【ハンドメイドの基礎知識】接着剤の種類と選び方と接着剤の特徴とその違い


接着剤の種類と選び方と接着剤の特徴とその違い

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ハンドメイドをしていれば、なにかとお世話になる接着剤!
接着剤をうまく使えれば作品の幅が広がること間違いなし!
そんな「接着剤」どう選んだらいいのかわからない?!

今回はハンドメイドアクセサリーの製作に使う「接着剤」について、接着剤の種類と選び方と接着剤の特徴とその違い等をご紹介していきたいと思います。

1.接着剤とは


接着剤は、その名の通り物と物を接着するための薬剤です。
500種類以上もあるといわれる接着剤ですが、なぜ物と物が接着できるのかという接着の原理については、未だ不明な点が多いのだそうです。

機械的接合説、化学結合説、分極説などいくつかの仮説が提唱されていますが、
実際の接着にはこれらの機構が複雑に絡み合って生じていると考えられ、未だ統一された定説は無いのだとか。

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それにも関わらず、日々、様々な種類が開発され、世の中のあちこちで活躍している接着剤。
お店に並んでいる接着剤は、多くの方の試行錯誤の賜物なのですね…。

適当に使っては、くっつかない!と自分勝手なことを思っていましたが、
説明をよく読み適切に利用しなくてはと改めて思わされます。

2.接着剤の種類と特徴

種類の多い接着剤ですが、組成からは無機系と有機系に大別できます。
日常で使用する接着剤の多くは後者です。

有機系接着剤は天然系と合成系に分かれます。
ハンドメイドで一般的に使用されるのはこの合成系です。

さらに、合成系接着剤は、熱可塑性樹脂系、熱硬化性樹脂系、エラストマー(弾性体)系の3つに分類されます。

それでは、このハンドメイドでよく使われる3つの合成系接着剤の特徴と代表的な商品を見ていきましょう!

~熱可塑性樹脂系接着剤~

熱をくわえると柔らかくなる、比較的短い繊維上の構造をした接着剤です。繊維状なので硬化しても、次に紹介する網目状の熱硬化性に比べる、あまりカチカチにはなりません。

○酢酸ビニル樹脂系 木工用ボンドなど

成分の約50%が水分の接着剤で、速乾性タイプは水分が少なくなっています。
水に溶かして使用することもでき、乾くと透明になるため、使いやすいのが特徴。

木工品、布、紙の接着に最適です。

水分が揮発することで硬化(接着)するので、温度によって接着に要する時間は変わってきます。
一般的には2~6時間の静置が必要で、完全接着には24時間ほど。

ただし、硬化後も水にぬれると軟化するので注意しましょう。

○エチレン酢酸ビニル樹脂系(ホットメルト) グルーガンなど
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ハンドメイド好きにはお馴染みのグルーガンも接着剤の一つです。

専用の器具(グルーガン)でグルースティック(スティック状の合成樹脂)を溶かし、樹脂が冷えて固まることで接着します。
接着力は強くないものの、木材・紙・布・皮・プラスチック・金属・ガラスなど素材を選ばない上、手軽に使用できるメリットがあります。
またわずか20~30秒で硬化するため、仮止めに便利です。

グルーガン・スティックとも、ホームセンターや100円均一でも簡単に購入できるほど人気です。
使い勝手の良さがうかがえますね。

○アクリル樹脂系 アロンα・瞬間接着剤など

いわゆる瞬間接着剤などがこれにあたります。
空気中の水分と反応し、数秒で接着します。
ガラス、金属、陶磁器、プラスチックなど硬質な材料の接着に最適です。
引っ張る力にはとても強いですが、ひねる力には弱い特徴があります。

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接着時間が短いため非常に便利な反面、油断すると指がくっつく事態が起きやすいので注意しましょう(本当にぴたっとくっつきます)。
くっついてしまった場合は、慌てずに、ぬるま湯(40℃ぐらい)のお湯に指をつけると徐々にはがれますよ(はがれましたよ)。

~熱硬化性樹脂系接着剤~

熱や化学反応により硬化が進むタイプの接着剤です。
硬化した後の構造は複雑な網目状なので、熱可塑性樹脂系接着剤とくらべる硬く、一度固まると元には戻りません。

○エポキシ樹脂系 Eセットなど

主剤と硬化剤を混ぜ合わせて使用する接着剤です。
混ぜ合わせる手間がかかりますが、接着力は非常に強く、使用できる材料も幅広いといった特徴があります。
商品により、5~90分と硬化時間にバリエーションがあります。
溶剤が揮発して(乾いて)硬化するタイプではないため、あまり縮まず、UVレジンのように充填目的にも使えます。

~エラストマー(弾性体)系接着剤~

ラトマー(ゴム)分子のところどころが、橋かけされているような構造になっています。
硬化後もカチカチにならず、ゴム状です。

○シリル化ウレタン樹脂系 ウルトラ多用途Sなど

水や衝撃にも強いうえ、金属、ガラス、石、木材、硬質プラスチック、軟質塩化ビニル、合成ゴム、皮革、布、など幅広い材料に使用できます。
硬化後もカチカチに固まらず弾力のあるゴム状を保持し、透明度も高いため、手芸店やビーズショップでも良く見かける汎用性の高い接着剤です。

3.接着剤の使い方

ハンドメイドをしている人にとっては、商品郵送中に起こりやすいパーツの剥離は気になるところ。
このような事態を未然に防ぐには、材料にあった適切な接着剤を選ぶことはもちろんですが、事前の準備や塗布方法で改善を期待することができます。

ここでは、よりしっかりと接着するための基本的な使用方法と手順をご紹介します。
実際には各商品の取り扱い説明書にしたがって利用してくださいね。

3.1接着面の処理

~水分、ゴミ、油脂の除去~

接着面のコンディションは接着材のパフォーマンスを左右する重要な要素です。
表面についた異物は接着不良の原因になるため、きれいに取り除いておきましょう!

油分は、コットンにアルコールを染み込ませれば、拭き取れます。

~表面の前処理~

●アルミ
ハンドメイドで良く使用するアルミワイヤーは接着が難しい素材の代表格。

アルミやその合金類は、難接着素材(ナイロンやシリコーンゴム)専用の接着剤(セメダインPPXなど)を使用することが大切ですが、
酸につけ、表面に酸化皮膜をつくってから使用すると良く接着できます。

また、表面をヤスリがけしてすこしざらざらにしておくだけでも、接着力を強化できるようです。

●メッキ面:クロム、ユニクロ、スズ、亜鉛など

サビ防止にクロムメッキになっているビーズパーツも時折見かけます。
こういったメッキパーツを接着するときは接着面のメッキ部分をはがすか、サンドペーパー(紙やすり)で研磨をしておくと接着力が強化されますよ。

3.2塗布方法

接着面全体に、均一に薄く塗るのがポイントです。瞬間接着剤を例に取り説明します。



接着面に瞬間接着剤を滴下します。

使用量は商品説明に従いましょう。量が多いほどよく接着できるわけではありません!
むしろ、接着不良の原因となるので注意しましょう。


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貼り合わせたいもので、押し広げながら接着します。

接着剤の先端で塗り広げると、接着剤の口元が詰まり次回使いたい時に使えない原因になるので注意しましょう!

3.3硬化

商品説明書に従い、規定の時間手を触れずにそっと置いておきましましょう。

【POINT!】
エポキシ樹脂系接着剤(2剤混合タイプ)に記載されている硬化時間、5・30・90分などは「固まり始める時間」という事ですので注意してくださいね。

商品にもよりますが、完全接着にはだいたい24時間かかります。
完全に接着できるまでは、そっとしておいてあげることで、接着効果は高まります。

4.接着剤はこんな風にも使える!

~レジンの代わりに~

2剤混合タイプのエポキシ樹脂系を使えば、レジン風のアクセサリーも作れます。

作り方はとても簡単。

小さなマチ付きの袋内で混合し、ホイップクリームでケーキをデコレーションする感覚でプレートやフレームにのせるだけ。
中途半端に余った接着剤を持て余している場合におすすめです。

5.接着剤の代用品

~UVレジン~

レジンアクセサリー用の充填剤として使用しているUVレジンも接着材として使用することができます。

使い方は簡単。

接着剤の要領で塗布し、UVライトに当てて硬化させるだけ。UVライトがない場合は太陽光でも大丈夫です。
中途半端に余ったレジンも、捨てずに接着剤として活用しちゃいましょう!

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