【ハンドメイドの基礎知識】 2重カンの使い方・コツ・レシピ


2重カンの使い方

2重マルカン

このページでは2重カンの使い方や種類、2重カンを使った作品などを紹介しています。

1.二重丸カンとは

二重丸カンはその名の通り、二重になっている丸カンです。単に“二重カン”とも呼ばれます。
英語圏では“Split Rings”もしくは“Double Loop Split Rings”という名前で販売されています。

“Split”は(縦に)裂けるという意味があります。言われてみれば、太い丸カンが裂けているような形にも見えますね。

2重カン

どんな時に2重カンを使うの?


頻繁に使われる丸カンではなく、敢えて二重丸カンが選ばれるのはどんなときでしょうか?

●普通の丸カンの弱点●
1.引っ張る力に弱く、少しでも隙間ができてしまうと連結がはずれてしまうこと。

このような特性があるので、
キーホルダー、ストラップ、イヤホンジャック、ファスナーチャームといった強度を必要とする小物には丸カンは不向きです。
なので、上記の小物を作成する際には主に二重丸カンや線径の太い丸カンが使われています。

IMG_8559
引っ張って使うことが主なファスナーには断然二重丸カンをおすすめします。

また、カンが伸びてしまう可能性がある重量感のあるチャーム、少しの隙間で落ちてしまうような薄いメタルパーツを使う際にも二重丸カンは有効となります。

2重丸カンが不向きな場面は?


デザイン的な観点からの場合が多いですが、キラキラしたビーズがついた華奢なネックレス、クールな印象でまとめたいイヤリング…など、目立つ場所に二重丸カンを使うと、ちょっと野暮ったい感じになってしまうことがあります。

IMG_8567

上記のピアスは
左が丸カン、右が2重丸カンです。

IMG_8567 (2)

このパーツはとても薄いので
外れないようにする場合は2重カンを選んだ方がいいですが
デザインのイメージも変わりますね。

より左側、二重カンを使用している方が重厚感が出ていますが、
カンの存在も目立ってきます。

また、二重丸カンはその形状から、肌に当たると小さなひっかき傷が出来てしまうことがある、服や髪に絡まりやすいという欠点があります。

用途や強度、デザイン性を考慮して、適している方を選択しましょう。

2.二重丸カンの種類

2重カンゴールド

二重丸カンの大きさは、直径と線径で表されます。

色はゴールド、シルバー、金古美、白銀、銅など。材質はメッキが主流ですが、ゴールドフィルド、ステンレス製、チタン製のものもあります。使用する他の材料と色味が合うように選びましょう。

さらに、二重丸カンの二重部分の長さが商品によって違うことがあります。ほぼきっちり二重になっているものから、
多くは半二重マルカンと呼ばれる、二重の部分もあるけどほとんど丸カンのようなものまでさまざまです。

ご想像通り、これで強度が変わってくるので、丈夫なものを作りたい時にはしっかりと確認したいポイントです。

ストラップ

3.二重丸カンの使い方

二重丸カンは、カンの割れ目を広げて隙間を作り、パーツやチャームなどを通して使います。キーリングに鍵を通すような感覚です。

キーリング

どんな方法であれ、カンの割れ目さえ広げられれば二重丸カンは簡単に使えます。でも、それがなかなか難しいところなのです。
イヤホンジャックのような厚みのあるものに通す時は、特に大きく広げないといけません。

イヤホンジャック

ヤットコでも広げることは可能ですが、カンが硬かったり、滑りやすかったりと難儀です。時々、自分の爪を使って広げようとされる方もいますが、爪がボロボロになってしまうのでおすすめしません。食い込んで痛いですよ…。
また、なんとか広げて少しだけ出来た隙間に無理矢理何かを通そうとすると良くありません。カンそのものにも、通したいものにも傷がついてしまいますし、塗装が剥がれたり、カンが変形して使えなくなったりすることもあります。

やはり一番のおすすめは、専用の工具を使うことです。“スプリットリングプライヤー”などの名称で販売されています。かぎ爪がついたヤットコのような形の工具で、これを使えば安全に、楽に二重丸カンを扱えるようになります。

4.二重丸カンの代用品

・丸カン、Cカン、三角カンなどカン類全般
代用品として使えますが、二重丸カンに比べて強度が低下する可能性があります。

・キーリング
二重丸カンよりサイズが大きいものが多いので、代用できる場面は限られます。
こんな可愛いデザインもあります♪

ハート型 2重カン

以上、二重丸カンについてでした!

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