何かと手持ちが多い女子!
細かいものが沢山あるので、かばんの中などで迷子になったりしませんか?
そこで、自分の好みで簡単ポーチを作ってはいかがでしょうか。
小物の整理整頓に使えますよ。
このページではミシンを使ってつくりますが
目次
布の端処理(端ミシン)をしなくていいポーチの作り方を紹介します。
端ミシンをしないので、手縫いでも簡単に作れますよ。
1.必要な材料
『できあがり寸法ヨコ15cm×タテ12cmの場合』
・ポーチにしたい生地(必要寸法17cm×68cm)
・プラスナップ1組(今回は12mmを使用しました)
今回はポーチ本体の大きさがヨコ15cm×タテ12cmとします。
ふたは本体より少し短くなるようにしています。
2.作り方
1)
ポーチにしたい生地を裁断しましょう。
短手方向17cm、長手方向68cmになるように生地を裁断します。
【Point!】柄の上下のないものを選びましょう。
柄に上下があるような生地の場合、生地を切り替える必要があります。
切り替えても難しくはないので、是非チャレンジしてみてください!
【Point!】工程の都度にアイロンをかけておくと、仕上がりに違いがでます!
2)
縫うための下準備をしましょう。
ポーチを縫う前に下準備をします。
順に折り曲げていきましょう。
2)-①
生地を表が上にして置いて、24cmのところで折り曲げます。
2)-②
①で折った部分を半分(左端から12cm)のところで折り返しましょう。
2)-③
最後に半分に(端から22cm)のところで折り返しましょう。
折り終わるとこのようになります。
真横から見ると、このように折れていると思います。
【Point!】
ここでもきちんとアイロンをかけておきましょう!これで縫う前の下準備は完了です。
3)早速、ミシンで縫いましょう。
生地の端から1cm内側を直線ミシンで縫います。(赤線部分)
【Point!】縫いはじめと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
糸は生地に合わせて選びましょう。
▼今回はわかりやすいように色を濃いものに変えて縫っています。
ミシンではなく手縫いの場合
本返し縫い(ひと針ずつ返しながら針目の間をあけずに縫う縫い方)か半返し縫い(ひと針進んで半針返しながら縫う縫い方)で縫ってください。
並縫いですと強度が不足してしまうおそれがあります。
4)角を落としましょう。
【Point!】縫ったところを切らないように角を切りましょう。
表に返したときに生地の厚みを少し減らすことができ、形が整いやすくなります。
5)表に返しましょう。
隙間から生地をひっくり返しましょう。
こうして順に引き出していきます。
ポーチに近い形になってきました。
ですが、これではまだ不十分です。
まだ、もう1ヶ所隙間からひっくり返しましょう。
これで表に返す作業は終わりです
【Point!】表に返し終わったら形を整えてアイロンをかけておきましょう。
【Point!】角はリッパーを使うと便利です。
リッパーや針の先などを使って角を出します。
ただし、やりすぎると生地を切ってしまう恐れがありますので、加減をお願いします。
6)プラスナップを取り付けましょう。
①ふたになる側のトップがくる位置を決めましょう。今回は生地の中心でふたのから1.5cmの場所に取り付けます。
プラスナップのページで説明した手順にて取り付けていきます。
↓ ↓
【ハンドメイドの基礎知識】プラスナップボタン・ハンドプライヤーの使い方・コツ・レシピ
①
しるしをつけて、目打ちで穴をあけます。
②
トップをさして、バネ(凹部品)を取り付けます。
ふたの部分のプラスナップがつけ終わりました。
続いて、ふたを受ける部分のプラスナップを取り付けましょう。
今回は受ける部分の下から4cm(ふたをしてぴったり)の位置に取り付けます。
①
しるしをつけ、目打ちで穴をあけます。
②
トップをさして、ゲンコ(凸部品)を取り付けます。
【Point!】受ける側(本体)は、トップが裏側になります。
これでプラスナップの取り付けが完了しました。
ふたを開け閉めしてみて、スナップの取り付け具合を確認してくださいね。
プラスナップのバネとゲンコの取り付けの上下ですが、
今回はバネが上、ゲンコが下としました。
一般的にはこの関係性が多いのですが、取り付けるものによっては上下が逆となっているものもあります。
難しく考えずに、ご自分で取り外しのしやすいように取り付けてください。
これでポーチの完成です。
このポーチの作り方ですが、アレンジ次第でいろいろな用途に使えます。
大きさを変えてペンケースやめがねケース。
折り方を変えてティッシュケースやお子さまの移動ポケットなどなど・・・。
いろいろなバリエーションを楽しむことができますよ。
スナップボタンのトップ部分にワンポイント
別の生地を使ってくるみボタン風にもできますし、
ネイルに使うシールやデコストーン、小さめの柄の転写シールなどを使ってアレンジもできます。
ただ、シールの場合は使い方によってははがれやすいので注意してくださいね。
レースや布タグ、プリントテープ、チロルテープなどをつけてオリジナル感を!
※紗や工房 商品番号:hm000213
今回はプラスナップを使用しましたが、代わりにマジックテープや縫い付けタイプのスナップボタンを使うこともできます。
マジックテープの場合は下準備で折るときにあらかじめ位置を決めてつけておく必要があります。
本体前のオモテ・ウラとなる場所を山折りで折り、
あらかじめ受けとなるマジックテープを縫い付けておきましょう。
ご自分の好みに合わせていろいろと試してみてくださいね。
今回使ったパーツご紹介
・プラスチックスナップボタン(T-5)30組(12mm/ライトブルー)
※紗や工房 商品番号:hm000142
プラスナップにもいろいろな色や大きさがあります。
使用する生地によって、使い分けてくださいね!
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