1.糸にビーズを通します。

ビーズ通し(ワイヤー)に糸をつけて通します。ビーズを通す順番に決まりはありません。
3種類のビーズをバランスよくランダムに通すもよし、規則性を持って通すもよしです。

写真は3種類のビーズを規則的に通しています。

糸に通すビーズの数は余るくらいの方が安心です。

【ポイント】
手首周りを一周させるサイズであれば手首周り1周半ぶんの長さのビーズを通しておけば十分です。

2.早速編んでいきましょう。

かぎ針編みの基本姿勢です。糸端を10cmくらい残して左手に写真のように糸をかけて持ちます。
右手にかぎ針を持ちます。(左利きの方は左右が逆になります。)

3. 最初の作り目をします

かぎ針を糸の後ろから手前に一回転させます。(【1】、【2】)

糸の交差した部分を左手の親指で押さえます。(【3】、【4】)

そのまま糸を手前から奥に向かって引っ掛けて引き抜きます。(【5】〜【7】)

4. 鎖編みにビーズを編み込んでいきます。

ビーズを編み目の根元まで引き寄せます。(【8】)

ビーズの先を手前から奥に引っ掛けて引き抜きます。(【9】、【10】)

ポイント

編む時に引き締めて編むと編み目が詰まって波打ったような仕上がりになります(写真上)。
逆にゆるく編むと全体がまっすぐに仕上がります(写真下)。
お好みの力加減で編んでみてくださいね。

5. 最後まで編む

工程4を繰り返し、腕周り一周する長さになるまで編みます。(【11】〜【14】)

6. 留め具部分を作る。

留め具になる部分を作ります。編み終えたらビーズを編みこまずにそのまま鎖編みを続けます。(【15】)

編む長さは半分にしたときに留め具として使うボタンが通る長さです。(【16】)

鎖編みには表と裏があり、三つ編みが並んでいるように見えるのが表です。

最初に編んだ鎖編みの裏(赤い丸で囲んだ部分)にかぎ針を差し込みます。(【17】〜【19】)

そのまま内側から糸を引っ掛けてかぎ針にかかっている二本のループを一度に引き抜きます。(【20】〜【22】)

糸を10cmくらい残して切ります。そのまま糸端が抜けるまでかぎ針を引っ張ります。(【23】、【24】)

余った糸を根元に結びつけます。

後ろから手前に向かって一回転させた時にできる輪に糸端を入れ込み引き締めます。(【25】〜【27】)

これをもう一度繰り返し2回結びます。適宜接着剤で結び目を固定して2mmくらい糸を残して切ります。(【28】)

最初の編み始めで残しておいた糸にボタンを根元まで通します。(【29】、【30】)

4つ穴ボタンの場合はさらに穴に糸を通します。(【31】)

先ほどと同様、根元に巻きつけるように2回結んで糸を切ります。(【32】〜【34】)

完成です!

◆アレンジしよう!

フェミニンテイストにも!

ワックスコードを#40のレース糸に、ビーズを全てガラスビーズにして編むと一気にフェミニンなブレスレットに仕上がります。

アレンジ:留め金具を使ってみよう

留め具に金具を使用して作ることもできます。

◆準備するもの

・ボールチップ

・つぶし玉

・ダルマカン・ダルマチップ…このほかナスカンやアジャスターなどお好みのものをご準備ください。

・平ヤットコ

・指カン

◆作り方

本体部分を作り終えたらダルマチップ→つぶし玉の順に通します。(【35】)

つぶし玉にもう一度糸を通し(【36】)、根元でつぶし玉をしっかりと潰します。(【37】)

余分な糸を切り、つぶし玉から糸が抜けないように接着剤を付けてダルマチップを閉じます。(【38】〜【40】)

ダルマチップに引き輪をつけます。(【41】〜【43】)

反対側も同様にダルマチップとつぶし玉で処理し、ダルマカンをつけます。(【44】)

アレンジ:ビーズで留め具を作ろう!

こちらは留め具をビーズで作る方法です。

◆準備するもの

・大き目のビーズ…留め具にするので大きいものをご準備ください。こちらは8mmのガラスパールです。

・丸大ビーズ

◆作り方

写真【45】のようにビーズを通します。

糸をパールビーズのみに通し戻します。(【46】)

緩まないように2回結びます。(【47】、【48】)

さらに根元の丸大ビーズ3個に通し戻して根元で緩みのないように2回結びます。

結んだら余分な糸を切り、接着剤で結び目を固めます。(【49】)

反対側は丸大ビーズのみを通します。通す個数は留め具とする大きいビーズがギリギリ通る個数+3個です。(【50】)

根元の3個を残してもう一度通して円状にします。(【51】)

根元の一つに糸を通しそこで2回結びます。(【52】〜【54】)

結んだら余分な糸を切り、接着剤で結び目を固めます。(【55】)

さらに2個通し戻して2回結びます。(【56】)

余分な糸を切り結び目を接着剤で固めます。(【57】)

長く編めばネックレスに!

長く編めばネックレスにもなります。
それを腕や足首に巻きつければブレスレットやアンクレットとしても活用できますよ!

ブレスレットは単独で着けてもたくさん着けても楽しめるアクセサリーです。
使う糸やビーズで様々な表情を見せてくれるのがビーズクロッシェ。

色々な材料を組み合わせてお気に入りの一つを作ってみてくださいね!

◆使ったもの(参考)

紗や工房 商品番号:ap004729

紗や工房 商品番号:ap002733

 

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▼夏に可愛い!ビーズシュシュを作ろう!ビーズクロッシェのやり方、ビーズでかぎ針編みレシピ

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